うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

琉球大学受験旅行2日目(前期編)

2005年02月25日 17時04分48秒 | うちなー日記(沖縄編)・・旅
2日目、朝8時頃起床、今日が私の人生を左右する日だという実感がまだ湧かない。朝のニュースは普段どおりにやっている。いつものように得ダネを見て、ロビーに降りると、朝食の時間は終わってしまっていた。試験は昼からなので、余裕はあるが、チェックアウトが10時なので、10時少し前にホテルを出た。旭橋駅からゆいレールに乗り、首里で降りた。前日バスに乗ったときに疲れた経験があったので、そこからタクシーに乗った。だいぶ運賃がかかるかと思ったが、1000円強で着いた。まだ時間があるので、とりあえず食事をしようと、学生会館の食堂「うりづん」に入る。確か唐揚げ炒飯定食を頼んだと思う。味はなかなか良かった。
試験開始の時間が迫り、理学部の複合棟(新館)2階の試験会場に入ったら、既にほとんどの席が埋まっていた。自分の受験番号の席に座る。周囲を見回してみると、なんだか自分より賢そうな気がする。センター試験以来の試験だが、今一実感が湧かないまま試験が始まってしまった。1時間目は数学だ。しょっぱなの第1問を見て、早速詰まってしまった。赤本で解いた問題と明らかに傾向が違う!「○○の「根」」って書いてあるが、これは「解」と同じ意味なんだろうか・・・不安に思いながら、第1問目は解いた。既に時間がかなり過ぎている。これはヤバい。第2問にとりかかる頃には、なにかもうどうでも良いような気分になってしまった。心なしか眠い・・・さっきご飯を食べたからかもしれない。しかし、ここで寝たら一生後悔する・・・悶々とした時間が流れ、結局最後まで解けずに数学の時間が終わってしまった。休み時間に入ったが、待っている間、私は千原池(大学内にある大きな池)に身を投げてしまおうかと思った。あの出来では、あきらかに不合格だ・・・後期の方が倍率は高く、受かる可能性はもっと低い・・・これからどうなってしまうのだろう・・・そうこう考えている間に休み時間は終わり、2時間目の生物の試験が始まった。これが先ほどの数学とは裏腹にかなりよく出来た。(と、私は思った。)ひょっとするとこれはイケるかもしれない。そう思った。
そして試験は終わった。終わってしまったのだから仕方がない。とりあえずネガティブな考えは捨て、少なくとも奈良の家に帰るまでは前向きに考えようと思う。また、タクシーで那覇に戻った。なんとなく落ち着かない心を抑えようと思い、沖縄最後の夜は那覇ジャスコでタコスを食べた後、琉球料理を食べにいった。高い定食だったが、まあまあ味はいける。しかし、ゴーヤーチャンプルーに箸を伸ばすと、思わず顔をしかめてしまった。強烈に苦い!三年前に食べた店は美味しかったのに・・・あまりの苦さに昼間の数学の試験の出来の悪さを思い出してしまい、ものすごく気分は落ち込んでしまった。明日無事に帰れるのだろうか・・・