それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

今年の英米の音楽から何枚か

2014-12-07 11:49:32 | テレビとラジオ
最新の英米圏の音楽は、なかなか追えない疎い私だが、それでも今年ぐっと来たアルバムを幾つかピックアップする。

1.ジャロッド・ローソン『Jarrod Lawson』
この新人アーティストのアルバムがなかなかの話題を集めていたが、実際に聴いてみて、かなり良かった。

全曲作詞作曲、さらに演奏までをこなしているというローソンだが、古典的なソウル、ジャズ、ラテンなどの言語はお手の物。

見事に消化された多彩な音楽ジャンルが、ひとつのアルバムに見事に溶け合っている。

決して新しいわけではない。しかし、良く出来ている!上手い、何より上手い。曲作りから演奏まで、新人か?と思うクオリティだ。

買って後悔することはないアルバムであることは請け合い。


2.アジーリア・バンクス『Broke With Expensive Taste』
私は全く詳しくないが、この女性ラッパーはとにかくトラブルメーカーで有名らしく、このアルバムも音楽レーベルと揉めに揉めた末、自主レーベルから発表された。

しかし、ヒップホップは揉め事の文化。揉めてこそ、ヒップホップである。

このアルバムの何が良いって、トラックのノリと音色。

有りそうで無い軽快で気持ちの良い見事なサウンドに、華麗なラップが乗っている。

これは中毒性アリ。


3.ミスター・ツイン・シスター『Mr. Twin Sister』
一部で話題沸騰。ツイン・シスターからアーティスト名を変更し、この名前に。ついでにアルバム名も同じにしてみました。

サウンドは、見事なディスコサウンドなのだが、とにかく、これも良く出来てるわけ。

聴いていて気持ちが良い。すーーーっと引き込まれるわけで。

ダフトパンクなどが好きな人は、きっと好きに違いない。