それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

最初から最後まで

2012-04-17 21:34:13 | 日記
今日、博論の結論部を書いた。

序章、各章の結論、すべてが出そろった時に結論部は書ける。

それは思ったより短くなった。

これから修正していくなかでもう少し長くなるだろう。

それでも、決して極端に長くなることはない。



出来あがった結論部をざぁーっと読んでみる。

全ての必要な要素が入っているか、全体の構造との関係はどうなっているか、論理にほつれはないか。

読み終わって思った。

「これが僕のイギリスでの3年間・・・?」

僕はこの論文を書くためにここに来た。

イギリスで暮らすために来たというより、研究のために来た。

でも、僕はここで3年近く暮らした。

だからね、研究以外のことが沢山蓄積されたのです。

それは思ってもみないくらい沢山で、その一部はこのブログに書きためてきたこと。

本当に沢山の人に会って、沢山のことを感じて、それが僕のなかに色々なかたちで存在している。

だからね、だから博論の結論は僕の3年間の結論にはちょっと足りないのです。

そんなことを思ったのです。

このブログを書いていて、当初それはあくまで近況報告のためだったのだけど、今は僕が感じたこと、考えたことを残しておくための場になっています。

これも僕のイギリス生活のなかで生まれたもののひとつです。

日本にいたら、絶対に感じることの出来なかった沢山の、沢山の、たくさーんのことの一部です。