うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

乗船しました。

2010年04月03日 23時46分54秒 | えぞ日記(北海道編)・・旅
というわけで、ただ今フェリー「すいせん」に乗船しました。
何故かウェルカムミュージックとして、「甘き死よ、来たれ」(エヴァンゲリオン旧劇場版の挿入歌)が船内で流れています。私はこの曲は名曲だと思いますが、ほとんどの乗客は元ネタが分からないはず・・。この選曲、アニメ好きの船員さんがいるのでしょうか・・?

2等寝台は2段ベッドが並ぶ20名定員の相部屋ですが、私の寝台は通路側の壁に面していますし、上の段も空いているようなので、ちょっとした個室感覚で利用できそうです。

上の写真の大階段がこの船の特徴ですね。
船の階段といえば、螺旋階段や踊場が付いた折返し階段が多いのですが、「すいせん」(と「すずらん」)は珍しく2つ連続した直階段を採用しています。なかなか良い雰囲気でしょう?

明日、苫小牧東港到着後は、春休み期間限定の札幌直通バスが出ているそうなので、それを利用しようと思います。

快適な航海を祈ります。

-おまけ-
今回の帰省で乗った他の船の階段たち


新日本海フェリー「あかしあ」の階段
3層吹き抜けの中に折返し階段が設置されています。


商船三井客船「にっぽん丸」の階段
スタンダードな折返し階段です。限りある船内の空間を有効に使うため、大概の船で用いられる形式ですね。


阪九フェリー「せっつ」の階段
螺旋階段ですね。


名門大洋フェリー「きたきゅうしゅう」の階段
折返し階段です。奥の壁は全面鏡になっています。

こうして比べて見ると、やはり「すいせん」の大階段の開放感は抜きん出ていますね。



ちなみに「すいせん」の階段を上から見ると、こうなっています。
床に絨毯が敷かれていたり、壁にオブジェが飾られていたりと、貨物中心の航路に就航している船の中とは思えない豪華な内装です。また、就航から15年を経ても、手入れが行き届いていて古さは全く感じません。



敦賀新港にて

2010年04月03日 23時02分22秒 | えぞ日記(北海道編)・・旅
現在、敦賀新港の新日本海フェリーターミナルにいます。

サンダーバード43号で敦賀駅に21時37分に到着。予定では22時35分の連絡バスで港に行くつもりでしたが、一本前の21時55分の連絡バスに間に合ったので、それに乗りました。乗客は少なく、2名のみでした。(他の徒歩客は後のバスを利用するのかな・・)
港到着後、すぐに乗船手続きをしました。今日は2等寝台利用です(学割9360円)。今日の船は2等の設定が少ないので、寝台の方がゆったり使えるかと思います。

今日の船は、「すいせん」です。往路で乗った「あかしあ」の先輩に当たる船で、航海速力29.4ノットの超高速大型フェリーです。全長は199.5mで、「あかしあ」よりはやや小さいですが、それでも日本最大級の大きさです。(重さでは「あかしあ」より重い)
実は、2001年に祖母と初めて北海道へ渡ったときに使ったのが、この「すいせん」の同型船、「すずらん」でした。きらびやかな装飾、エントランスから真っ直ぐに伸びた大階段、シアタールームなど、瀬戸内海航路の船にしか乗ったことが無かった、当時の私には驚きでいっぱいの船でした。
昨日運航スケジュールを見たところ、4月3日は「すずらん」の就航日だったので、久々に思い出の船に乗れると思っていたのですが、実は敦賀出港が午前1時で、運航日は4月4日扱いになるのだそうで、今日は「すいせん」の日だったのでした。
まぁ、内装は違えど同型船ですから、多少は思い出に浸れることでしょう。
23時30分から乗船となります。
早くケータイを充電したい・・。

実家を出発・・

2010年04月03日 19時47分17秒 | えぞ日記(北海道編)・・旅
まず最初に、一週間にわたって更新出来ず、ごめんなさい。

この間に起こったことをメモしておくと、
・九州旅行の太宰府から後の話
(大分県に行き、日本の全都道府県踏破を達成しました)
・研究作業一段落(ブログが更新できなかったのは、この作業のため)
・エイプリルフール(超大作を用意していたのに、当日更新できなかった・・orz)
・大阪駅周辺の再開発現場の散策(凄まじく変貌していました)
・さらば、我が愛車!
・イオンモール大和郡山に行った(激しくでかかった)
といった面白そうな出来事が目白押し・・。
必ずや、近日中にアップいたします。

さて、標題の通り、私はさきほど実家を出発し、現在近鉄の京都行き急行に乗車中です。このあと京都でJRに乗り換え、特急サンダーバードで敦賀へ、そして敦賀から新日本海フェリーで一路北海道は苫小牧へと戻る予定です。
いつも飛行機利用のところ、今回の帰省では資金節約のため、往復フェリー利用、にっぽん丸と九州旅行を含めれば、この約2週間で5回も船に乗っています。つくづく変わった春休みでしたね。