(本頁は「鳥海山草紅葉紀行・前編」の続きです。)
鳥の海分岐から坂道を下り、蛇石流れと言う名の涸れ川を渡ると、千畳ヶ原が始まる。
入口付近の眺め
ロング&ワインディング木道を登り詰めると、原の中心部(二の滝T字分岐)が見えて来る。
原の中心部から見た草紅葉(二の滝T字分岐)
振り返ると笙ヶ岳。
扇子森方面を望む。
原の中心部付近から見た鳥海山。
草紅葉の状況はまだらだった。一昨年(こちら)と較べると、まだ物足りない感じ。
今回はよく焼けている場所ばかりピックアップしている。
参考マップ
原を更に進むと・・・
千畳ヶ原。バックは月山森。
千畳ヶ原。特に色が濃くなった部分。
千畳ヶ原最奥の地。奥の急斜面の渓谷は幸治郎沢。今回はここで引き返す。
帰り道で見た風景。
モフモフな箇所。
千畳ヶ原の帰り道では、扇子森と鳥の海の二火山斜面を150m超登り返す必要がある。
これから登り返す扇子森を眺める。
同じ地点から千畳ヶ原を振り返る。
登る途中、見えた不思議な凸凹地形。
モフモフモコモコ、モーグル会場の瘤のようだ。
この凸凹、木星の表面の模様にも見えて来た。
千畳ヶ原の帰り道では、鳥の海(鳥海湖)の畔を掠める。
今年、ここを通るのは二度目だが、夏場に較べると、だいぶ水量が減っていた。
鳥の海(鳥海湖)。御浜方面を望む。
扇子森の溶岩ドームを望む。手前の水たまりは孫の海?
鳥の海からの帰り道で見た笙ヶ岳。
帰り道で見た鳥海山いろいろ。
長坂道T字分岐から鳥海山本体と鍋森
鍋森
鉾立展望台から奈曾渓谷と鳥海山本体を望む。
鉾立展望台から鳥海山本体を望む。
鉾立展望台から稲倉岳を望む。
以上。
鳥海山は近場なのでよく行きますが、
最近は年齢で脚力が衰えたため、山頂には行かず、
中腹にある穴場(景勝地)を訪ねることが多くなりました。
千畳ヶ原はそのひとつです。
この草原は夏にも行きますが、やはり秋の草紅葉の時期が好いです。
今年の東北の山はどこも紅葉がいまひとつ
(八月の大雨とその後の高温が原因と思われます)でしたが、
ここの草紅葉は見応えありました。
ここで足が止まって暫く先に進めなそうです。
鳥海山は登りましたがこんな景色が広がっていたとは知りませんでした。
言葉もありません。
不思議な凸凹地形の正体は何でしょうね。
鳥海山の山体の多くは安山岩の溶岩で出来ていると聞きました。
特に東側(祓川や百宅側)の山体は溶岩のうねりが顕著なため、
その地形を反映して、初夏には独特なまだら模様の残雪になると聞きました。
こちら西側も溶岩だと思いますが、凸凹がとても細かいですね。
鳥海山の地形にはいろいろ不思議なものが多くあります。
黄金色の絨毯がすごいです。
<不思議な凸凹地形>面白いですね。溶岩流?
素敵な風景を見せていただきました。
ありがとうございます。