(本頁は「ある花を見たくて晩夏の(鳥海山)千畳ヶ原へ。」の続きです。)
千畳ヶ原からの帰途、新しい滝を見つけた。
場所は鳥の海から千畳ヶ原に下る途中に渡る蛇石流れ(じゃいしながれ)。
千畳ヶ原から扇子森方面を望むと麓に小さく白い縦筋が見えた。
蛇石流れの渡渉点から望む。 更に近づく。
正面から。
滝の落差は10m程度とちっこいが、堂々としている。
今まで何度も通っているのに何故気付かなかったんだろう。
たぶん17日までの長雨で蛇石流れの水量が増え、一時的に見えるようになったものと推測した。
蛇石流れの更に上流にも滝が現れていた。
帰りに掠めた鳥の海だが、今回は水の色がいつもと違っていた。
濃いブルーとグリーン。
前者は天空の色を反映したものだが、後者は水底の草の色のようだ。
こんな高所の火口湖に水草は生えないので、これはイワイチョウやシロバナトウウチソウなどの高山植物の葉だ(以前、調査済み)。
先の新しい滝と同様、長雨の影響で
湖の水位が上昇したため、沈水したものと思われる。
同じ景色を見た別の方は「南の国の海の色のようだ。」と仰ってた。
今日は雲に邪魔されて鳥の海越しの鳥海山は望めなかった。
最後に帰りに通った長坂道稜線や河原宿で見かけた花たちを。
オクキタアザミ
オクキタアザミ トウゲブキ
ハクサンシャジン
以上。
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