goo blog サービス終了のお知らせ 

モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

ミズバショウの終わった大場谷地は?(2010年6月15日)

2022年06月30日 | 八幡平

大場谷地はミズバショウが咲く五月下旬にはよく来るが、
その後はパタッと来なくなる。
どうなったか確認しようと思い、6月15日に訪ねてみた。

半月前(こちら)に較べると、随分と緑が濃くなっていた。







ミズバショウもリュウキンカもほとんど終了。




今、湿原で旺盛に生育しているのは・・・




コバイケイソウだった。

 
                                            ミツバオウレン

 

ミツバオウレンは三つ葉がうまく撮れていないので、図鑑写真としては失格。  

瑞々しい緑にびっしり覆われた処もあれば、まだ枯れたままの処もあった。
枯草の間には、小さなコバルトの花が。




タテヤマリンドウだ。







水浸しの泥地では・・・

ミズバショウの葉とミツガシワの花



ギボウシの芽吹きの間から、何やら褐色の穂が突き出してる。

 


ワタスゲの古くなった花と言うことは、

もう少ししたら、こんなふうになるかも・・・

2009年7月上旬






この二枚は昨年7月上旬に撮ったもの。
この年はワタスゲが異常なほどにみごとだった(詳細はこちら)。

今年はどうだろう。

エゾノリュウキンカと・・・
 

                                         ツルキツネノボタン

ツルキツネノボタンは地味な野草だが、そうやたらとお目にかかれるわけではない。

私自身は八幡平と焼石岳でしか見たことがない。




上写真の白いアブラナ科は何だろう。
丈は5~10センチ。アイヌワサビにしては、小さすぎる。エゾワサビだろうか。

今回の写真では、根生葉の状態がさっぱりわからないが、
ひとまずエゾワサビとしておこう。

 



右上のスミレはミヤマツボスミレとしておく。


帰り道から。バックは焼山火山。



以上。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年、男鹿ラン紀行(6月13... | トップ | 雨中の庭花(2022年6月30日) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ミルク)
2022-06-30 15:43:42
こんにちは。
ここは、クマが多い場所で、春に行った人が、
ロープが張ってあり、入れなかったとか。
時期が過ぎれば、入ること出来るのですね。

「タテヤマリンドウ」 ここに咲いているんですか。
珍しいですね。
それにしても、お花の博士です。詳しいですね。
返信する
ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2022-06-30 16:05:03
コメントありがとうございます。
大場谷地ですが、本記録は2010年に行ったときのものです。
私の記憶では、2017年、近くの山林で人食い熊が現れ、山菜(笹竹)取りの女性が犠牲になり、
確かその翌年あたりから立ち入り禁止となりました。
したがって、私自身も大場谷地に行ったのは、
2017年5月が最終となりました。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/773793402468aff4f2149146186b0dd0
ここは春のミズバショウやエゾノリュウキンカのみならず、
初夏のニッコウキスゲやコバイケイソウ、レンゲツツジ、ワタスゲ、
真夏はクロバナロウゲ・・・と湿原植物の宝庫なんですが、
立ち入り出来ないのは実に残念なことです。
返信する

コメントを投稿

八幡平」カテゴリの最新記事