うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

久々の飛行機ウォッチング。

2011年05月03日 23時09分11秒 | えぞ日記(北海道編)・・日常
ゴールデンウィーク、皆さま如何お過ごしでしょうか。
私は、家族が今日から北海道に来ており、この3連休は一緒に過ごす予定です。母はなんと初めての北海道だそうです。
今日は昼にレンタカーを借り、家族を千歳で出迎えました。道央道で事故通行止めに巻き込まれ、1時間ほど待たされるハプニングはあったものの、家族の飛行機到着時間より余裕をもって空港に着いたので、しばらく展望デッキで飛行機の写真を撮って過ごしました。思えば、昔は毎週のように空港に出掛けて撮影に勤しんだものですが、最近はすっかりご無沙汰・・。飛行機たちにレンズを向けていると、「やっぱり飛行機って格好良いなぁ」と熱き飛行機マニアの魂が甦ってきました。

というわけで、今日の収穫の一部を紹介します。


まずは、この写真。
新千歳空港には19L/01Rと19R/01Lの2つの3000m滑走路が平行に設置されています。滑走路と滑走路の間隔が狭い(クローズドパラレルと言います)ため、関空のようなオープンパラレルの平行滑走路とは異なり、同時に離陸したり着陸したりはできません。しかし、今日は同時に運用されている(かのような)写真を撮ることに成功しました。実は、クローズドパラレルの滑走路の場合でも、片側で着陸のみ、もう片方で離陸のみを行うことは可能でして、うまくタイミングが合えばこのような写真を撮影できるのです。
手前は、福岡行きのANA290便(B777-300)の離陸、奥側は関空から飛来したANA1715便(B767-300、我が家族の乗機!)の着陸を捉えています。たまたま同じような角度に機首を持ちあげているため、まるでコピー&ペーストしたかのようにも見えますね。


次はこの飛行機。
見慣れた全日空塗装のB777-300ですが、前部胴体に何か文字が書かれています。


拡大すると、こう書かれています。
「心をひとつに、がんばろうニッポン」
先月から、全日空の一部の機体にこのロゴが描かれ、就航しています。

全日空HPの、この機体の就航に際しての説明には、以下のようなメッセージが記されていました。

「空はひとつ。
 会いたいという気持ち。
 届けたいという想い。
 一緒にビジネスを成功させたいという熱意。
 ANAは、これまでも空を通じて
 人と人の心をひとつにする
 さまざまな取り組みをしてきました。

 誰も経験したことのないような
 たいへんなことがこの国に起こった今。
 驚くような特別なことはできませんが、
 これまで変わらずつづけてきた
 いつもとおなじ私たちの取り組みの中で
 この国に希望や勇気の芽吹きを
 お届けできればいいなと思っています。

 見上げれば、空はひとつ。
 すべての人をひとつにつなぐ空を舞台に、
 今こそ、お客様と私たちの心を、
 日本中の、そして世界中の心を、ひとつにする時。」

 飛行機マニアとして、また一人の日本人として、このメッセージには胸を打たれました。
 「頑張ろう」や「頑張れ」という言葉は、被災された方々にとっては重い言葉かもしれません。もしかしたら空虚に感じる人もいるかもしれない。でも、それでも被災地を含めた日本全体で、「頑張ってほしい」と私も心から願っています。

 



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