moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

ふるさと文化館 むさしのエン座

2010年11月18日 | 食事どころ
石神井公園ふるさと文化館が今年の3月、公園のすぐそばに出来ました、
外観のデザインがなかなか素敵です。
     

そのふるさと館の1階にあるうどん屋さんの、むさしのエン座へ近所の友人とお昼に伺ってみました。
(石神井台8丁目にあったお店から移転、現在そのお店はエン座長谷川としてしっかり味も受け継がれているようです)
  

ふるさと館に併設されたのは地産地消を目指しているお店というのもあり誘致されたのかな?
小麦粉は農林61号というのを配合しているようです、
うどんの中の色が付いた麺は、練馬大根の葉っぱと紫芋が原材料になっているとのこと。
暖かいつけ出汁も、豚肉や牛蒡などがはいり甘めに仕上げてあります。
さっぱりと大根おろしを入れて食べる霙糧(みぞれかて)うどん(850円)にしました。
うん、やっぱりおいしいな・・
最初はオープンと同時くらいに入ったので空いていましたが、店を出る頃にはテラス席も埋まり満席に近くなっていました。
確実に地域の人に支持されているようです。


そうそう・・うどんが茹であがるまでに少し時間がかかるので、
店内のポスターを見て気になっていたブルーベリーの発泡酒を頼んでみました。
ブルーベリーは東京だと小平市がたくさん生産していると聞きましたが、
練馬でも生産していて、しかもそれをお酒にしているとは!
醸造メーカーは新潟麦酒さんとなっていました。
味わいは一口目はブルーベリーの甘いさわやかな感じがよく出ていて喉越しもよく、気にいってしまったかも・・
       

記念館の2階は常設展示のコーナーもあり、練馬地域の文化の流れを紹介しています。
中でも昭和の匂いがするコーナーもありつい白黒で撮ってしまいました、ノスタルジー・・
オート三輪・・今でも趣味で乗っている(持っている)人もきっといる??
                
 
(モノクロ写真は開館したばかりの3月下旬に撮ったものですが、現在もほぼ同じかと・・)

敷地内には旧内田家と表示されている、練馬区内でつい数年前まで実際に住んでらしたという茅葺屋根の古民家住宅が移築されています。
明治20年代初めの建築ということですので、120年位は経ってます。
一部リフォームして真新しいところもありますが、雰囲気がそのままで落ち着きます。
      

梁が立派なこと・・松の木を使っているそうで、丁度いい枝ぶりのものを探すのは昔でも簡単ではなかったのではないでしょうか?
            

障子も陽が射すとより美しい~
            

ふるさと館を出た後は、公園をぶらぶらしながらウォーキングというよりお喋りしながらの散歩となりました。
こちらは丁度一週間前の画像(11/11)ですので、今はまたもう少し紅葉、黄葉が進んでいると思います。
      

うどん屋さんには珈琲がメニューになかったので
友人と缶コーヒーを飲みながら公園を散歩なんてすごく久しぶりでちょっと嬉しくなりました(笑)
真ん中の白とピンク色の花・・蕾も沢山付けてすごく目立っていました、何という花でしょう?
      

吉祥寺離れ 田舎(でんじゃ)

2010年06月21日 | 食事どころ
以前このお店の近くをたまたま通りかかったときに、おぉっ?何かおもしろそうなお店がある・・
何のお店だろう?と思って、反対側の通りに居たのにわざわざ信号を渡ってお店の前まで見に行っていたので、
気になっていました。
時間を置かずに友人を誘ってランチに行ってみました。
井の頭通りと成蹊通りが交差しているすぐそばのお店で、このあたりだと三鷹に近くなる吉祥寺で「吉祥寺離れ 田舎」というお店、田舎と書いて"でんじゃ"読ませるところがちょっとにくい感じがします・・
  

昨年10月末にオープン、昭和初期の民家を再生し魅力的に蘇らせたという、大豆と和風創作料理のお店でした。
正面入り口から玄関にはすぐに辿りつかなくて、建物に沿って敷石を踏んでいくと、通りと反対側のところに玄関がありました。
    

灯りもそれぞれに個性的です。
庭に面した椅子席のスペースのところは既にお客さんで一杯になっていたので、
和室に通されましたが個室タイプになっていました、
気のおけない人たちとの飲み会にもよさそうです。
  

3種のメインの料理から一つ選び、吸い物や、コーヒー、デザートが付く「田舎弁当」1800円のランチにしました。
自家製の豆腐、揚げた蓮根のスライスがのった野菜サラダ、きゃらぶきが添えられてきたご飯とお汁・・
             

メインの料理はお盆に乗って茗荷と胡瓜の白和えや南瓜などの煮物、揚げ物の鉢と一緒に出てきました、
左側の揚げだし豆腐のように見えるのは豆乳クリームコロッケ・・もう一度食べてみたいな^^;
メインは豚肉の香草焼き、魚はのどぐろの焼物、それぞれ交換してお味見してみました。
のどぐろはふんわりとちょうどいい脂が乗っている感じでした。

        

木苺ソースが付いた豆乳とクリームを使ったデザートと、
珈琲に添えられたのはクリームではなく豆乳とのことで、あくまでも豆に拘るお店です。
使われている器もそれぞれに目を楽しませてくれます。
            

帰りはどうぞ庭も見ていってください・・とのことで、庭を通過しながら門のほうへ・・
庭にはバーのようなスペースがありましたが、日が落ちる頃にはいい感じに灯が燈るんでしょうか。
  
接客は関西の方のようでしたが、ユーモアを交えて説明してくれたり冷房の温度を気遣って頂いたり感じがよかったです。
つい居心地もよくてランチの最後の時間までゆっくりしてしまいました。
後から気がつきましたが、今年の春発売したHanakoでもしっかり取り上げられていたようです。
店名通り、駅から少し離れていますが又行ってみたいと思えるところです。

武蔵五日市 黒茶屋

2010年05月12日 | 食事どころ
かえってまた始めるのに勇気がいるような気がしてしまうほど間があいてしまいました・・^^;
またぼちぼち続けたいと思っておりますのでよろしくお願いたします・・

少し前になってしまいましたが、武蔵五日市にある炭火焼と山里料理のお店、黒茶屋に行ってきました。
とてもゆっくりといい時間が過ごせたので、紹介しがいのあるお店だと思ったのですが、
カメラ機能がいまひとつの携帯での撮影だったので、ほの暗い雰囲気のある店内の細かな様子が全く取れずに本当に残念~~
でも没にするには惜しいのでアップしてしまいました^^;

黒茶屋の敷地内からは秋川渓谷が目の前という絶好のロケーションです。
秋川渓谷といえば小学生のころ学校で川遊びに行き飯ごう炊飯でカレーをつくった覚えがありますが、
そのときはどのあたりにいたんだろう~?
           

左の写真は岩瀬峡を望む野外テラス、ここでコンサートが行われることもあるそうです。
          

敷地内にはお土産やさんやギャラリーが点在しています。
門の前には大きな水車が回っていて迫力があるほど・・
石段が続く写真は黒茶屋の玄関に通じる階段です。
250年ほど前の古民家を移築してきたという建物は、古さの中にも居心地のよい雰囲気が漂っていて黒光りした柱があったりと落ち着いた空間が広がっていました。
      

日曜日に予約せずに行ってしまったので40分ほど待てば入れるということになりましたが、敷地内を散策する時間にあてることが出来てさほど待たされた気がしなかったのはありがたかったです。
食事は川魚、肉、野菜の焼き物が中心でそこに前菜、煮物、和え物、揚物、酢の物、椀物などを出すコース。
全品は写真に収めらず三品くらい飛んでしまいましたが、写真が残せなかった中で勾玉豆腐は特に口当たりが繊細で気にいってしまいました。
左の前菜の中には沢がにの甘露煮にも見えて赤い色がかわいらしいです、
真ん中の塩焼きの魚は山女・・やっぱり秋川で採れたのかな?と思いますが・・
   

椀物の中には蓬麩などが入り、里芋のそぼろあんかけ、たらの芽のてんぷらなど・・
  

つぶ貝などの酢の物や、季節の筍ごはんを頼みました、蓬のうどんにも変えられます。
デザートはマンゴーとレモンゼリー
 

食事の最後にはあたたかなおやきが出てきました、おなかがいっぱいでしたがお茶と一緒にいただいていました。
右のさつま芋と小豆のおやきは、敷地内でおやきを焼く竹庵という店でお土産用として買い求めたものですが、
素朴な味で喜ばれそうです。
            
周りの自然や風情ある古民家や料理など、のんびりと癒される条件が揃っているお店・・
また行く機会をつくってみたいと思わせるところでした。