モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩夏の早池峰山。後編。(2020年8月19日)

2020-08-31 | 早池峰山

(本頁は「晩夏の早池峰山。前編。」の続きです。)

御金蔵の上の登りから薬師岳を振り返る。




序でに河原坊方面(駐車場)を見下ろしたら、なっ( ̄π ̄;なんと柿の種号を見つけた。




早池峰山頂方面を望む。




天狗の滑り岩方面を望む。




久々なので天狗の滑り岩の鉄梯子を詳しく。

 




この梯子を上下するのはこれで十数回目・・・・。
この梯子のおかげで我々は容易に早池峰山に登ることが出来る。




梯子の上では(下の方で終わっていた)イブキジャコウソウやタカネナデシコが咲き残っており、
ピンクの花がまた優勢になった感じ。


イブキジャコウソウやウメバチソウなど。




タカネナデシコ




鉄梯子を越えると、ほどなく稜線(剣ヶ峰分岐)に到着する。

剣ヶ峰分岐から山頂を望む。



そこから先、道は平らになるとともに植生も一変。
北側の斜面はアオモリトドマツなどの樹林にびっしり覆われ、
木道の両側には御田植場と呼ばれる湿性のお花畑が広がる。

アオモリトドマツの松ぼっくり                    シロバナトウウチソウ(左奥にヨツバシオガマの枯れ花)
 


初夏の御田植場には、イワカガミ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、コバイケイソウなどの一般的な高山植物が咲き乱れていた。いずれも東北の他の高山では比較的低所から咲き出す花たちだが、早池峰山では逆転して山頂稜線に生えている(途中には無い)から面白い。
八月になったらこれらの花たちも終わり、地味なお花畑になっていた。
シロバナトウウチソウは東北の高山ではごく普通の花だが、早池峰ではこの付近だけに咲いている。
このエリアには固有種ナンブトウウチソウは見られなかった。
ここは蛇紋岩の呪縛から解放されているエリアかもしれない。


 
その後、山頂までの短い区間、今まで見なかった丈の有る花たちが出迎えてくれた。

ガンジュアザミ                            ミヤマセンキュウだろうか。
 


山頂から剣ヶ峰方面を振り返る。



カンチコウゾリナ                                                                                         山頂標
 



平日なのに山頂は割と密だった。
南側には隣の薬師岳が大きく望めるが、北側は靄のせいで岩手山や秋田駒ヶ岳は見えなかった。

山頂から南側、薬師岳を望む。



誰も居ない北面の岩場



誰も居ない北面の岩の上で昼飯を食べ、
あたりを廻ったら、ハヤチネウスユキソウやミヤマアケボノソウの咲き残りがチラホラ有った。

ハヤチネウスユキソウの古花



ミヤマアケボノソウの残り花
 

ネバリノギランやウスユキソウ


ミヤマアキノキリンソウ


下山時は薬師岳が常に目の前にある。



針葉樹林帯のシカ除けネット。                                                                    カニコウモリ
 


2018年に登った時、シカの親子に遭遇している。
今回、左上の物々しいネットを見て、それが食害を及ぼすレベルにまで増えたのかと驚く。

そう言えば、以前は一合目より下の針葉樹林帯の登山道脇にカニコウモリがいっぱい生えていたが、今回はその姿は無かった。
シカの食害に遭ったんだろうか。
なお上右のカニコウモリは河原坊近くの道路端で見たもの。

小田越えまで降りて道路(県道25号線)を歩き出すとすぐ、早池峰山がよく見えるポイントがある。




「早池峰山よ。今日も素晴らしい花を見せてくれてありがとう。」と言って通り過ぎた

のはいいが、この後、走った釜石自動車道(東和インター付近)で
岩手県警から(`◇´)御用を言い渡された。

2017年秋以来、約三年ぶりの青切符。今回の越境登山はえらく高いものになってしまった。(T_T) 


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