それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

街に繰り出す

2009-10-03 06:42:44 | イギリス生活事件簿
今日はついに街に繰り出した。

大学内で自炊しながら、マイペースで研究生活を送ってきたが、今日は日本人ミーティングがあって、そこで知り合った人たち4人と街で中華料理をたらふく食べた。

安くておいしい。お腹いっぱい。中国人に感謝。いや、誘ってくれた方に本当に感謝。

誘ってくれたのは社会人経験者で、すごく芯のある、しかし、ひょうひょうとした男性であった。サムライっぽい。

こういうタイプの人にはなかなか大学では会えない。

魅力的な人と会うことが、旅行の一番の魅力である。



街に出たということで、今日は結構、買い物した。アジア食材店に寄れたし、大きなスーパーにも行けた。買ったといっても食材のみだが。

今はとにかく料理を作って食べることと、本を読むことが何よりの楽しみである。

果物も豪勢に買ってみたかったが、それはまたの機会にして、とにかく今はカレーを思いっきり作って寮生で食べる計画である。

最近作ったものをリストにすると、

・トマトと茄子とひよこ豆と鶏肉のシチュー

・ブロッコリーとジャガイモとベーコンのクリームシチュー

・チキンとオニオンのペペロンチーノ

・マッシュルームたっぷりのミートソース

これらをそれぞれ大量に作り、翌日にかけて一日中食べてきたわけである。

そういうわけだから、中華料理はありがたかった。

さて、今日出会ったほかの学生とともに、比較的近いうちに、ちらし寿司パーティをするつもりだが、これはぜひとも実現しなくてはいけない。



ところで、昨日まで私はとにかく研究計画書を日夜一生懸命書き、指導教官との面談の準備をしてきたのだが、ついに昨日の午後メールで提出し、さきほど面談の日取りを伝えるメールをもらったのである。

優しそうな私の教官。そしてちょっと怖そうな私の副指導教官。

面談で私の一年の予定が決まる可能性がある。

焦点は以下である。

①コースワークはあるのか
→英文の能力、学問体系全体の把握、アプローチの精度などに問題があれば、コースワーク、あるいは「調べる技術トレーニング」を課され、一年間それをこなしながら、ちょこちょこ研究することになるだろう。あった場合には、それを素直に受け入れ、二年後帰国しよう。

②テーマは変わるのか
→分からないし、どっちでもよい。とにかく、かっちり決まるのが何より望ましい。研究を進めることこそが大事である。興味の全くない、予想もしないものを選ばせられることは、あれだけの研究計画書を書いたんだから、ないだろう。

ちゃんと受け入れたんだから、指導責任がある・・・。

何でふたりの教官と面接なのか。責任が半々だからなのか。

疑問はいろいろあるが、とにかく今は体系的な勉強を心がけてやるか・・・。

どうにもならない場合、故郷の大学に帰り、論文を出そう。



例の本の論文の初校を終えた。

次はコピーを取って、郵便で送ること。

何をするにも、いろいろ人に聞いて少しずつ進めなくてはいけない。

それが留学というものらしい。

ひとつひとつの情報が今までの大学生活以上に貴重である。


ともあれ。今日はリラックスできた。