moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

小金井 オーブン・ミトンカフェ 

2007年10月19日 | カフェ
多摩のほうで一軒家タイプのレストランとかカフェに行きたいな・・と思って検索していたら、ポタリングと言って自転車であちこち行かれてる方のブログでここを発見!

オーブン・ミトン、もうかなり前になりますが、シュークリームが美味しい!というのを本で見て、わざわざ買いに走ったことがありました。とても小さくてかわいらしいお店に女性スタッフの方が沢山いて感じがよかったのをおぼえていました・・
そのあとはどんどん注目されてオーナーパティシエの小嶋ルミさんはケーキ教室を開いたり、本を書かれたりとお菓子作りに熱心に取り組まれている方です。
テイクアウトのみだったお店がオープンしてから20年目で昨年10月に場所を移してカフェを開き、それもはけの森美術館というところの敷地にある築70年の建物を利用・・と書いてあるのを見てしまったら、もう行きたくなってしまいさっそく出かける準備をしていました^^;

ベージュ色の壁の美術館の前を通り過ぎて一体どこから入ればいいんだろう?と思っているとカフェの看板が入り口の目立つところに出ていました、門をくぐると山小屋風の別荘のような建物が見えてきました、でもここは店の入り口じゃないみたい・・



敷石に沿って歩いていくとそこは緑がうっそうとした林の中のようです、昆虫などが成育しやすいようにビオトープ方式で公園の中にはいろいろな工夫や仕掛けが施されているようです。
池の向こう側からカフェを見てみたら、何かとてもいい雰囲気、ここは一瞬どこだろう・・という感じになります。
          

靴を脱いでスリッパに履き替えます、この靴を脱いで・・というところが寺社巡りではありませんが、ゆっくりしてしまいたくなります。
天井も高く、落ち着いた濃茶の木材がしっくりきています、ここは隣の美術館の洋画家、中村研一氏のアトリエだったところだそうです。
右の一皿のキッシュ、中に入っているベーコン、そして玉ねぎは飴色になるまでよく炒めたと思える感じで、口に運ぶとちょうどよい感じで卵とクリームがあわさってフルフルとした食感になっていて嬉しい。


左の一品は自家製のパンにアボガド、トマトがはさまれた野菜サンドとローストポークのサンドイッチ、添えられた野菜が酸味があっておいしい。
紅茶は吉祥寺のt-breakというところで仕入れているそうで、ウバティーでした。


左からランチのデザートセットでいちじくケーキとガトーショコラ、パリブレストはカスタードと生クリームの2種類のクリームと生パインがアクセントになっていて気に入ってしまいました。モンブランは台になっているメレンゲがサクサク楽しい。


こちらはテイクアウトしてみたマフィン、左がレンズ豆と緑豆、右がオレンジとカスタードのマフィン。レンズ豆が入ったマフィンって初めて、小粒でもちょっこっとだけ歯ごたえがある感じでおもしろい。
          

お店を出た後に庭を散策、探検・・竹林もありました。
階段を登っていくと北門になっていて、こちらから来る方も多そうです。

美術館も興味があったのですが、ちょうど行った時期は閉館期間になっていて見ることが出来ず残念!それに「はけの小径」という散策路がすぐそばを通っているのにも気が付いたりして、次回の楽しみにしておくこととしましょう・・
カフェではコンサートの予定もあるそうで、オカリナなどの演奏とデザートコースと言ってスイーツとお茶も楽しめる日が11月12月と予定されているようです。
オーブン・ミトンカフェ、カフェとしても素敵だし、周りも風情があるしで気に入ってしまったのでした。

リリエンベルグ

2007年10月08日 | スイーツ
気になっていたケーキ屋さんへ駆け込みになってしまいましたが寄ることが出来ました。

川崎市麻生区にあるリリエンベルグ、ドイツ語で百合の丘という意味になるそうですが、最寄駅の新百合ヶ丘駅に合わせて名づけられたとてもメルヘンな雰囲気のケーキ屋さん。
斬新で童話の中に出てくるような個性的な建物のデザインが目を引きます、埼玉・飯能にある「あけぼのこどもの森公園」などを手がけた建築家・村山雄一氏の手になるものだそうです。釘を一本も使わず、左右非対称の建物だそうで、不思議な温かみを感じます。

窓から厨房で働くパティシエの方たちが見え、もうすぐクローズの時間にもかかわらず果物の皮(りんご?)を熱心に剥いている姿が見えました。


木、土、泥で出来ている家で屋根には草花が植えられています。
店内は天井が高く屋根の梁もどっしりと存在感がありました。
何より働いている自分たちも楽しく、お客さんにも楽しんでもらえるようにという建物を目指したそうです。


こちらは以前から建てられていたほうの建物のようです。
ティールームを是非利用したかったのですが、土日祝日は混雑緩和のためお休みになっているのを知らずにいました、残念!! 時間帯によっては駐車場が満車になっている時が多そうです。    
          

5時ちょっと前くらいの時間、売り切れのケーキも沢山あったようでザッハトルなどのチョコレート系のケーキが見当たりませんでした(T T)が・・気を取り直してちょこちょこと
シュークリーム、モンブラン、ロールケーキ、いちじくケーキ・・
シュークリームはカスタードと生クリームが3対1の割合で入っているそう。
モンブランは9-10月限定のケーキで自家製の蜜栗漬を使っているとのことです、栗の味が生きていました。
オーナーパティシエの横溝春雄氏は支店は出さない主義とのこと・・なのでわざわざ来てもらうお客さんのためにどうあるべきか?というのを常に考えてらっしゃるようです。
         

生ケーキが並ぶショーケースとは別な部屋に焼き菓子が沢山置かれていました。
左の店内写真の奥が焼き菓子が並ぶスペース、白壁と木枠に囲まれた丸みのあるスペースがかわいらしい。
そこに置いてあった「ポルボローネ」、スペインのアンダルシア地方に古くから伝わるお祝いのお菓子とのことです。お客さんの一人の男性の方がポルボローネの箱を手に取っていたら、一緒に来た方から「また買うの?」と言われていたのを小耳に挟んでしまいました(笑) これは美味しいのだろう・・というわけで初めて買ってみたら・・正解でした。小麦を煎りアーモンド、ヘーゼツナッツペーストを加えて焼き上げてあるそうですが、ほろほろと口どけもよく香ばしく一瞬きなこ風味にも似て和菓子のようなお菓子になっています。
         

下の絵柄はテイクアウト用の手提げ袋や紙袋、はては保冷剤にまでクマの絵柄が・・かわいい。

出来たら平日のみオープンのティールームにも行ってのんびりしてみたいなぁ・・なんて思ってしまうリリエンベルグさんでした。