カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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「今週の公教要理の錠剤」37

2012年08月03日 | メッセージ(その他)
B 年 年間第十八主日     2012・8・5

 「カトリック教会の教え」から

「奉仕のための秘跡―叙階の秘跡」
叙階の秘跡は司祭になる儀式です。男子一人の若者はイエス様に従う恵みを受けて、その呼びかけにこたえるようになって、特別なカリキュラムの後、幾人かの上司司祭、司教様の賛同によって、司祭になる資格を得られます。叙階して、司祭となるのはイエス様の立場に立って、キリストの唯一の司祭職を実行することです。司祭になる為には司教様がとり行う叙階式が必要ですがその時に、イエス様から派遣された若者は、イエス様の心をもって人々に迎えられるようにします。司祭の役目は実は仲介者のような役割です。人を神様の方へ導きながら、神様の心と言葉を人々に伝えています。つまり、人類の救いを求めて、人々が神様を知るように、従うように、愛するようにいろんな方法で勧めます。同時に慈しみと憐れみをもった神様の心と言葉を伝えて、人々に自分の人生の中でその存在と働きに気づかせるように努めます。そして、司祭たちの間の中心になるのは司教様です。司祭たちは司教様の思い希望などと一致して、まかせられた民衆を司牧します。司祭の欠かせない役割は共同体を作ることで、単なる団体のような共同体ではなく、イエス様の心にかなう共同体作りを希望しています。その後、共同体に七つの秘跡を与えることです。イエス様の共同体は司祭の手によって、秘跡を大切にし、秘跡を頂くことによって成長します。その中で司祭の欠かせない役割はイエス様の最後の晩餐を記念することです。イエス様の言葉とその体を分かち合いながら、それはミサの事ですがその中に司祭はイエス様の姿を示し、改めてイエス様のように、共同体の奉仕の為に生きるように約束します。最後に信徒に神様の祝福を与えながら、司祭は自分と信徒も宣教の役割を幅広く果たすように推進します。
                          モヨリ神父

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