moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

それぞれのケーキショップ・・

2007年05月31日 | スイーツ
気になっていた、行きたかった店です。

①パティスリー・サロン・ド・テ・ゴセキ (吉祥寺)
井の頭公園のそばの吉祥寺通りに面しているお店で、ず~っと行きたいなぁと気になったままになっていたお店でしたが、吉祥寺で買い物がてら足を伸ばしてみました。
オーナーパティシエの五関嗣久氏が店頭に出てきていました、気さくな雰囲気がする方です。
若いスタッフに混じって、エプロンを付けたパティシエのお母様と思しき方も見かけたりして・・
店内はさっぱりとして清潔感があり、気軽にお茶とケーキでゆっくり出来る雰囲気です。
左の写真はヘーゼルナッツのパリブレスト、リング形のシューにひかれてしまいました。
パリブレストという名前の由来は150年前にパリとプレストの間を駆け抜ける自転車レースを記念して、車輪がヒントとなってパリのパティスリーが考案したとのことです。
タルト系が一押しのケーキ屋さんとのことですが、右の写真のルバーブのタルトは酸味と甘味が何ともいえなくて好きな感じのタルトでした。

珈琲もおいしかった、さり気なくマンションの1階にありました。
        

②イデミ・スギノ HIDEMI SUGINO (京橋)
ここは2005年のクリスマスに初めて訪れて以来、また行きたいなぁ~と思いながらも一年半たってしまいました。が、たまたま近くまで来ていたので覗いてみることに・・
パティシエの杉野英実氏はフランスで創設された世界のトップパティシエが集うルレ・デセールという協会の当時の会長から直々に請われ2000年に日本では第一号の会員になったそうです! 現在はエーグルドゥースの寺井氏など4名が国内で会員になっているとのこと・・
店の外観はシックというよりわざと目立たなくしているような地味に渋い色合いで、うっかりしていると通り過ぎてしまいそう・・
        
お店には2時ちょっと前に到着しましたが、ショーケースにケーキの姿が全く見えず!びっくりしてしまったのですが、もう少ししたらケーキが並ぶとのことで楽しみに席について待っていました。相変わらず人気で並ぶそばからケーキが次々と消えていってしまう・・
段々と席にお客さんが埋まっていきます、皆さんケーキが再度ショーケースに並ぶ時間を知っていたかのよう・・見渡すと男性一人客の方が居たりと熱心なファンがついているのがわかります。

せっかくなのでひとり2個ずつ注文です^^;
左のチョコレート系は「ボレロ」、木苺としっとりしたガナッシュにビターで香ばしいビスキュイが層になっていてチョコレート好きな人だったらより幸せな気分になれそう・・
右側の見た目もかわいらしい白いケーキは「リビエラ」
これはかなり気に入ってしまったというか、色々な素材がすごくいい感じで構築?されているというか・・もいちど食べたい!と今でもほんと思います。
白いドームみたいなのはメレンゲで出来ていて、その下部分はフロマージュブランとマスカルポーネのムース、そしてその中からレモンチュロ(洋酒)に漬け込んだという干しあんずが出てきたので、これにもびっくりでした。

友人が頼んだ二品は左が「パラディ」で白ワインのムースの下に色鮮やかな赤すぐりのジュレとムース、右は「タルトレット・ア・ラ・ルバーブ」甘いメレンゲと酸味のあるルバーブのコンポート、どちらもお互いが引き立てあうような組み合わせです。
         

③ツッカベッカライ・カヤヌマ (赤坂)
ここは赤坂にお店を出してから今年でもう20年にもなるそうですが、お店のことを本で読んで興味を持った家族からのリクエストで出かけてみました^^; ティールームなどはなくテイクアウト専門の伝統のウィーン菓子を置く店で、ツッカベッカライとはドイツ語でカフェを併設していない菓子店、という意味になるそうです。店の隣には昨年オープンしたオーストリア料理店の「カー・ウント・カー」(K.u.K)もありました。
外から見える店内がとてもきらびやかに見えてちょっと入りづらい雰囲気さえしてしまいましたが、逆にケーキは無駄な装飾を一切せずに本場オーストリアよりかも本家らしいとまで言われるウィーン菓子を作り続けているそうです。知識だけではなく人格も資格を得るときには重要視されるという、オーストリアのマイスターの資格を持つ栢沼(かやぬま)稔氏、ウィーンフィルのメンバーが来日するたびにこのお店にお菓子を買いに来るというエピソートがあるのですから驚きます。

下のケーキはザッハトルテ、別料金になりますが生クリームもつけてもらえます。これには店からのメモ書きが付いていて、「チョコレートのスポンジにアプリコットジャムをかけ、特別な配合と製法で作られたチョコレートが上がけしてあります・・」と記載されていました。スポンジ生地はあまり甘くなく、上がけしたチョコはさくさくとしたような、砂糖がざらざらしているような食感でした、これが本物のザッハトルテなんですね・・(ウィーン菓子そのものをよく知らないのでした^^;)

左はバームクーヘン、ラム酒を含んだ何層もの生地やマジパンにチョコレートでコーティングされています。何度も生地を敷きガス釜に入れていく作業があり、手間もかかるので2時間つきっきりで2台しか焼けないそうです。右はリンツァートルテでシナモンなどスパイスが効いた焼き菓子で上にラズベリージャムが敷かれていました、大人っぽい味わいです。
         
3店ともに違うタイプのお店なのに一緒にUPしてしまいましたが、それぞれに楽しめるお店でした。
いっぺんに書いたので又長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には感謝です!

国会議事堂見学へ

2007年05月24日 | 日常いろいろ
家族からのリクエストで国会議事堂を見学してきました。
参議院60周年記念ということで通常なら予約が必要ですが、見学コースを自由に観覧できる一般公開が先週土日にありました。
おそらく、もしかして小学校の頃に最高裁判所とセットで社会科見学で行ったはず?と思いますがよくおぼえていません・・^^;

わけあって日枝神社経由で行きました、こちら側から降りたのは初めて・・一気に降りる急な石段です。
途中瓢亭を発見・・!京都にしかないのかと思っていました、場所柄、大事な接待に使われそうです、京都のお店で朝粥体験したいなぁ・・^^;
議事堂の全景写真・・沢山とったつもりでしたが、いいのが一枚もありませんでした、で、信号付きのこの裏側から撮った写真になってしまいました。

中に入るのに簡単な持ち物チェックがありましたが、午後3時過ぎだったので案外空いていて待たずに中へ入れました。
国会議事堂は大正9年から17年という長い建築期間を経て調和11年(1936年)に完成したとのことなので、70年を越えた建造物です。
入り口の赤絨毯を踏んでいくと目の前は中央広間、天井高32メートルちょっとで法隆寺の五重塔がすっぽり入るとのことで荘厳な感じがします。

廊下に下がるシャンデリアや天井の模様などひとつひとつがとても細工などが凝っています。皇族の方を迎えるお部屋などもありました。
各党派ごとの部屋のドアノブ、ドア部分もいい感じに古びています。

衆議院本会議場、ゴージャスな劇場のように見えます、そういえばいろいろな国会劇場が繰り広げられていますが、ほんと言葉どおり・・
天井は唐草もようを配し、ステンドグラスの天窓になっているそうです。

長い年月をかけただけのことがある建造物、今これと同じものを作ろうとしたらきっと出来ないかも・・なんて思ってしまいます。

最近書きたいことがいろいろあっても更新がおそ~くなってしまっています・・^^; この話の後にすぐに続けちゃおかと思いましたが、また日をおかないでケーキ屋さんの話しなど書きたいです。

西荻餃子とぎょうざキューピー

2007年05月11日 | お惣菜
西荻窪駅からすぐ近くのアーケード、仲通街に持ち帰り専門の「西荻餃子」という店があります。
ここは短いアーケードになぜかピンクの象さんがぶら下がっているのが目立つ通りです。
アーケードが途切れる手前にあって、おいちゃん、おばちゃんがやっているような店構えでお昼時はお弁当も売っているお店です。(実際にふくふくした顔の店のご主人がいました)
行った時は焼き餃子は売り切れだったので、生餃子を買ってみることに。
水餃子で大根おろしと酢醤油で・・と書いてあります。
他にも黄色の貼り紙が貼ってあったのでよ~く見たら、今週月曜日の朝にTV朝日でこのお店が紹介されたよう!それで余計に人が来ているのかな?それ以来餃子は4時前には売り切れちゃっているそうです、時間が経って落ち着けば・・みたいなことを店のご主人は言っていました。
            
しそ餃子、ピリ辛ニラ餃子を生で買ってみました。
お店のお勧めどおり水餃子でおろしポン酢でいただいてみよう。
水餃子にするとふっくらと結構大きめになります、わっ!皮がしっかりもちもち~としてる~!
中の具も、それぞれにピリカラ味と紫蘇が効いた味になっていて・・にんにくはそんなに気にならない感じです。
水餃子で頂くとさっぱりしてるし、パクパクいけちゃうし気に入ってしまいました。
          
美味しい食べ方レシピも入っていたし、持ち帰り時間も特に聞かれなかったのですが、パック毎に保冷材も付いていたし気を使っているのがわかります。
         
おまけです・・ぎょうざキューピーを見つけました、やけにかわいいです・・
ユザワヤで黄色いフェルトのぎょうざの皮にくるまって売られていました。
今は娘の通学鞄にぶら下がっています・・私もひとつほしいなぁ~^^;
 

山梨・河口湖~石和、御坂町あたりへ

2007年05月04日 | ちょっと出かけて・・
連休前半の最後の日、いい天気だったしどこに行こうか?富士山をいつもより少し間近に見てみたいね、それと娘が前から行きたいエリアがあるらしい・・ルートを見れば両方の希望が叶いそう・・ちょっと忙しいかもしれないけど行ってみよう・・

さして渋滞もせずに河口湖に到着!
うわぁ~!いつも見ているよりかなり大きく富士山が見えだすと、なぜだかいつも気持ちが沸き立ってきます、桜がまだかすかに残っていたのでちょっと得した気分にもなったり・・ピンクが鮮やかな芝桜も今が盛りのようです。
それに、ちょうどこのくらいの雪が残っているときが一番好きな感じの富士山・・

河口湖に寄ったのなら河口湖ミューズ館-与 勇輝館-へ行きたいと思っていました。
こじんまりとした美術館でしたが、新作の人形も見つけることが出来たし、何ともいえず魅力的な人形たちにも再会出来て良かった・・
       
後ろ髪を引かれながら富士山とさようなら・・そこから137号線で御坂方面へ向かいました、娘の行きたい所は笛吹市の御坂あたりということでしたが、せっかくだからそこからちょっと先にある石和の気になる温泉・・ではなく^^; 気になったケーキ屋さんや和菓子メーカーのアウトレットにも寄ってみました。

石和駅のそばにあるケーキハウス ミサワ、ここは過去TVチャンピオンのケーキ職人選手権で優勝したパティシエが経営しているお店だそうですが、テイクアウトやカフェを利用する人たちで賑わっていました。パフェなども美味しそうでしたが、ショーケースの中のケーキを選んでみることに・・フルーツをふんだんに使ったものが多く、ロールケーキはふわふわタイプではなく割合しっかりとしていました、飲み物のコースターは水晶をカットしたものが付いてきて、こういうところはさすが宝石の街といわれている甲府がある山梨県だなって思ってしまいます。

巾着袋に入った個包装の信玄餅でよく見かける桔梗屋の本社工場での直売があり、面白そうなので行ってみました。
和菓子だけではなく、バームクーヘンやお煎餅など多種類にわたって販売されています。ここも地元の人や観光客で賑わっていました、カゴ一杯に買っている人が結構目立ちます、私もついついちょっと多目に購入してしまいました^^; 消味期限が間近のものも確かにありますが、3ケ月後のものがあったりといろいろです。以前だったら社員さんだけに販売していたものが最近は出てくるものがあるそうです、どら焼の皮だけの販売とかだそうです!

工場そばにある桔梗屋直営の食事処、水琴茶堂というところでお昼にしました。おそばやおむすび、ほうとう、甘味などがいただけて、店内は外につくられた庭園を見ながら食事が出来てくつろげる雰囲気になっていました。

この後はある人達のゆかりの地巡りになりました・・
粉雪などのヒット曲で知られる、笛吹市御坂町(ふえふきしみさかまち)出身のスリーピースバンド、レミオロメンが大好きな娘はこの地を訪ねてみたかったようです。プロモーションビデオを撮った古墳がある八代ふるさと公園や小高い山の花鳥山の一本杉あたり、デビューする前に3人で集まって楽曲製作や演奏の練習などをした埋草神社という母屋や卒業式ライブをした三人の出身中学校、よく立ち寄っていた文房具屋さん兼駄菓子屋さんなどなど、なんとか行きたい所はまわれたようで、かなり娘は嬉しかったようです。


ちょっと迷ってしまい何回か目的地までの道のりを地元の人に尋ねた時も、とても気さくに親切に教えて頂いたし、文房具屋さんのおばさんもレミオロメンの関連で来たとわかると嬉しそうにご自分のわかる範囲で一生懸命答えてくれたりと、心があったかくなることが多かったような気がします。このあたりは遠く中央アルプスや八ヶ岳などの山脈が望め、いつもの時間とは違う流れが漂っていたようで田園風景が心に残ります。桃の花の季節は終わってしまいましたが藤の花は満開を迎えていました。通り過ぎてしまうとしたらもったいない所です。