moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

おこわの米八(よねはち)

2007年03月30日 | レストランなど
井の頭公園の桜を見に出かけてみました。

気温が20度以上になっていたし日差しも眩しい・・
平日にもかかわらず沢山のお花見の人が来ていて、皆それぞれに桜を見上げながら歩いている人がいたり、ベンチでお弁当をひろげたり、地面にシートを拡げて多人数で花見酒・・等々それぞれです。
あるところでは外国の映画制作?の方が来ていて白塗りをした艶やかな着物姿の女性と中年白人男性との会話シーンを撮っていたりしました。
        
そろそろお腹がすいてきたので、お花見を切り上げて(お花見弁当・・という手もありましたけれど^^;)お昼ご飯のお店に行くことに。
公園の出入り口近くに風情がある外観のおこわ米八(よねはち)の本店があります。米八さんは、気が付くとデパ地下などすごくいろいろなところに出店しているのを見かけるおこわやさんです。
ここは炊きたてのおこわのテイクアウト専用のお店ですが、雰囲気がいいので、是非ここでも食べられるようなスペースも作ってもらえたらなぁって思ってしまいます。

ここでソフトクリームの販売もいつの頃からか始めていて、ちょっとだけ座るスペースがあるので店内でも食べることも出来ます。種類はハスカップ、小豆、玄米、バニラ、マロンの五種類がありました。
ハスカップは最後の一個だったみたいで、私たちが頼んだあとは品切れになっていました、北海道産のを使っているそうで、姪が食べるのを一口食べさせてもらったら(こればっかりですね^^;)甘酸っぱくて美味しい・・右は小豆です。私は玄米のアイスを食べてみましたが写真をすっかり取り忘れていました・・

吉祥寺ロンロンの地下一階に米八のおこわを食べさせてくれる「十五夜米八」というお店があるというのをHanakoで見たので、ここでお昼を取ることにしました。
一人前のおこわを2種類に分けて選ぶことも出来ます。右は季節の桜おこわと栗おこわ。桜おこわは小田原の八重桜を塩と梅酢に漬けたものを使っているそうですが香りや風味がとても上品で気に入ってしまいました。
          
付いてきた煮物もいい味付けです、真中のおこわはやはり桜おこわでお赤飯を選んでみました。
右はおこわを持ち帰りした時の包装紙です、ほのぼのした字体と絵がおこわを包んでいるという感じがします。

一人前のおこわの量が上品なので、お腹が空いているときはちょっと物足りないかもしれませんが、そのぶん美味しいおこわなので許せてしまいます・・

ちひろ美術館へ

2007年03月24日 | 日常いろいろ
気になっていたまましばらく行っていなかったちひろ美術館へ10年ぶりくらいに行ってみました。

世界で初めての絵本美術館というのも最近知ったばかりでした。今年は開館30周年と安曇野ちひろ美術館も10周年ということで3月から記念展が開かれていて、11月まで4期に分かれて催されるようです。

いわさき ちひろさんは練馬・石神井に22年間在住されていたということで、ゆかりのものや仕事部屋などが復元されていました。数々の作品が1階と2階にわかれてゆったりとしたスペースに展示されています。
1階の展示室にはちひろさんの家にあったというソファーが置いてあり座れるようになっていたので、このソファーにちひろさんも腰掛けたことがあるんだろうなぁ・・と思いながら置いてある絵本を眺めてみました、ちょっと幸せな気分になります(笑)

以前行った時と雰囲気がかなり違っていて、平成14年に建て替えが完成して木目の材質が目立つとてもナチュラルで気持ちのいい空間に変わっていました。
軽食も取れるカフェも併設されていて、庭を眺めることも出来るテラス席もあります、中庭にはちひろさんが花を丹精して育てていたという庭が残してあり、ちょうどちひろさんの絵に沢山でてくるような色とりどりの花が咲きだしていて目を楽しませてくれました。
          
カフェで少し休んでみました。
左から具沢山のおかずタルト、サイズはかなり小ぶりです。小腹が空いたときにはお勧め、3種類の豆が入っています。
真中のコールドドリンク、少し飲ませてもらったら^^; これがとても美味しい!安曇野産のリンゴジュースの上に紅茶を注いだので二層になり色もお洒落です。
右はオーガニック小麦を使ったというヘルシーなパウンドケーキ、甘味もほんのりと優しい味でした。

ショップでは作品集などの他にTシャツやマグカップ、お菓子などたくさんのグッズが売られていました。
好きな絵のポストカードを何枚かと、娘には月光荘のスケッチブックを買い求めてみました、ホルンの絵がトレードマークのここのスケッチブックはちひろさんがよく使っていた、という縁でショップにも置かれているようです。右の写真は美術館の自転車置き場に掲げられていました、赤い色が目を引きます。
          
いわさきちひろさんの作品はこどもたちがとても魅力的に描かれていて、モデルが居なくても月齢10ヶ月と1歳のこどもの成長を書き分けられたと言われています、優しい目線の中にも鋭い観察眼があったからこそ、と思えます。
作品の後半は戦渦に巻き込まれた子供たちを描いたりと、また違ったテーマに取り組まれていたようです。存命されていれば90歳近くですが、今の時代だったらどんな作品を生み出していたのでしょう?

六本木・美術館レストラン

2007年03月15日 | レストランなど
やっぱり気になっていた^^; 国立新美術館の3階にあるブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼに行ってみました。
土曜日でかなり混雑するだろうと思ったので、もっと早く着くつもりだったのがオープンの11時を15分位過ぎた頃に着いてしまいました、やっぱり既にかなり長い列が出来ていた・・
開店と同時に入店した人たちの食事が済んでからになるので1時間以上はかかります、というお店の方の説明でしたが、せっかくなので覚悟して並んで待つことに・・
どうやら他の人たちも今日のランチはここ!と目指して来ている方ばかりのようで一時間くらいのウエイティングは許容範囲に入っているようです^^; ランチは予約が出来ないシステムなので余計行列に拍車がかかっているみたいです。
行列の後半は待っている人の為に沢山の椅子が並べられていたので座ることが出来て助かりました、でも列が進むのが早いと柱の影に隠れて隣の椅子が見えなくなる席があり、見えない空席を確認しながら進むので、ちょっとした椅子取りゲーム?のような感覚になったりして(笑)

店内は自然光をたっぷり取り込んでいて明るいので料理が余計おいしそうに見える効果もあるかな?なんて思えるほどです、使われているのはUVカットガラスとのことで窓側でも安心(^^)
バゲットも外はかりかり、中はしっとりでおいしくてお代わりしてしまいました。

ランチは前菜、メイン、デザートの中から一皿ずつ選べて、2皿か3皿かでも選択が出来ます。
前菜は鴨のテリーヌ、カンパーニュ風を選びました、かわいい壷に入ったピクルスも一緒に出てきたのでちょっと嬉しくなってしまいます。

主菜は魚料理にしてみました、スズキのロースト、じゃがいものコンポート添えサフラン風味で、サフランで綺麗に黄色く染まったジャガイモとトマトの赤がとても綺麗、スズキもサックリとローストされていてヘルシー・・

前菜、主菜と一緒に行った家族と同じものを頼んでいましたが、デザートにきて好みが分かれました、イチゴのデザートはカルディナル風といって苺の下にはバニラアイスと、メレンゲが敷いてあったようです。私は昔ながらのゴーフル、グランメールというのを頼んでみましたが、食事の後のデザートにしてはボリュームがあったのでお皿を見たときに、え~っ!食べられるかなぁ・・と思ってしまった程。ちょっと歯ざわりがあるワッフルという感じでさくさくっとしていてとても食べやすい、生クリームとチョコレート、リンゴのコンフィチュール?が付いてきましたが全部の種類を少しずつ付けて結局頂いてしまいましたが・・
       
食後の飲み物は別料金になりました、カップのデザインがお洒落です。

1926年生まれで80歳になるポール・ボキューズ氏はフランス、リヨンのレストランボキューズで40年間も三ツ星を維持しているとのことです!今年は3/11に来日、次の日の今週月曜日にはここのお店のディナーの時間帯に来られサイン会などがあったそうですが、まだまだお元気そうだし後進の指導にも力を入れられているようです。

池袋・タカセ洋菓子

2007年03月08日 | レストランなど
池袋東口の大通りそばの、とても立地がいいところに自社ビルで洋菓子やパン、喫茶やレストランを出している老舗の「タカセ洋菓子」があります。
なぜか今迄素通りしていて一度も足を踏み入れたことがありませんでした。
というか、今迄池袋のことを詳しく知らずに時が過ぎていたので、やっと最近になって気が付いたということかもしれませんが・・^^;

下の写真でもわかるように、パンがとっても安い!一斤が110円なんて今時あまりない価格・・時間帯で板橋の工場から出来たてが運ばれてきます。4時ごろに定番のスイートブレッドが運ばれてくるようです。

ちょっと面白い事にも気付きました、スイートブレッドなどのパンで、今までにお客さんの中にぷにぷにとパンの弾力を確かめてから買う人をひとりだけでなく何人か目撃・・う~ん、どれも同じかと思いますが・・それだけふんわりとしたタイプのパンです。
左がスイートブレッド、ほのかな甘味で口当たりがやわらかです。
右は切り出したスイートブレッドとベーコンとチーズが入ったパンになります。

甘いパンも沢山種類がありました。
左があんみつドーナツとモカドーナツ、あんは自家製の餡を使い、モカクリームは思いのほか苦めのクリームでいいお味、プラムが付いています。
包装されたままのは、スポンジカステラ(大きい!)とレーズンブレッド、レーズンの量は控えめ・・という感じです。

他にも写真には撮れずに食べてしまった^^;よもぎブレッドやカジノなど、ちょっぴり懐かしくて面白いパンが沢山あります、そしてどれもリーズナブル。

レトロな雰囲気に誘われて2階の喫茶室にもふらふらと登っていってみました(笑)
通りに面して窓が沢山あるので明るい雰囲気です、1階に屋根部分があるので真下はよく見えませんが、きっと9階のラウンジは眺めがもっといいでしょう。居心地よく珈琲を頂いてきました。
タカセ定番の「アーモンドチュイル」も焼き菓子セットの中の一つで頂けたようなので、一緒に頼めば良かったかな?

時代に媚びずに経営していきたい・・とHPにも書いてあるように、そういう雰囲気が一杯でレトロなうえに好感が持ててしまうお店です。

※タカセ洋菓子のHP(トップ画面に音楽が入っています)