カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」39 

2012年08月17日 | メッセージ(その他)
B 年 年間第二十主日       2012・8・19
 「カトリック教会の教え」から
「秘跡以外の典礼」
カトリック教会による七つの秘跡以外に、いくつかの典礼的な行事と義式もあります。たとえば、まず秘跡と各典礼行事を上手くとり行う為、準備は大変大切ですから、いつでもその心構えは欠かせないことです。教会の典礼の準備と後かたつけは心の準備と心の感謝につながっています、それを正しく扱うようにすれば、作業としてではなく典礼に結びついた心の態度になります。だから各儀式の準備は心の成長と教育になっています。典礼に属していることには様々な祝福もあります。神様自身だけが人間の人生、それに属しているできごとなどを祝福します。神様によって祝福されたものは神様に属していることを示し、神様から良いものとされています。この意味で神様だけが祝福が出来ます、司祭はそれを示しています。イエス様の命令に従がって「絶えず祈りなさい」、時間を大切にする毎日の祈りと食前と食後の祈り以外に、信心的な祈りもあります。たとえばいろんな形で個人であったり、グループであったりロザリオを唱えること、また様々な信心に従って唱える祈りです。祈りの中で一番すぐれた形であり、イエス様と共に祈るのは教会の祈りです。イエス様の祈りを祈り続けて、長い伝統の中で教会が続けてきた祈り方が聖書の言葉である詩編に元づいて唱える祈りで、教会全体と共に典礼の年間に沿って祈ります。教会は典礼を通して、まだお母さんの胎内にいる子供が生まれる前の時期を大切にし、同時に死の事もとても綺麗な典礼に包まれて、人生の締めくくりを大切にします。カトリックの葬式の典礼は、死の苦しみを和らげるか隠すよりも、神様から頂いた命に対する大きな感謝を表し、それを大切にします。人間の本来の故郷である神様の懐に戻って、永遠の命と人生の中で報われた喜びを強調して、お葬式を通して人生の最後の時も大切にします。
    
                            モヨリ神父

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