カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」28

2012年06月01日 | メッセージ(その他)
B 年 三位一体の主日       2012・6・3
 「カトリック教会の教え」から
「秘跡」
「秘跡」ラテン語では「サクラメンツム」不思議な言葉です。カトリック教会でもめったに聞かれない言葉ですが、土台のような貴重な意味をもっています。その単語は何を語っているのか、少しでも深めるようにしたいと思います。単語自体の意味は「秘められた跡」と言います。近い意味を持った単語は、象徴、シンボルなどです。さらに信仰の目で良く見ると、私達の心の中に神様の不思議な足跡が残っていることに気づきます。まずキリスト信者にとって、イエス様自身が神様の秘跡であることがわかります。神様の救いの計画の実現の為に、この世にイエス様が使わされて、イエス様はこの世で神様の秘められた存在、働きとなって、私たちに神様の姿と心を示しながら、その「秘跡」となりました。つまり神様の存在、その心の印となりました。イエス様の教会も同じようにイエス様の体であり、イエス様の姿を示しながら、秘められた形で慈しみと愛を示す秘跡です。そしてキリスト信者の人生のどんな出来事の中にもイエス様がそこにいて助けておられます。最後に、キリスト信者の心に刻まれたように七つの「秘跡」があります。つまりその七つの形で、イエス様がキリスト信者の心と人生の中で働きかけておられ、ご自分の愛と慈しみと憐れみを示してくださいます。                  モヨリ神父

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