moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

東御市 ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー

2010年07月18日 | ちょっと出かけて・・
梅雨の晴れ間・・とまではいかなくても雨の心配がなさそうな7月初旬に、
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーへ行くことができました。
            

この日はワイナリーオーナーの玉村豊男さんご本人を初めてお見かけしました、
仕事関連の方とちょっとした打ち合わせのような感じで、入り口のパン売り場の前のテーブル席に背を向けて座ってらしたので、ちらりとしかお目にかかれませんでしたが、ほどなくしてお姿が見えなくなったので忙しそうです、ちょっと残念・・^^;
           

ヴィラデスト定番になっているというエルダーフラワーコーディアルをベースにした、
ノンアルコールのフラワーシャンパンで乾杯しました。
アスパラガスの冷たいスープには玉葱とチーズのパン、アスパラの生ハム巻きが添えられてきました。
籠にはクミンなどが入った自家製パンが・・おかわりしたくなります。
   

左は前菜で「夏のヴィラデスト」、野菜づくしな一皿でした。グラスの中にはカブ、セロリ、カリフラワー、しめじをビネガーで和え、上にトマトがのっています、グリーンの野菜には黒酢ドレッシング、五穀米のような色のついたご飯粒もぱらりとのっていました。手前のレアチーズケーキのようなのはヤギ乳からつくるフェタチーズを使ったものでした、ちょこんとお豆がのっているのがキュートです。
右は主菜の一皿で「信州豚のソーセージと三枚肉、豆の煮込み添え」、自家製のハーブソーセージはくせになりそうな味で冷蔵庫に常備したい位かも・・^^; 三枚肉もいい味に煮込んでありフォークを入れると肉離れもよくて・・豆は白インゲン豆です。
              

いちばん左と真ん中は、撮った向きは違いますが同じ主菜のお皿で、まさに野菜づくし「初夏の野菜15種類のパニエ(花籠)」
写真ではわかりづらいですが、にんじんのピューレが脇に添えてあり、それに野菜を付けていただきます。野菜が好きな人は頼みたい一皿かも・・
いちばん右の主菜は「シナノユキマスと新玉葱、シューマック風味」シナノユキマスは千曲川の水を引き込んで育てたという川魚で新玉葱のソースに酸味があるハーブ、シューマックが添えられています。
  

本日の「お楽しみデザート」コレクション・・
カップに入ったデザートは小松菜のスープにメレンゲが浮いていてアーモンドチュイールが添えられていました。
カップの下に敷いてあった葉っぱは葡萄の葉っぱかな?と思ったらベリー系の葉・・とのこと。
手前はオレンジのシャーベットにジュレ、葉っぱの形のさっくりとしたクッキーの上にはクリーム、そしてえんどう豆が乗っていて・・前菜にも枝豆が乗っていたしお豆があちこちに沢山・・
食後の飲み物はハーブティーや珈琲を・・
珈琲は軽井沢の丸山珈琲さんがヴィラデストのためにブレンドしたもの・・とのことでした。
それぞれに器や食器がどれも素敵で、玉村氏の描いた植物や野菜の絵がモチーフになっていて見ていて楽しい。
   

ワイナリー1階のギャラリーでは、玉村氏の花や野菜、果物を描く版画の作品や本などが展示、販売されています。
右の風景はギャラリーから見える風景。
          

ガーデンには様々な植物や花たちが、
左はクレマチス、このほかにも色々な色あいのクレマチスが咲いていました。
真ん中は最近とて気になっていたスモークツリー・・ヴィラデストにもありました!
もくもくしていて、遠くからでもすぐわかります、ユニークです。
右は木苺・・そろそろ食べごろの実もありそう。

  

ヴィラデストといえば葡萄畑・・葡萄の実はまだまだ小さくてかわいくて、
これから暑さを迎えてどんどん生育していくという感じでした。
葡萄の作付け面積もどんどん増えて、最初のころの収穫量と今ではかなりな差がありそうです。
  

ショップにはいろいろとグッズや食器など置いてありどれを買っていこうか悩みましたが、結局食べ物ばかりになってました。
左からカンティーヌ(食堂)という名前の手軽に飲める辛口の白ワイン、中近東産のザタールというハーブ調味料、ヴィラデストで取れた紅玉のジャム・・
白ワインのラベルの左側の目がねの人物は玉村さんみたい・・自画像・・?違ってたらごめんなさい!      
            
ここはいつ行ってもまた訪れたくなるお店というか場所です・・
以前このあたりはパワースポット?(って何だろう?)らしいというのも聞いたことがありますが、
何かに引き寄せられているというより、ヴィラデスト全体の魅力に引き寄せられている感じです、
間があいてしまったとしても是非再訪したい所・・

このあと軽井沢本店の丸山珈琲さんへ行ったことを書こうと思いましたが・・
文字数オーバーでアップできず残念・・^^;
他の気になった喫茶店も併せて近々アップ出来たら・・と思ってます。

勝沼、御殿場へ

2009年02月02日 | ちょっと出かけて・・
急遽二日前の申し込みが間にあって日帰りバス旅行に行ってきました。

最初は勝沼にあるハーブ庭園で植物を鑑賞、その後に併設されたお店に案内されて・・ここで素晴しいセールストークがあったのもありますが^^;実際に使用してみての感触で参加していた30人近くの女性、ほぼ全員が化粧水やクリーム、乳液などを購入!恐るべし・・自分も思わず購入したのでのせられたか?と思いましたが使用してみてかなりいい感じなので継続しての使用を検討中です・・^^;

そこからまた少し離れたところにある勝沼のワイナリー、シャトー勝沼に行きました。
ひんやりしたワイナリー内ではワインが出来るまでの製造工程の説明を聞いたり、売り場ではテイスティングが自由に出来たのでいろいろ飲ませていただきました^^;
最近は甲州種のぶどうの生産量が足りない・・という記事を見ました。今後もおいしい甲州ワインを作ってもらいたいです・・
ツアーにはワイナリー内のレストラン、鳥居平のランチが付いてきます。
やっぱり食前酒に甲州ワインが付いて来ました^^
窓も大きくて南アルプスの山並みを見ながらの食事になりました。
大テーブルだったので、真向かいは友人、両脇はバスーツアーでご一緒した方だったので、今まで行ったバス旅行はどこがよかったとか、そういうお話も聞けて面白かった。


ワイナリーをあとに河口湖の脇を通過、一路バスは御殿場プレミアム・アウトレットへ進みました。
途中道路わきの温度表示が0度になっていて、以前降った雪が残っている道が出てきました。
        

この日は本当に天気に恵まれた一日でした。
既に4時近くになっていましたがアウトレットの前からは富士山がよく見えます。
いつも思いますが、雪を冠した富士山を普段より少しでも近くで見ると嬉しくなってしまいます・・
このときは例年より雪は少なめという説明でしたが今はどんなふうでしょう?


平日ということもあり、アウトレット内は思っていたよりずっと空いていました。
友人とは集合時間まで別に行動することに・・
でも時間は100分程しかなかったので、まずはざ~っと一周してみてみることにしました。
既に1月上旬のバーゲンで買い物したというのもあり、もし何かいいのがあったら・・という感じで回っていましたが、橋を挟んでウエストゾーンとイーストゾーンに分かれていたりと移動時間も考えたりするとあまり時間がないようです。
デンマークのキッチン用品の店、bodumでかわいいデザインのカップを見つけたので買おうかどうしようか・・?悩みましたが結局購入にはいたらず^^; 洋服ではコート系で気に入ったのがあれば・・と思いましたがこれも購入決定までいきませんでした。
アウトレットではこのお店で買い物する・・とある程度目星を付けていないと時間があまりない場合はざっとまわっているだけで終わってしまいそうです^^;
友人も飼い犬の洋服だけ買ったよ・・と言ってバスに乗り込んできました。
          

夕闇がせまってきました、このあとやはり御殿場にある、イルミネーションスポット時之栖(ときのすみか)へと向かいました。
約370メートルの光のトンネルがあり、320万個の電飾が使われているそうです。
         

第二会場のイルミネーションはちょっと幻想的でした。

バス旅行はとても久しぶりの参加でしたが、時間が区切られているので、ちょっぴりいそがしくなるのはしょうがないですが、そのあたりを割り切って考えれば結構楽しいしリーズナブルだと思いました・・
この行程でランチが付いてミニボトルのワイン、アウトレットの割引クーポン、入浴剤などのお土産があり7800円はいいかも?と思ってしまいます。
朝も三鷹駅9時出発だったのも助かりました、2月、3月も募集しているようです。

何年ぶり?TDL

2008年10月27日 | ちょっと出かけて・・
20代の頃や子供が小さい頃はちょこちょこ行っていた東京ディズニーランド・・最近は行く機会を逸していてすっかりご無沙汰していましたが、先週の平日に久しぶりに大人たちで行ってきました。

TDLのそばに新しく東京ディズニーランドホテルが今年の夏に開業しているので、ここを少し見学?してからランドに行こうと思っていました。想像していたよりずっと規模が大きくてびっくり・・ビクトリア朝様式で700室の大型ホテルでした。
グリーンで出来たミッキーさん、さぁどうぞ中へ・・というように建っていました。


ロビーには豪華なシャンデリアや吹き抜けの天井にはステンドグラスがはめ込まれていて華やかです。このステンドグラスにも隠れミッキーがいるらしいのですが・・見た時は全く気がつきませんでした・・というか、もう少し上階に昇らないと1階のロビーからでは離れていて見つからないかな?


中を見ているうちにラウンジでゆっくりしていきたくなりました・・
        

ケーキをそれぞれ頼んでいました。
いちばん右はパンプキンのモンブラン、チョコレートケーキはセンターにパッションフルーツのムースが入っていたので、その甘酸っぱさとコーティングされたとろりとしたチョコとの組み合わせが楽しい。


ナプキンにもTDL25周年記念の印刷が・・
それから珈琲やフルーツジュースなどのソフトドリンクがお代わり自由というのもかなり嬉しい・・
ここのドリーマーズラウンジのお店の制服もベージュ?のロングスカートでかわいらしくて、接客も丁寧で落ち着いていたので好印象でした。
         

ホテルからランドへの入り口がすぐ近くというのもあり、ちょっぴり安心してゆっくりしてしまったので肝心のTDLに入る頃には1時過ぎに・・^^;
今年は開園25周年、そしてハロウィンの季節なので沢山のかぼちゃがお出迎えしてくれる賑やかな飾りつけのランドになっていました。


   

カントリーベア・シアターの熊さんがハロウィン仕様になっているのが微笑ましいです、その上に居る小鳥さんもかぼちゃの頭に・・!
カリブの海賊、ジャングルクルーズなどを廻っているうちに、ちょっと前までは青空も見えていたのに予報どおり雨が降り出してきました・・雨のディズニーランドは多分初めてかも・・平日で雨の予報が出ていていればもっと空いているのかと思いきや、人気のアトラクションはやっぱり結構な入場待ちでそううまくはいかないようです。


このあとは鉱山を列車が走り回る設定のビッグサンダーマウンテンへ・・開園以来ずっと避けて通っていたのですが(大げさ?)同行者の怖くないよぉ~攻撃で乗ることに・・雨でも並んでいたので余計待っている間に気持ちが・・途中で行列から離脱しようかと思うほどでしたが・・(T T)乗りました・・楽しいけど怖い・・でも楽しい、でも怖い・・でも・・
そのあとはグランマ・サラで軽く遅いお昼を・・容器を持って帰れるミッキーのパンプキンプリンがかわいらしいです。
一番右はスプラッシュマウンテンを出る時のおとぼけ顔の看板熊くん・・
このアトラクションは免疫はあったのですが・・運悪く?(良く・・という方も沢山いそうですが)最前列・・ それも雨具なしで乗ったので最後に思いっきり突っ込むところで髪が・・シャワーを浴びたような状態になっていました(T T) それに雨も沢山降ってたので・・


ホーンテッドマンションは来年の1月13日までハロウィンとクリスマスが一緒になったホリデーナイトメアーというバージョンになっていてとても楽しいお屋敷になっていました。
シザーハンズやチャーリーとチョコレート工場などを手がけたティム・バートンの映画作品から来ているということで映画のほうもちょっと見てみたくなります。


悪天候のためパレードは中止というアナウンスが・・それも仕方ないなぁ・・と思ってたら雨バージョンのパレードというのがあったようで・・!花火もやっていたのも途中から気がつくというふうでしたが・・


遅くなってしまった夕食は入れたらブルーバイユーで、というリクエストがありましたがラストオーダーが過ぎていて入店出来ず残念!
それならば・・ということでクリスタルパレスに向かいました。ブッフェになっていたのでつい盛りすぎてしまいます・・写真には撮れませんでしたが、お皿にいろいろとまだ盛っていました。
ミニケーキにもミッキーがいました、お餅のお菓子もあったり・・デザートもしっかり・・^^; 
      

お土産などを買うために出入り口近くのワールドバザールに向かうと何処のお店もお客さんで一杯です。
かわいい缶入りのお菓子はやっぱりどうしても買っていってしまいました。

途中からあいにくの雨になってしまいましたが、スタートが遅かったのもあり初めて閉園まで滞在していました。
久しぶりのディズニーランド・・思いがけないこともありましたが、そういうのも含めて印象深い8年ぶりのTDLになりました。

GW、やっぱりまた山梨日帰り

2008年05月08日 | ちょっと出かけて・・
連休中の5/4、日帰りで山梨方面へ出かけました。
11時ごろに忍野八海(おしのはっかい)へ到着、初めて来たところです。
大小八つの池が点在するところで透明度が高い池です。左の写真、風景のように見えるのは池の水面に映った風景です。
真ん中の写真、茅葺屋根の建物があったりして一見のんびりとした風景ですが、このあたりから写真を撮ると丁度富士山がとても綺麗に見えるとのことで望遠鏡が設置されていました、でもこのときは富士山の周りだけ雲が多くて姿が拝めず残念・・
そういえば池の周りにはお土産やさんや飲食店が結構沢山あってちょっと意外な気がしましたが、そうは思いながらもお昼時だったのでお蕎麦などを食べてしまいました^^;
湧池の水深は7M、10M下には湧水路があり青い鍾乳層灰で八海の池とそれぞれ通じているとのことで、池の奥下には幻想的な世界が拡がっていそうです・・


八つ全ての池は廻れませんでしたが、中でも真ん中の写真のお釜池、青く濃く見えるところだけ釜のように深くなっていて、上からだと全く深さの度合いがわかりませんが、やはり水深7M以上あるとのこと・・ちょっと恐々近づいて見てしまいました。
右の写真、少し離れていますが駐車場に行く通りにも店が並んでいて、ちょっと珍しい桃などのドライフルーツや、蕎麦や漬物、お煎餅、器などなどが並んでいました。


家族のリクエストで、昨年と同じく再び笛吹市御坂へ・・
いろいろとまた行きたいこだわりのスポットがあったようで・・そちらをまわっているうちに高台からの南アルプスを望むすばらしい景色、なぜか撮れずに終わってしまいましたが、笛吹川のほうまで足を伸ばしてみました。
行った場所は市役所のまん前の河岸だったので一部コンクリで整備されていましたが、吹き渡る風は穏やかで、小さな魚が泳いでいるのが見えます。
そうしてひと時のあいだのんびり?と景色を眺めていたら、こちらからは見えないと思っていた富士山の頂上のほんの少しのところがくっきりと見えているのを見つけてしまいました!(右の写真、とても見づらいですが右寄りの山の間からわずかですが白い部分が見えてます、それが富士山の頂上の一部?)
      

今からすぐに御坂のトンネルを過ぎて河口湖に行けば、今日ずっと雲に覆われていて見えなかった富士山が見えるかも・・??ということで急いで笛吹川をあとにしたのでした。
結果富士山が夕方の一瞬で、雲も多めでしたが見ることが出来てとても嬉しい気分になってしまいました!自分でもかなり単純かな?と・・富士山ってそんなに好きだったんだろうか?と思ってしまうくらいです・・
普段見ている所からとは違ってはっきり大きく見えた富士山、この時期の雪をいただく姿はやっぱり魅力的です。
       

気がつけば帰りもすっかり渋滞コースになっていました・・
自宅用じゃないお土産を買いそびれていたのでパーキングエリアで買おう・・なんて簡単に考えていましたが山梨の初狩PAでは混んでいて入れず、東京に入ってからやっと石川PAでの山梨のお土産を買う事になってしまいました。こうなると意味がないかも?とも思いましたが^^;(それに今はデパ地下にふつうに名産品が置いてあったりしますが・・まっ!気持ち・・ということで)高速エリア沿い近くにある観光地のお土産がだいたい揃っていて買い忘れた時はやはり便利です、レア?なものも見つけてしまいました・・石川PAは八王子にありますが、日野にも近いということでなんと新選組の土方歳三、井上源三郎の菓子もあったりしたのです。
いちばん左はパーキングエリアで見つくろったくろ玉、信玄桃、巨峰餅などです、真ん中と右の写真は、昨年も寄った笛吹市一宮町の信玄餅の桔梗屋の工場直売で買ったアウトレットのお菓子です(HPの説明では会員、社員のみ・・と書いてありましたが誰でも購入OKでした)、賞味期限が近いものが多く簡易包装ですが、一部食べてしまって撮る前になくなってしまったのもありますが(笑)またいろいろ買ってしまいました。

それにしても今年も桃の花の時期を逃してしまいました、笛吹市、御坂あたり・・
又行くことがありそうな気がします。

北鎌倉  その2

2007年07月06日 | ちょっと出かけて・・
明月院を出て一休みしてから建長寺へ・・
建長寺は750年あまり前の建長5年(1253年)に北条時頼が建立した日本で最初の禅寺になるそうです。

入り口を抜けると目の前にりっぱな三門がどっしりと構えていました・・あれ~、私の撮った写真だと重厚だけど開放的な?感じが出ていなくて残念^^; それに写真をあんまり撮っていなかったようで・・
左は真正面から真ん中の写真は少し後ろに回って横から撮ってみたものです。
いつも思うのはこういう三門の上にちょっと登ってみたいなぁ~と^^; 保存上無理または危険でしょうけれど・・
門の下はちょうどよい日陰を作っているので、小学生の遠足の子供たちがお弁当を広げているところでした。
一番右の写真は新日本名木百選に選ばれている柏槇(びゃくしん、和名はヒノキ科のイブキ)という古木で、建長寺の開山(創始者)蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が創建時に中国から持ってきた種子をまいたと言われています。幾度かの火災をくぐり抜けてきて樹齢750年以上、すごい生命力です。全部で7本あり幹の太さは7メートルの樹もあったりと存在感が・・

奥へ進むと仏殿、法堂(はっとう)、さらに奥には方丈と呼ばれる建物があり、その前には池を中心とした禅寺を象徴したという落ち着いたりっぱな庭園がありました。
ここも明月院の庭園のようにじっとたたずんで見ている人たちが多くいました。
          
このあと寺の地図を見ると、敷地の奥のほうに"半僧坊"というのがあるのを見つけてちょっとおもしろそうだから行ってみようか?見晴らしもよいのかな?ということで歩き出しましたが、最初はなだらかな道が続き、お寺に従事している?方の家や入り口が封鎖されている寺院のようなものが見えたりしましたが、知らず知らず結構急な階段を登っていくことに・・
途中、そろそろきついかな~という頃になって赤い旗がはためいているのが見えてよかった!天狗の像が階段の途中から沢山のお出迎え・・これにはちょっとびっくりでした。クチバシが付いていたのでカラス天狗のようです。
天気がよければ富士山も見えるポイントがあったのですが、この日はうす曇で見えず残念・・
こうやってちょっと苦労して登ってきたのだからきっと願いも届きやすいはず、ということで受験生を持つ友人は学業のお守りを買い求めていました。

行った後からわかった事ですが、この先から大平山~瑞泉寺などを経て鎌倉に向かう天園ハイキングコースという始まりの地点だったらしく、ここから3時間位で回れたそうです・・蒸し暑い時期を避けてちょっと行ってみたいようなコースです、最近そういった道を丁寧に時間をかけて歩いたことがなくなってきています・・

左は建長寺のすぐそばの鎌倉学園、行った日は丁度学校説明会があったようです、桑田佳祐さんが高校のときに通っていた学校とのこと。前身は建長寺が宗派の師弟教育のため明治19年に設立したそうです。
          
お昼もちょっと過ぎてしまいました、建長寺から駅に戻る途中にあるけんちん汁を出すお店に行くことに。
けんちんという名前は建長寺から来ているということも今回初めて知りました。
"鎌倉五山"というお店に行きました、せっかくおいしかったのに撮った角度がいまひとつ・・(というのもテーブルによって真ん中に鉢植えがはまって?いるのでそれを写すまいとしたのでした^^;)けんちん汁と炊き込みごはんで紫陽花セットというそうです。ご飯は割合に薄味で上品な味付け、けんちん汁は具沢山でお代わりしてもいいな、と思えるお味でした!

お昼を食べて元気になったあとは鎌倉時代の後半、弘安5年(1282年)北条時宗が中国の名僧を招いて創建されたという円覚寺(えんがくじ)へ向かいました。

入り口にある総門をくぐるとやはり建長寺と同じく立派な三門がむかえてくれます。
現在の三門は開山500年を記念とした時(1785年)につくられたとのこと。
座禅会が盛んで毎日行われていて、かつては夏目漱石や島崎藤村もここの座禅会に参加していたそうです。右は北条時宗廟のある佛日庵に咲いていた紫陽花ですが、明月院のものとまたちょっと違ったように見えます。

明月院と、さらに鎌倉五山といわれているうちのりっぱな三門をもつお寺を二つ拝観すると満足してしまい(笑)このあとさらに別なお寺へ・・というのはどうしよう?と思い、ここは印象を薄くしないようにしたいと?お寺めぐりはここまでに・・

地図を見るとちょっと駅から歩くようですが、ネットで見つけて気になっていたギャラリー&カフェNESTへ行ってみることに、光照寺というお寺のそばのようです。
大船方面にまっすぐしばらく歩いていき、わき道を折れ、さらにわきの細い階段を登っていくと右側にモダンな建物が見えてきます。敷地には竹林がうっそうと背を伸ばしていて、ベランダからは笹の葉が手に取れる感じで目の前の風景は鎌倉の小高い山が見えていて、足元には蚊取り線香が・・
          
すっかりくつろいだ雰囲気の中で梅酢ジュースとこのお店自慢のチーズケーキを頂いてみました。濃厚でこっくりとした味わいです、梅酢ジュースは蒸し暑くてばて気味の時などはなおさら良さそうです。
お月見の会さながらに、月を見ながら食事をする会員も募っているそうで、この場所なら素敵に食事もお月見も出来そうな感じがします。
          
また沢山書いて長くなってしまいました^^;
鎌倉のことはまだまだ知らないことばかりです、出来ることなら間をあけないでまた再訪できれば・・

北鎌倉、あじさい寺へ

2007年06月30日 | ちょっと出かけて・・
この季節、ずっと行ってみたかった北鎌倉・明月院(紫陽花寺)へ初めて行ってみました。
もう少し早くに行きたかったのですが行ったときは6月28日、まだまだ充分に綺麗でした。

日本古来からある姫あじさいを中心に、青色系統でおおよそをまとめているそうです。かなり蒸している日でしたが、紫陽花が沢山咲く通りでは、時折吹いてくる風が涼しさを含んでいる一瞬があったのには、一体どこからその風は吹いてきているんだろうと思ってしまいます、ウグイスの声も沢山聞こえてきました。
 
"花想い地蔵"というとても親しみやすいお地蔵さんが微笑んでいました。脇には立て看板が・・大切な人や物との別れの中でふと目にとまった花がどんなにか心を慰めてくれたことでしょう・・という内容です。他の花の季節はどんな花を抱えているのでしょう?
           
本堂の丸窓から庭園が見えます、この時期は平日でも多くの人が訪れるので誰も居ないときを撮るのは難しそうです。
丸窓の先の縁側から庭園を眺めるにはお茶とお菓子(ほうじ茶とお煎餅)付きで見ることができますが、時間があればもう少しここでゆっくりしていたかった。春には池の向こう側に花菖蒲が咲き揃い、その期間は公開もされているそうなので紫陽花の時ばかりではなくその頃も賑わいそうです。

北鎌倉駅から明月院までを辿る道は最初は線路際を歩いていくのですが、途中の明月院どおりからは緑がうっそうとしていてちょっと京都に来ているような雰囲気がしてきました。
左の写真はその途中にある葉祥明美術館、す~っと入っていきたくなる感じです。
戻っていくときはその手前にあったお茶処で"茶寮 風花"で一休み・・
かわいいうさぎまんじゅうは蒸かしたてであつあつ、中は栗餡でした、よもぎ団子とお抹茶が付いたセットでかなりほっとしてしまいました。
         
このあと、建長寺、けんちん汁を出すお昼処、円覚寺、ちょっと離れたところにあるギャラリーカフェと、時間に制約があったのですが蒸し暑い中を予想より結構まわることが出来てよかった。
もし出来たらこの続きを・・と思っています。

山梨・河口湖~石和、御坂町あたりへ

2007年05月04日 | ちょっと出かけて・・
連休前半の最後の日、いい天気だったしどこに行こうか?富士山をいつもより少し間近に見てみたいね、それと娘が前から行きたいエリアがあるらしい・・ルートを見れば両方の希望が叶いそう・・ちょっと忙しいかもしれないけど行ってみよう・・

さして渋滞もせずに河口湖に到着!
うわぁ~!いつも見ているよりかなり大きく富士山が見えだすと、なぜだかいつも気持ちが沸き立ってきます、桜がまだかすかに残っていたのでちょっと得した気分にもなったり・・ピンクが鮮やかな芝桜も今が盛りのようです。
それに、ちょうどこのくらいの雪が残っているときが一番好きな感じの富士山・・

河口湖に寄ったのなら河口湖ミューズ館-与 勇輝館-へ行きたいと思っていました。
こじんまりとした美術館でしたが、新作の人形も見つけることが出来たし、何ともいえず魅力的な人形たちにも再会出来て良かった・・
       
後ろ髪を引かれながら富士山とさようなら・・そこから137号線で御坂方面へ向かいました、娘の行きたい所は笛吹市の御坂あたりということでしたが、せっかくだからそこからちょっと先にある石和の気になる温泉・・ではなく^^; 気になったケーキ屋さんや和菓子メーカーのアウトレットにも寄ってみました。

石和駅のそばにあるケーキハウス ミサワ、ここは過去TVチャンピオンのケーキ職人選手権で優勝したパティシエが経営しているお店だそうですが、テイクアウトやカフェを利用する人たちで賑わっていました。パフェなども美味しそうでしたが、ショーケースの中のケーキを選んでみることに・・フルーツをふんだんに使ったものが多く、ロールケーキはふわふわタイプではなく割合しっかりとしていました、飲み物のコースターは水晶をカットしたものが付いてきて、こういうところはさすが宝石の街といわれている甲府がある山梨県だなって思ってしまいます。

巾着袋に入った個包装の信玄餅でよく見かける桔梗屋の本社工場での直売があり、面白そうなので行ってみました。
和菓子だけではなく、バームクーヘンやお煎餅など多種類にわたって販売されています。ここも地元の人や観光客で賑わっていました、カゴ一杯に買っている人が結構目立ちます、私もついついちょっと多目に購入してしまいました^^; 消味期限が間近のものも確かにありますが、3ケ月後のものがあったりといろいろです。以前だったら社員さんだけに販売していたものが最近は出てくるものがあるそうです、どら焼の皮だけの販売とかだそうです!

工場そばにある桔梗屋直営の食事処、水琴茶堂というところでお昼にしました。おそばやおむすび、ほうとう、甘味などがいただけて、店内は外につくられた庭園を見ながら食事が出来てくつろげる雰囲気になっていました。

この後はある人達のゆかりの地巡りになりました・・
粉雪などのヒット曲で知られる、笛吹市御坂町(ふえふきしみさかまち)出身のスリーピースバンド、レミオロメンが大好きな娘はこの地を訪ねてみたかったようです。プロモーションビデオを撮った古墳がある八代ふるさと公園や小高い山の花鳥山の一本杉あたり、デビューする前に3人で集まって楽曲製作や演奏の練習などをした埋草神社という母屋や卒業式ライブをした三人の出身中学校、よく立ち寄っていた文房具屋さん兼駄菓子屋さんなどなど、なんとか行きたい所はまわれたようで、かなり娘は嬉しかったようです。


ちょっと迷ってしまい何回か目的地までの道のりを地元の人に尋ねた時も、とても気さくに親切に教えて頂いたし、文房具屋さんのおばさんもレミオロメンの関連で来たとわかると嬉しそうにご自分のわかる範囲で一生懸命答えてくれたりと、心があったかくなることが多かったような気がします。このあたりは遠く中央アルプスや八ヶ岳などの山脈が望め、いつもの時間とは違う流れが漂っていたようで田園風景が心に残ります。桃の花の季節は終わってしまいましたが藤の花は満開を迎えていました。通り過ぎてしまうとしたらもったいない所です。

ヴィラデストで散策・・

2006年09月24日 | ちょっと出かけて・・
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリーへほぼ1年ぶりに行ってみました。
行った日は週末とはいえ平日の金曜日だったので、とてものんびりとした感じが漂っていました。

予約したランチの時間まで少し時間があったので周りを散策するのも楽しい。
それまでは曇りがちの感じでしたが、丁度晴れ間が出てきて遠くに北アルプスの山々が見えます。
トンボも沢山飛び交うなか、夏から秋に咲く花々も目を楽しませてくれます。


ワイン用の葡萄ももうすぐ収穫の頃をむかえて・・
           
ガーデンレストランの食事にも出てくる野菜たちも見ることが出来ました。
ビッグサイズのピーマン、他に彩り鮮やかなパプリカや、色々なおもしろい形のかぼちゃ(写ってるのは飾りかぼちゃ?)、紅い色や青紫色の辛そうな唐辛子畑と、収穫は終わっているようでしたがトウモロコシ畑もあったりと多種多様・・

そうこうしているうちにランチの時間が近づいてきました。
お店の入り口にある看板もシンプルな葡萄の絵だったりします・・
レストランの下の1階にはワイナリーやギャラリーもあり、ガーデンの外と中と食事など、いろいろ楽しめるものが多くてあっという間に数時間たってしまいそう。
長くなってしまいました、ランチの様子などは時間を置かずにまたアップしたいです・・^^;

立ち寄りたくなるクラシックホテル

2006年08月16日 | ちょっと出かけて・・
この前日光に行った時に、ここはできたら立ち寄りたいなぁ・・と思ってた日光金谷ホテル

1873年(明治6年)、日光東照宮に楽人として仕えていた金谷善一郎氏が、宿探しに難儀をしていた外国の方を全くの善意で宿泊させたことから始まったそうです。ホテルの前身は「金谷カッテージ・イン」と呼ばれ、20年後の1893年には客室30室の「金谷ホテル」となったとの事で、現在は71室の規模のホテルになっています。
ウィキペディア(Wikipedia)では現存する日本最古のホテルとして紹介されています。
旧日光田母沢(たもさわ)御用邸がすぐそばに出来た関連で、大正時代に入ると外国の王室の方や要人、国内宮家の宿泊施設になっていたそうです。

写真左は別館の建物、右は正面玄関になります。
           
時代を感じさせるロビーの前には程良く手入れされた庭園が広がっていて、ずっと座って庭を眺めていたらどんな気分になるでしょうか?
歴代の著名な宿泊された方達の時代を経た写真パネルなども飾られていました。

ビリヤードが出来るスペースや、日光東照宮にある眠り猫をモチーフにした日光彫を発見(ちょっとぼけちゃいました)
           
お茶をする時間くらいはありそうだったので1階奥にある「メイプルラウンジ」で一息。
ケーキはすでにあまり種類がなく、ケーキというよりフルーツのようなピーチのジュレを・・とても蒸し暑い日だったので一口食べると生き返りました・・家族はチーズケーキを頼んでましたが写真に収められず^^;
目の前はミニ庭園のようになっていて、余計涼を感じることが出来て快適な空間です。
 
上の真ん中、右の写真はテイクアウトした金谷ホテルベーカリーのもので、右が百年ドレッシングと名づけられたニンジン味、味が上品に薄味に出来ているので好みで粒胡椒とか入れるといいかもしれません・・パンは夕方近くで種類がなくなっていましたがロイヤルプレッドとパウンドクラウンが写っています。よもぎアンパン美味でしたが、写真に収める前にお腹に納めて?ました。

金谷ホテルベーカリーはホテルと独立していて、ホテルのそばの街道沿いや日光駅前店など、複数店舗を置いているようです。最近では物産展以外でもデパ地下に期間限定出店しているのを見かけたりします。 

近代的なホテルももちろん快適でいいですが、少しの滞留?時間でしたが、こういった自然と時を経たクラシックなホテルもかなり好きです。 

日帰り日光・・

2006年08月10日 | ちょっと出かけて・・
娘のリクエストで日帰りで行き来出来そうな所・・ということで日光へ行ってきました。
高速に乗ったのがかなり遅く、現地に着いたのは1時過ぎだったのでいつもの?ようにちょっぴり駆け足になってしまいましたが、何とかまわってきました。

大谷川(だいやがわ)を渡る朱塗りの橋は神橋(しんきょう)と呼ばれていて、日光東照宮の玄関口のすぐそばにあり、まわりの景色と溶け合ってひときわ目をひく美しい橋でした。
日光東照宮と同じく世界遺産に登録をされているとの事。
        
日光東照宮は徳川家康を祀るため1617年に建てられた神社で、1637年には徳川三代将軍家光公により現在のようなきらびやかな彩色や彫刻が施された豪華なものになったそうです。あれっ ^^; メインの門である陽明門の全景写真を遠くからしか撮ってなかったみたいで残念・・(写真では石段の先の立派な門)
            
東照宮内で塗りを施されておらず木肌が見える唯一の建築物が神厩舎(しんきゅうしゃ)で、家康公が関が原の戦で乗馬した馬が最初に奉納されたそうです。
猿は馬を病気から守る・・ということで8面に渡って厩舎外側に猿の彫刻が施されています。
有名な見ざる言わざる聞かざるの三猿・・はるか昔、子供の頃に見た時はもっと大きいと思ってたのに、実際は思いのほかかわいらしい大きさだったんだ・・
こうやって見ると三匹の子ザルがおどけているようでユーモラス。小さい時はなるべく悪いものは見ざる、言わざる、聞かざるがいいという意味だそうですが、言われもすっかり忘れていました。
  
東照宮内の彫刻で椿の花の下に眠る"眠り猫"、反対側にまわると雀の彫り物が・・ここも思いのほか小ぶりですが、まわりには沢山の人たちがカメラに納めようとすごい賑わいになっていました。
移動教室?の小学生や、バスをしたててきた団体様、外国の方も沢山来ていて(なぜかドイツ語を話す人が多かったような・・)平日でも学校の夏休み中とあっていろいろな人たちが来ていました。
 
神社の境内には目を引くものが沢山あって思わず写真に撮っていたりします。
亀の甲羅模様の石に、あとから参拝する人たちが丁度いい大きさの石を選んで手足にしていたり、苔むした石塔にとんぼが止まってたり・・
 
このあと、時間があまり無いながらも行きたかった日光金谷ホテルで(長くなってしまうので、あとでこれだけ取り上げて書きたいです)お茶をしてから^^; いろは坂を抜け中禅寺湖、華厳の滝へ急がなくっちゃ・・という感じでやっぱり駆け足になってしまいましたが行ってみました。
華厳の滝は日本三大名瀑の一つに数えられているそうですが、滝壺により近づく100M下りるエレベーターがあり、エレベーター表示が階数表示ではなくメートル表示のところが珍しい・・写真は丁度60M下がったところです。着いた時のトンネル内はすごくひんやりしていて真夏とは思えないくらいです。
離れていながらも滝の正面に来ると水煙で霧雨に降られてるような状態になります。中禅寺湖から一旦せきとめられた水の落下する音は涼しさを通り越してちょっと怖いくらいでしたが、しばらく滝の様子を飽きもせず見ていました。
 
中禅寺湖畔に着いた頃にはすっかり夕方になっていました。貸しボートも皆引き上げていて、地元の方の魚釣り?のボートが一艘浮かんでいるだけだったのでちょっと寂しくなってしまいました(笑)
  
もう少し早めに出ていれば、日光で美味しい処の昼ごはんが食べられたかなぁと思ったり、神社をもうひとつふたつ?見て回れたか、戦場ヶ原のほうまで行けたか、または温泉に入れたかな?とか色々考えちゃいましたが、久しぶりに訪れた日光はそれでもやっぱり楽しかったです。