(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
男鹿半島は珍しい植物の見られるところで、
今回のテーマ、オオサクラソウもそのひとつだ。
しかし近場なのでいつでも見に行けると高を括っていたようで まだ見て無かった。
60歳も過ぎたので、今年はいい加減見に行くことにした。
なお自衛隊道路を使えば、
男鹿本山、毛無山にあるオオサクラソウ自生地には徒歩数分程度のところまで行けるとも聞いていた。
ところが開花期の五月中旬、間合いが悪いことに大腸ポリープ切除で入院することになった。
それでもほとんど歩かないんだから大丈夫だろうと
退院した翌日、5月18日に男鹿半島へ向かった。
出戸浜付近から男鹿三山(左から毛無山、本山、真山)を望む。※
※5月18日の朝は雲が掛かって隠れていたので、4月21日に撮った写真を使用。
行ってみて ( ̄π ̄;唖然とした。
当てにしていた自衛隊道路が道路崩壊で自衛隊駐屯地への分岐から先は
(一般車両)通行止めになっていた。
折角来たのに勿体ない。
海岸沿いに門前まで廻り、五社堂経由で自生地までテクテク歩くことにした((-_-;)約二時間かかる)。
五社堂への参拝道の緑は随分と色濃くなっていた。
五社堂への参道
ラショウモンカズラ
ヤマツツジ
五社堂から先はずっと雑木林や片側スギ林が続く。
展望も効かずけっこう長かった。
雑木林の中の小道(行きに撮ったもの)
雑木林の中の小道(帰りに撮ったもの)
花は少なく、咲いていても地味なものばかり。
ホウチャクソウ
チゴユリ
シラネアオイ
シラネアオイの花は既に終わっていた。
オクエゾサイシン
二時間ほど歩いたら・・・
いつのまにかオオサクラソウの自生地に突入していた。
オオサクラソウ群生地
保護のため、ロープが張られ、自生地の中に入ることは叶わなかったが、
遊歩道からも間近に見ることが出来た。
オオサクラソウ
近くで咲いてたオオサクラソウ以外の花たち。
フッキソウ
ミヤマカタバミ
ヒメイチゲ
ムラサキヤシオ
他にはキクザキイチゲやエンレイソウ、コキンバイ(花は終わったばかり)など。
この日、本山と毛無山の山頂には行ってない。
どちらも自衛隊のレーダー基地になっており、一般人は立ち入り出来ない。
よって山上からの展望は加茂青砂を見下ろしたこの一枚のみ。
毛無山から加茂青砂(かもあおさ)の港を見下ろす。
毛無山から門前に下山した後、寒風山を掠めて帰る。
こちらは山頂までクルマで行ける。
ちょうど名物のアズマギクが盛りだった。
寒風山から秋田市方面を望む。
アズマギク
ヒメイズイ
モウズイカの裏庭(トップ)へ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます