moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

気になってた旧岩崎邸庭園へちょこっと・・

2006年03月27日 | ちょっと出かけて・・
最近気になっていた所、旧岩崎邸庭園に行ってみました。
今から110年程前の明治29年に、英国人のジョサイア・コンドルの設計で建築された三菱創設者・岩崎家の本邸になります。

不忍池のそばにあるので、今だったら上野の桜を見物がてら足を伸ばして・・なんていうのもいいかもしれません・・
常緑のシュロの木が薄いクリーム色の洋館を引き立てています。
  
内部の写真撮影はご自由にどうぞ・・との事。
建築は17世紀の英国ジャコビアン様式というのが基調になっているそうです。
天井部も手の込んだ彫刻が施されていて瀟洒な雰囲気。

ちょうど行った時は1階の広間ではミニコンサートが催されてました!
ヴァイオリンとピアノの演奏に沢山の人が聴き入っていて、椅子に座りきれない人は床に座ったりしたまま熱心に・・。
毎週土曜日にあるそうで、知らずに途中から入場したので終わりのほうだったらしくすぐに演奏は終わってしまって残念・・1時からと3時からの2回演奏になるようです。
ガイドツアーもあり、時間がいろいろと設定されているので参加しやすいみたいです。
   
ここの珍しい?ところは洋館から和館に違和感なくす~っとつながっているところでしょうか?
階段の裏側にもよく見ると装飾が施されていて、さすがに目立たないところも凝っています。
    
広々とした庭園に向かう広間ではお抹茶と和菓子を頂くことも出来ます。
ここの広間の写真を撮り忘れてて、またちょっと残念・・
書院造りの間には、明治を代表するといわれる画家(橋本雅邦氏)が描いたというフクロウの障壁画が残っています。
    
左の写真は洋館南側のベランダで列柱が並んでいて優美なデザインです。
右の山小屋のような建物はビリヤード室だそうで、洋館から少し離れていますが地下で繋がっているとのこと・・(残念ながらビリヤード室と地下は立ち入りが許可されていませんでした)
     
昔は池もあったという庭は今は広々した芝の庭になっていて、数は少ないですがソメイヨシノも何本か。
行った時はここの桜はまだ蕾から咲き出したばかり、という感じでしたが樹の下には自然と人が集まって来ていました。
庭では簡単に休憩が出来るように、椅子が置いてあってコーヒーやバームクーヘンなども売られていて和やかな雰囲気です。

今度行ける時は、音楽会もガイドツアーもお抹茶も、と欲張りに行ってみたいなぁ。こういう所はもうちょっと時間に余裕を持って、ゆっくりのんびり見学したいものです・・

帰りは酒悦で福神漬けを買ったり、甘味処みつばちで小倉アイス最中を食べたり、おいしそうなところがたくさん・・ 

与 勇輝さんの人形展へ

2006年03月21日 | 今、気になってる所、ものなど
5年前に、初めて与 勇輝さんの人形展を見に行ってからすっかりこの人形たちのファンになってしまいました。
前回と同じ銀座松屋で開催されている与 勇輝 ATAE YUKI 人形芸術の世界で与さんの人形たちに又会うことが出来ました。

ひとつひとつまるで魂が宿ってるみたいな人形たち。
まるでそこにずっといるかのように思えます。
どこか懐かしくてずっと昔の頃のようでも、想像をかきたてられ、その時代にきっとこの少年や少女たちはどこかに居たはず・・
じっと見ていたらなんだか涙が出てきそうになってきたり・・
ただかわいいだけじゃない、意思をもってすっくと立っている。
元気いっぱいのいたずら坊主や妖精たちも目が離せない。
        
下の写真は上の写真集のそれぞれの裏表紙になっています。
        
丁度行ったときに与さんがいらっしゃった! 
とくにオーラが感じられるというわけでもなく、ほんとうに普通のおじいさまという感じの方でした。
思いがけず画集にサインを頂けたので嬉しい・・
          
今回小津安二郎さんへの追悼の意味も込めて、映画「東京物語」や「晩春」などを題材にした人形を製作されていましたが、小津監督の映画はまだ一本も見たことがないので、近いうちにどれか見てみたい・・

常設館として河口湖ミューズ館 -与 勇輝 館ーがあり、ここもいちど行ってみたいところです。

うめ・梅・ウメ・・・

2006年03月16日 | ちょっと出かけて・・
ここ10日くらいの間にちょこちょこと梅を見る機会があって、梅のほのかな香りにも誘われて少しづつ撮っていたものを・・

湯島天神・・このときはまだ梅祭り開催中でした。
さすがに絵馬の数がすごい!この時期は早速に受験に合格したお礼の絵馬も見つけたりする。
今年は4月から娘も受験生・・やけにのんびりしてる娘に対してついつい口うるさくなっている自分に気づく今日この頃・・。
  
拝殿の飾りもよく見ると興味深い。色が鮮やかで獅子舞の獅子とか沖縄のシーサーみたいに見える。右の灯りはよく見ると梅の形の紋章が。
            
先週寄ってみた有栖川宮記念公園、ここにも梅がまとまって咲いているところがあった。平日だったし静か・・池では釣りをしている人も居たりして。
  
週末に買い物がてら寄った吉祥寺では、井の頭公園にも少しだけある梅を見にぶらぶら寄ってみる。まだ結構つぼみも沢山・・
池のそばには小さな神社がまつってあるところがあって入り口の朱色の鳥居が目を引く。
夕方だったけど土曜日だったので大道芸人の人もちらほら見かける。中でも個性的だった人はギターにハーモニカの50代位のおじさん・・気持ちよさそうにブルース調?の歌を歌っていた、帰りにまた前を通ったら音楽は店じまいしてたけど、20代位の男の子になんだか人生のアドバイスみたいなこと喋ってた・・楽しいそうに。
  
最後はきのう、ちょこっと寄った靖国神社、中にほんとうに小規模だけど梅園が、そこを抜けると池を持つやはりこじんまりした庭園がある。
右は途中で見つけた早咲きの桜(四季咲桜)
    
下の右の写真は庭園内のかわいい花・・名前はなんでしょう?
夕方近くだったせいもあるけれど、ちょっと奥まってる所にある庭園近くには、私たちの他には殆ど人が歩いていなかった。
               
ところできのう撮った写真はピクセル数?を間違えてブログに入らない記録サイズでとってしまったのでパソコンの画面に映し出したのをまたデジカメで取り直し・・^^; これってどうやって変更できるんだろ?

恵比寿 トシ・ヨロイズカ

2006年03月11日 | スイーツ
トシ・ヨロイズカ(鎧塚 俊彦さん)、名前がインパクトあるし、へ~、評判のケーキ屋さんなのね・・
よく遊びに伺う石けんやけーこさんのところや、雨漏り書斎さんのところでも名前を見かけていて、ちょっと気になる所だなぁって思っていました。

そうしたら「新どっちの料理ショー」という番組で、ヴァレンタイン対決という感じで調布のスリジェの和泉パティシエと一緒に鎧塚さんも出てきていた。その番組の司会の一人の三宅裕司さんと雰囲気がちょっと似てる?し、取材した映像の中で、携帯を取り出した時にプーさんのストラップがぶら下がってたりしてるのを見て、一気に親しみが湧いてきたりして・・^^;
それにもちろんつくられていたケーキも柑橘系を使ったケーキですごく美味しそうでした。

鎧塚さんは8年近くのヨーロッパ滞在中にベルギーの三ツ星レストランでシェフパティシエも勤めたとのことで、2004年9月に恵比寿駅からはちょっと歩く距離のところにお店を構えたそうで、オープンしてからまだ一年半位でしょうか?
             
ケーキ屋さんにしては早い10時からというオープンです。
行った日は11時過ぎだったのですが、中のサロンはいっぱいでしたが(大理石を使ったオープンカウンター席で6席のみ)15分位待って入ることが出来ました。
目の前・・というかちょっと空間はありますが鎧塚さんがケーキの仕上げをしてるのがしっかり見えます。
洋酒のビンがずら~りと綺麗に並べられていて、実際に頼んだケーキに添えられるのはラム酒風味のアイスだったので、ラム酒の瓶を手に取っていたのも目撃・・ライブ感があってわくわく・・自然と期待が高まります。
             
せっかくなのでここでしか頼めない4品の中の一品で「栗とチョコレートのモンブラン、ラム酒風味のアイスと共に」(4品ともに1000円、他の3品はチョコレートスフレ、いちごのミルフィーユ、中からチョコレートが流れ出すあたたかいデザート、とのこと)をウバのお茶と一緒に頼んでみました。こっくりしたバニラアイスとモンブランが良く合う感じ。モンブランの一番下はメレンゲ状になっていてさくさくっとしてて口当たりがいい。            
             
一緒に行った先輩はショーケースの中にあった色味がきれいな「カシス」を・・
いちじくのパウンドケーキと苺のムースと生クリームが層になっていて上についてるベリーやイチジクもキュートな感じ!
             
ずっと真剣な顔でケーキづくり作業に専念されてて顔を向けてもらえなかった鎧塚さんでしたが、カウンターから席を立つ時に、ちょっと恥ずかしかったんですが「ごちそう様でした!」と声を掛けさせてもらったら、顔中で笑ってるような無邪気な笑顔を返して頂けてとても嬉しくなってしまったのです(わぁ~、単純かな^^;)
お店の方の対応もとても丁寧で◎でした!

お土産には鎧塚さんの思い入れが強いパウンドケーキ、エビス(EBIS 1500円)を是非持ち帰りたいな~と思っていました。
お店を構えた恵比寿にちなんでビールを使った焼き菓子をつくってみたかったそうです。
「エビス」完成までには一年以上の時間がかかったとのこと。選んだビールは少しくせのある黒ビールのエビス[黒]
 
切ってみたらしっとりとしてるんですが、意外とほろほろとしてちょっと崩れやすかったので、厚めに切って頂くといいかもしれません。
香りを確かめると、かすかなビールの香りが・・ビールを煮詰めた蒸留酒に漬けたというレーズンも入っていて大人のパウンドケーキです。

トシ・ヨロイズカのきちんとしたHPもあるようですが、現時点でうまくとべないようです(T_T)

トシ・ヨロイズカ
渋谷区恵比寿1-32-6 アルス恵比寿イスト1F
TEL/FAX 03-3443-4390
営業時間 10:00~20:00(サロン ラストオーダー 19:30まで) 定休日 火曜日

やっぱり雛菓子は、今年も・・

2006年03月04日 | スイーツ
                
三日はささやかにひな祭りの料理をつくりました。
ただ予定していた蛤の潮汁・・、近くのスーパーに国産の蛤がなかったので普通のお吸い物にしちゃいました。ちょっと残念!
ちらし寿司は、ぱっぱと素でつくらせてもらいました、それで上の具はちょっとあれこれのせて見た目華やかにしてごまかしちゃったかも・・
刻み穴子とかをのせたり、ちっともほそく切れなかった錦糸玉子をつくって・・

食事の後にお茶を飲みながら、苺と一緒にお楽しみの和菓子タイムに・・
        
たねや」の"華かざり"と名がついていた雛祭り限定の和菓子は5種類・・
左の桃色のは"左近の桜" 右は"右近の橘" それぞれやまいもが使われているそう。
手前は"内裏"そういえばくるりと巻かれているのが着物に見える。
        
左は"五人囃子"、右は大粒の小豆がとってもいい甘さ加減の"三人官女"らしい・・う~ん、そう言われればそうも見えてもきます・・
それぞれ小ぶりの和菓子でお箸が付いていて、上品な甘みの和菓子でした。
        
上のりんご饅頭は、娘が信州へ移動教室に行った時のお土産で買ってきたもの・・
見かけだけかわいいお饅頭かと思ったら、なかなかどうして結構おいしい!