moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

2月の歌舞伎座、昼の部へ・・

2006年02月26日 | 歌舞伎
  
今日は2月大歌舞伎の千秋楽になりますが、先週末今年初めての歌舞伎座へ行きました。

一番目の演目は「春調娘七種」(はるのしらべむすめななくさ)
中村橋之助らの舞踊劇。中村芝雀の水色が効いた蝶の柄の着物が艶やかだし、足の運び具合が滑らかで、す~っと後ろからひっぱられてるのかと思うようなところがあったり、中村歌昇ら場面場面で衣装の肩を抜いて下に着ている着物の色あいを見せたり、袂の柄を見せたりと目を楽しませてくれます。

二幕目は「一谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき)
源氏と平家の戦いにまつわる話になっています。源氏方の熊谷直実(松本幸四郎)が平家方の平敦盛(中村福助)と戦うも、敦盛は直実に追い詰められてしまいます。
かたや直実のほうは、追い詰めた敦盛が、息子と同じ年頃と知って悩み苦しむ様が見ていて心に迫ってくるものが。
悩みながらも敦盛の首を刎ねたそのときに、敦盛を慕って深傷を負いながらも探しに来た玉織姫(中村芝雀)は変り果てた敦盛を見てそこで絶命してしまいます。
亡くなってからやっとふたりになれた敦盛と玉織姫を直実は川にふたりの亡骸を流していく情景は無情とやるせなさを感じる所です。
ところでこの「一谷嫩軍記」にはそれぞれ敦盛と直実が馬に乗って出てくるシーンがあるのですが、馬の足が人の足そのまま(タイツ?みたいなのははいてます)なので娘とすっかり和んで?見てました・・

三幕目は「浮塒鴎」(うきねのともどり)
恋仲の若いふたり、浅草の大きな商家のひとり娘お染め(尾上菊之助)と丁稚の久松(橋之助)、その二人とたまたま隅田川の近くで会った女猿曳(中村芝翫)とのやり取り、心中しようかとあぐねている二人をなんとか取り成そうとする・・という筋立てです。
芝翫と橋之助は親子共演になります。後ろで三味線などをひく清元の方々の調べが粋。
そしてなにより80歳近くなる中村芝翫さん!なぜか娘がTVで素顔の芝翫さんを見てすっかりファンになってしまい、今回初めて芝翫さんを見る事が出来るとすごく楽しみにしてました。
人間国宝にもなっている方で、昨年末は体調不良で休演した時期もあったので心配していましたが、すっかり回復して元気な姿を見て安心したようです。
そして菊之助、いつ見てもかわいらしいく華やかな女形を演じていて舞台がぱ~っ!と明るくなるようです。

四幕目は「極付幡随長兵衛」(きわめつきばんずいちょうべえ)
上映している舞台に酔客が花道に乱入して一時中断になる大騒ぎを起こします。
導入部分でこの花道でのやりとりが多かったので、座った席からは花道が見えないので音やセリフで楽しんで?いました。
             
その騒ぎを鎮めたのが義理人情に厚く任侠家の幡随長兵衛(中村吉右衛門)
そしてその様子を見ていて長兵衛と普段から敵対していた旗本の水野十郎左衛門(尾上菊五郎)は腹の虫が収まらず、長兵衛を自分たちの屋敷に呼び出します。
長兵衛の女房役お時(坂東玉三郎)、女房役で眉が無く地味な色合いの着物で出てきますが、やっぱりじ~っと見つめてしまうさすがの存在感が!
このまま水野の元に出向いていけば、もう二度と家に戻ることが出来ないと察しながら残された者のことも案じ、後のことを弟分の権兵衛(市川段四郎)へ託します。
そして潔く水野の元へ単身向い、屋敷に着いてからも殺される覚悟がついているかのような落ち着いた堂々とした振る舞いに男気が感じられるところ。
こういう親分的で、弱きを助け強きを挫く役は吉右衛門さんにすごくぴったりきています。

今回は3階西の席で舞台には距離的にはかなり近くなりましたが、高さが在るぶん死角が出てきてしまうのは仕方なかったです。
でも緊迫した場面や見得を切るときに、舞台の上手の床の上に置いた板(付け板)を拍子木で打って音を出す("つけ"というそうです)所作がすっかり見えたり舞台袖口あたりが見えたりとちょっと楽しい発見があっておもしろい席ではありました。

それと初めてWEB予約したので、歌舞伎座の前のチケット発券機で、決済したクレジットカードを差し込んだらするするとチケットが出てきたのでちょっと拍子抜けな感じがしたのは否めません。
それに窓口で買うと一緒に行く娘は学割がきくので、WEBではそれが出来ないのもちょっと残念かなぁ。

もっと早く飾りたかったな~、お雛様

2006年02月23日 | 日常いろいろ
  
毎年段々と飾るのが遅くなりつつあるお雛様。

今年はきのうになってやっと飾ることが出来ました。
しかも娘のためにも飾ってあげたいはずだったのに、肝心の娘はきのうから学校の移動教室で週末まで長野にスキー教室に行ってしまったので、居ないままひとりで飾りつけ・・遅くになってごめんね、という感じです。

ぼんぼりに灯りをつけるとよりいっそうお雛様の周りがぽっ!と明るくなってそこだけでも!優しい雰囲気になって嬉しい・・
今お雛様が置いてある所は、普段はプリンターや印刷用紙、CDとかが置いてあったりする所だったので余計和んでしまいます・・

昨年もお雛様のことをブログにあげていました。でも見たら去年は2月19日に飾っていたのでやっぱり今年はちょっと遅かったな~。

気が付けば間はあきながらですが、一年以上細く長く?続いているので自分でもびっくりしています。
ほんとに一体いつまで続くのかわからないけれど・・多分こういうふうなことが好きだったんだ、というのに気づかされてます(笑)

やっぱり行きたかった表参道ヒルズ・・

2006年02月17日 | レストランなど
きのうはやっぱりやっぱり気になる表参道ヒルズに行ってみました。

多分平日でもかなりな混み具合だろうなぁ~と覚悟していたので、オープンの15分位前に待ち合わせをして現場?には10分前くらいに到着・・
メイン1階の表参道カフェには8時から入店出来るので、ガラス越しからもう沢山の人が中でお茶してるのが見えました。
玄関前や参道側の端には沢山の人がオープンを待ち、警備の人も出てきていて何かのイベント会場みたい・・
           
オープン時間になりどっと人波が店内に・・これはゆっくりお店を見てるうちに、ここでランチ出来なくなってしまう!!と思い、3階までエスカレーターに乗ってトラットリア アンド ピッツェリア ザザへ、TVで見てなんだかおいしそうだしお店の雰囲気がいい感じだな~って思っていたので行ってみたかったのでした。
  
なんだか、お花の贈り主が芸能人ばっかりで目立つ、坂口憲二・神田うの・渡辺謙・堺正章さんなどなど。
お店の雰囲気は明るくて一番面積も広いレストランみたいで、窓も大きくて気持ちいい。座席も窓際に座れてよかった。
              
ランチはコースで決まっていて前菜・サラダ・パンは好きなだけブッフェスタイルで、メインはピザかパスタか魚、肉料理から一品を選ぶ形で、あとはデザートと飲み物がついて税込みで2300円でした。
ブッフェスタイルなので前菜・サラダは何度でも取りに行けるので(サーモンやシュリンプがぷりぷりしてておいしかったのでお代わりしました・・)かなり満足感があります。右は2回目にとりわけたお皿・・^^;
          
メインはピザとパスタを頼んで取り分けて頂くことにしました。
ピザは「4種のきのこのピッツァー」、多分エリンギ、舞茸、シメジ、マッシュルームかな?使われているチーズもナチュラルな感じでくせがなくておいしいし、生地も薄焼きタイプじゃないけど端の部分は少しカリッとしてて好きな感じのピザでした。
パスタは「飯蛸とオリーブのトマトソースのスパゲッティーニ」、飯蛸が沢山乗ってる!
          
最後のデザートはふわんふわんのシフォンケーキ・・、何味かな?ごくごくシンプルなタイプのスタンダードな感じで、生クリームに洋酒もかすかに入ってたり後ろには見えないけどカスタード味のソースも・・
コーヒーはエスプレッソじゃない?イタリアンロースト?ちょっと冷めてたけど濃い目でおいしかった。

食事した後はエスカレーターやエレベーターを使わないで、ぶらぶらお店を見ながら歩くと自然と下に廻り込んで降りていけるようになっていました。地下3階くらいまで見て廻ったら流石にぐるぐるまわりすぎて、くたびれてしまった!

しばらくはまだまだ人波が途切れそうもない表参道ヒルズです・・

思わず寄ってみた新宿・百人町、大久保あたり・・

2006年02月13日 | ちょっと出かけて・・
週末にちょっこっと覗いてみたいな~って思うところがありましたが、出かけてみたのはいいけれど、道路も結構混んでいたし夕方になるしで途中で引き返そう^^;と思ったところで前々から気になっていたエリアを発見!
ちょっぴりここを見てから戻ろう・・と思ったのでした。

ここの通りにはドンキホーテ新宿店もあります。さすが近所のドンキと違う雰囲気だなぁ~。
           
まだまだ韓流人気は止まらない・・という感じで、
人気スターのポスターやグッズなどを専門に取り扱うお店が、このあたりには沢山あるんですね、やっぱり!
 
ざっと見た感じだと、ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ウォンビン(知ってるだけ懸命に並べてる?)のグッズも沢山あったけれどクォン・サンウのものが結構多いような気が・・(といってもあまり詳しくないのでわかってる方には違うんじゃない~って言われちゃうかも、ですが^^;)
今、NHKで「宮廷女官チャングムの誓い」も放映中なので、この関連グッズでは人形とかマスコット物が多かったような・・
             
この後ろ姿の方はヨン様です・・って等身大のマネキンでしたが^^;結構似てます。
      
上の写真はホトックというおやき、並んでいるしおいしそうだし、で初めて買ってみました。
あんこ、チーズ、はちみつ(200円)それに野菜やおでんだねみたいなのが入ったトッポキと4種類ありましたが、お店のお兄さんがあんこが一番おいしいよ~って!
お土産にチーズ、あんこ入りを・・もちもちしててやっぱりおいしい。
昨年秋に食べた屋台のシャーピンにもつながるもちもち感でした。

韓国のお土産やさんのような所や食材屋さんもあったりと・・目に珍しいものが沢山あったりで楽しい。
それに焼肉店や韓国の家庭料理のお店、珍しい料理名のメニューを出しているお店が沢山あり、おいしそうなお店が数多くあったので(観光バスも止まってました・・)またちょっとゆっくり食べに来てみたくなります、個性的で活気溢れるエリア、リトルコリアみたいです。

さんぽうじてくてく

2006年02月06日 | 日常いろいろ
ちょっと運動不足な感じだったので、家族と近所へ散歩に・・

日曜日は天気もよく、カワセミ目当てに三脚を持った人たちをかなり沢山見かけました。
でもこのときはカワセミの姿は見えず・・
右はセンダンの木、薄い白に近い黄色っぽい実を沢山つけていて、この木に野鳥が沢山飛び交っていました。
でもこの実は毒なので食べるとよくないらしいとの事。
 
えさをあげると鴨さんたちが寄ってきやすい餌場のようになっているところがあります。
このときも、パンくずか何かをまいている人が居たので、沢山集まってきていました。
         
金色の鯉が泳いでいるところを撮ろうとしたら、木の枝の影も水面に映って・・
         
ここ三宝寺池からそんなに遠くない所に善福寺公園があります。
そこにコハクチョウが来ているって新聞に書いてあったのを思い出した!
午後になってから買出しの前にちょっと寄ってみようか?という感じで行ってみたのはいいけれど・・
ここも道路を挟んで上池と下池に分かれていて、両方歩いて探してみたけれど姿が見えず残念~!
かわいい善福寺の鴨さんだけ撮ってきました。夕方なので毛繕いしてもうすぐ寝る準備?
          

フィグフィグ!!イチジク好きなら・・

2006年02月02日 | スイーツ
季節柄、チョコレートの話しが続いてしまいますが
調布市仙川にあるサロン・ドゥ・シェフ・タケエでつくっているいちじくのチョコレート菓子・・
初めて本で見かけてから、やけにおいしそう!と思いとても気になっていました。

出来たら仙川まで買いにいこうかな?^^;とまで思っていたのですが、思いが通じたのか??きのう雨の中、西新宿の方に出掛ける用事があり、帰りに何気なく寄った伊勢丹地下に期間限定で出店していたのを見つけたときには嬉しくて思わずお土産に・・
パッケージやリボンもブラウン系で統一されていてシック。
        
丸ごとイチジクの上側の果肉をそのままに、中にガナッシュを詰めた画期的なお菓子。
イチジクはトルコ産のセミドライタイプの白イチジクを使用しているそうです。
果肉の部分はとっても柔らかくてプチプチしたイチジクの食感も生かされていて予想していた通りとっても美味・・
        
ベネズエラ産のホワイトチョコをコーティングした方は、フルーツピュレを入れたガナッシュ、ミルクチョコをコーティングした方はシナモン風味の赤ワインを入れたガナッシュになっているそうです。
ふたつとも上品な甘さで、イチジクのプチプチした食感と旨みも出ているし、素敵なチョコレートのお菓子を頂いた・・という感じでまた嬉しくなってしまったのでした。
そういえばバレンタインで人にあげるというより、すっかり自分で試食してしまってます・・