今日は、鉄道研究会の行事で室蘭本線の小幌駅へ行ってきました。
小幌駅は、北海道、いや、日本でも屈指の「秘境駅」と言われる駅です。2本のトンネルの間にある無人駅で、駅周辺に集落は全くありません。なおかつ東西と北側を崖に囲まれ、南側は内浦湾(噴火湾)に面しているので、鉄道と船以外では到達がほぼ不可能という、物凄い駅です。利用客はごく一部の釣り客と物好きな鉄道マニア程度。さすがに、ここのところ廃止の噂が流れているようです。
あまりに人が来ない駅なので、仙人伝説(実話)があったり、過去には事件の現場にもなっており、正直一人では絶対降りたくない駅ですが、今日はなんと20人以上でぞろぞろ行ってきました。何をしにいったのかって・・?
・・・ジンギスカンパーティーですよ!
今( ゜д゜)ポカーンという反応をしたあなた、正しい反応です。
実はこれ、我が北大鉄研の恒例行事の一つで、小幌ジンパという名前で呼ばれております。まあ、正確には駅の構内ではなく、少し崖を下った内浦湾の海岸で行ったんですけどね。
今日は寝坊して朝8時6分に起床しました。8時34分の列車で札幌を発つつもりでしたから、時間がありません!寝ぼけ眼でケータイの乗り換え検索を調べたところ、この列車を乗り過ごした場合には小幌到着が4時間遅れる(滞在時間が20分しか無くなる)ことが判明したので、すぐさま飛び起き、顔を洗い、カメラバッグを抱えて家を飛び出しました。
本当は、札幌出発前に参議院選挙の投票を済ますつもりだったのですが、とてもそんな余裕はありません。信号を守りつつ、札幌駅へ自転車で急ぎました。
8時15分頃に家を出たのですが、札駅には8時20分過ぎに到着。意外に余裕で間に合いました。少し落ち着いて、みどりの窓口で今日の切符を購入できました。
今日のルートを説明しますと、行きは特急で集合場所の東室蘭駅まで直行し、東室蘭から各駅停車で小幌へ(11時34分着)。帰りは、小幌を15時26分に出発、各駅停車を東室蘭と苫小牧で乗り換え、午後7時34分に札幌へ戻る行程でした。
というわけで、駅弁をホームで買い込み、スーパー北斗6号で札幌を出発しました。
乗車直後、さて写真を撮ろうとデジカメを確認したらCFカードが入っていませんでした。嗚呼、さっき慌てて家を飛び出してきたから、入れ忘れてしまったんですねぇ・・。よくある話ですが、とても残念・・。まあ、幸いビデオカメラとケータイは生きているので、そちらで代用することにしましょう。
そんな理由で、特急車内の写真はほとんどありません。なので、車内放送の台詞で汽車旅気分を味わってください。
「(車内チャイムの後)皆様、おはようございます。本日もJR北海道をご利用くださいまして、まことにありがとうございます。特急スーパー北斗6号函館行きでございます。
これからの停車駅と到着時刻は、新札幌8時43分、南千歳9時3分、苫小牧9時18分、登別9時40分、東室蘭9時51分、伊達紋別10時6分、洞爺10時15分、長万部10時39分、八雲10時57分、森11時15分、大沼公園11時33分、五稜郭11時50分、終着の函館には11時54分の到着でございます。お乗換えは、その都度ご案内致します。
列車は、前が1号車、後ろが8号車で、車内は全て禁煙でございます。禁煙のご協力をお願いいたします。お手洗いのある号車は、1号車、3号車、5号車、8号車にございます。
この列車の車掌は○○、客室乗務員は○○、○○でございます。ご用の際は、どうぞお申し付けくださいませ。
携帯電話をお持ちのお客様にお願いいたします。客室内では、音の出ないマナーモードに設定の上、通話の際にはお手数ではございますが、デッキをご利用ください。
それでは車内でのひと時を、ごゆっくりお過ごしくださいませ。(この後英語放送が流れる)」
(お気付きかと思いますが、私は鉄ヲタの中でも「音鉄」と呼ばれる、車内放送を録音したがる類の人間でございます。)
振り子式列車であるキハ281系は、気動車日本最速の130km/hで駆け抜け、あっという間に東室蘭に到着しました。
この駅で北大鉄道研究会の仲間達、さらに札幌近辺や室蘭の他大学の鉄研部員達と合流し、長万部行き各駅停車(キハ40系)に乗り込み、総勢24名で小幌駅へ向かいました。
海岸沿いを走る汽車の旅は良い気分でした。窓を開けて風を感じられるのは、昔の車両ならではです。
車窓右側には有珠山と昭和新山も見えました。9年前、祖母と初めて北海道に来た帰り、トワイライトエクスプレスの車内からこれと同じ写真を撮った記憶があります。
東室蘭から1時間半、他大学の鉄ヲタと話していたら、思いのほか早くに小幌駅に到着しました。
-その2へ続く-
小幌駅は、北海道、いや、日本でも屈指の「秘境駅」と言われる駅です。2本のトンネルの間にある無人駅で、駅周辺に集落は全くありません。なおかつ東西と北側を崖に囲まれ、南側は内浦湾(噴火湾)に面しているので、鉄道と船以外では到達がほぼ不可能という、物凄い駅です。利用客はごく一部の釣り客と物好きな鉄道マニア程度。さすがに、ここのところ廃止の噂が流れているようです。
あまりに人が来ない駅なので、仙人伝説(実話)があったり、過去には事件の現場にもなっており、正直一人では絶対降りたくない駅ですが、今日はなんと20人以上でぞろぞろ行ってきました。何をしにいったのかって・・?
・・・ジンギスカンパーティーですよ!
今( ゜д゜)ポカーンという反応をしたあなた、正しい反応です。
実はこれ、我が北大鉄研の恒例行事の一つで、小幌ジンパという名前で呼ばれております。まあ、正確には駅の構内ではなく、少し崖を下った内浦湾の海岸で行ったんですけどね。
今日は寝坊して朝8時6分に起床しました。8時34分の列車で札幌を発つつもりでしたから、時間がありません!寝ぼけ眼でケータイの乗り換え検索を調べたところ、この列車を乗り過ごした場合には小幌到着が4時間遅れる(滞在時間が20分しか無くなる)ことが判明したので、すぐさま飛び起き、顔を洗い、カメラバッグを抱えて家を飛び出しました。
本当は、札幌出発前に参議院選挙の投票を済ますつもりだったのですが、とてもそんな余裕はありません。信号を守りつつ、札幌駅へ自転車で急ぎました。
8時15分頃に家を出たのですが、札駅には8時20分過ぎに到着。意外に余裕で間に合いました。少し落ち着いて、みどりの窓口で今日の切符を購入できました。
今日のルートを説明しますと、行きは特急で集合場所の東室蘭駅まで直行し、東室蘭から各駅停車で小幌へ(11時34分着)。帰りは、小幌を15時26分に出発、各駅停車を東室蘭と苫小牧で乗り換え、午後7時34分に札幌へ戻る行程でした。
というわけで、駅弁をホームで買い込み、スーパー北斗6号で札幌を出発しました。
乗車直後、さて写真を撮ろうとデジカメを確認したらCFカードが入っていませんでした。嗚呼、さっき慌てて家を飛び出してきたから、入れ忘れてしまったんですねぇ・・。よくある話ですが、とても残念・・。まあ、幸いビデオカメラとケータイは生きているので、そちらで代用することにしましょう。
そんな理由で、特急車内の写真はほとんどありません。なので、車内放送の台詞で汽車旅気分を味わってください。
「(車内チャイムの後)皆様、おはようございます。本日もJR北海道をご利用くださいまして、まことにありがとうございます。特急スーパー北斗6号函館行きでございます。
これからの停車駅と到着時刻は、新札幌8時43分、南千歳9時3分、苫小牧9時18分、登別9時40分、東室蘭9時51分、伊達紋別10時6分、洞爺10時15分、長万部10時39分、八雲10時57分、森11時15分、大沼公園11時33分、五稜郭11時50分、終着の函館には11時54分の到着でございます。お乗換えは、その都度ご案内致します。
列車は、前が1号車、後ろが8号車で、車内は全て禁煙でございます。禁煙のご協力をお願いいたします。お手洗いのある号車は、1号車、3号車、5号車、8号車にございます。
この列車の車掌は○○、客室乗務員は○○、○○でございます。ご用の際は、どうぞお申し付けくださいませ。
携帯電話をお持ちのお客様にお願いいたします。客室内では、音の出ないマナーモードに設定の上、通話の際にはお手数ではございますが、デッキをご利用ください。
それでは車内でのひと時を、ごゆっくりお過ごしくださいませ。(この後英語放送が流れる)」
(お気付きかと思いますが、私は鉄ヲタの中でも「音鉄」と呼ばれる、車内放送を録音したがる類の人間でございます。)
振り子式列車であるキハ281系は、気動車日本最速の130km/hで駆け抜け、あっという間に東室蘭に到着しました。
この駅で北大鉄道研究会の仲間達、さらに札幌近辺や室蘭の他大学の鉄研部員達と合流し、長万部行き各駅停車(キハ40系)に乗り込み、総勢24名で小幌駅へ向かいました。
海岸沿いを走る汽車の旅は良い気分でした。窓を開けて風を感じられるのは、昔の車両ならではです。
車窓右側には有珠山と昭和新山も見えました。9年前、祖母と初めて北海道に来た帰り、トワイライトエクスプレスの車内からこれと同じ写真を撮った記憶があります。
東室蘭から1時間半、他大学の鉄ヲタと話していたら、思いのほか早くに小幌駅に到着しました。
-その2へ続く-