moimoiず だいありい

おいしいもの、ほっと和めるもの、ぶらぶら街歩き、気になってること等々の身辺雑記でしょうか・・

リピーターになりたい喫茶店・・

2010年09月20日 | 喫茶店・茶房
ずっと草稿中のままになっていたので前に行ったお店ですが、
又ぜひ行ってみたいなぁ~という喫茶店を3店まとめてアップさせて頂きました^^;

①軽井沢 丸山珈琲本店
元ペンションだった建物を喫茶店にしたということで、玄関も靴を脱いであがります。
なぜか一歩玄関に入ったときから懐かしいようなウエルカムな雰囲気がしているのはそのせいだったのですね。
改装中だったので、かわいらしいお店の外側には足場が組まれていたけど撮っちゃいました。
ヴィラデストで出している珈琲も丸山さんのところのでしたので、気になっていました。
  

店内は大きな丸テーブルや、2~4人用のテーブル席、窓側にはカウンター席があったり、
何人かで来てもひとりで来ても居心地がよさそう・・
暖炉があり暖色のタペストリーが飾り付けされて、寒い時期もまた行きたくなる感じがします。
  

工房オークビラと看板にも書いてあったので、そこでつくった作品なのでしょう、器も味があります。
アイス珈琲と一緒にハニーロールを、しっかりめのロールケーキでした。
  

私はブレンドにしようかどうしようか悩みましたが、ウッディノートというのにしました。
珈琲はプレス式の器具に入ったまま出てきたのでびっくり・・たっぷり二杯分以上はあると思います。
珈琲の抽出をプレス式にすると濁りが出てくるそうですが、品質の良い豆を使うと豆の旨みが丸ごと味わえるということらしく・・
ウッディノート・・!一口飲んでおぉぉ・・味わいが素晴らしく豆の甘みも感じられて一瞬チョコレートの味もしました。
珈琲に詳しいわけでもなく、また語彙が不足しているのうまく表現出来ませんが、自分で同じようにして家でいれてもこの味がきっと出せないと思うので、やっぱりお店に来て飲みたいと思ってしまいましたが、プレスはボダムのを使っていました。
ケーキはヘーゼルナッツチョコレートケーキです。
  

②立川 一六珈琲店
一時、立川に行く用事が急に増えた時がありました。
その時に休憩するのにいい喫茶店はないかなぁ・・と携帯から検索していたところ、
候補にあがったお店・・興味をそそられて行ってみました。
でも、なぜか一回前を通過してしまいました・・入りそびれたっていうんでしょうか?
ちゃんとした?風情の喫茶店に一人で入るのに未だに勇気がいるのはなんでだろう~?ケーキ屋さんなら入れるのに^^;
店構えもよく見るとメニュー板が置いてあり、珈琲だけでなく食事のメニューがかなり充実しています、
自家製手打ち生パスタ?本格的・・!それに元パティシエだったというマスターの作るケーキにも期待が・・
  

珈琲はカップに入ったテイクアウト用も用意しています、
店内はちょっとこじんまりしていますが、カウンター席には水出し珈琲の器具が置いてあったり
カップがそれぞれにディスプレーされていたり・・いいですね。
          

お昼がまだだったので、軽食を取ることにしました。
鶏肉のクリームソースのホットサンドに一六ブレンド、ブラックで美味しくいただけました。
 

ケーキも評判というと頼みたくなります、こちらはローズ系のケーキで確か期間限定だったかと思いました。
切断面も撮っておけばよかった~、デコレーションにはさくっとしたスティック状の焼き菓子が。
右はいちじくが入ったチョコレートケーキとキャラメルビスケット、
お土産で持ち帰りましたが丁寧にひとつひとつ作られているという感じです。
来月あたりも立川に行く用事がありそうなので又行ってみたくなりそうです、
今度はパスタ+珈琲にして・・そうするとやっぱりまたケーキも頼んでしまいそう^^;

       

③西荻窪 Coffee Lodge DANTE(コーヒーロッジ・ダンテ)
こちらのお店は新聞で泉麻人氏が紹介していたのもあり、一度行ってみたいなぁ~と思っていたところ、
西荻に住む古くからの友人と久しぶりに会うことになったので、ランチ後にさっそくお誘いして行ってみました。
中はほんのりと薄暗く、吹き抜けのままカウンター席の1階とテーブル席がある2階につながる階段がオープンになっているので開放感があって、これも人を引き寄せているだろう素敵な造りになっています。
   

1965年創業ということです、
柱もいい具合に旧くなっていて黒光りしているところもありそうです。
 

落ち着いていて気さくな感じのマスターがカウンターで珈琲を入れてくれる様子が見えますが、
私たちは2階のテーブル席に座りました。
ダンテのブレンドと、その日は暑かったので友人はアイスコーヒーを、
真ん中のバームクーヘンは大阪のお店でネット通販もしている卵にとてもこだわっているお店、
セラ・ルージュのこだわり卵のバウムクーヘンでした。
  
もちろん珈琲も美味しかったのですが、ここのお店に集まってくる方たちを見ていると、
このお店の雰囲気や空間を楽しんでいる雰囲気がしてきます、
何気なくぶらりとひとりで来た方は「まことちゃん」の作者で、TVではいつもグワシ!!のポーズを決めている?先生・・
赤と白のボーダーシャツ、赤と白のハンチングでカウンターに座ってマスターと静かに珈琲を飲みながらお話されていました。
途中夕立のような雨が降ってきて少し気にされているようでしたが、雨があがるとまた静かに去って出ていこうとされていたので、
友人につられて一緒にこんにちは・・と挨拶したところ^^; こちらを向いてにこやかに、こんにちは!と返していただけたことが、
意外な気もしてしまいちょっと嬉しくなってしまいました(笑)
ダンテ・・今度はお隣にある「鞍馬」さんでお蕎麦を食べた後に・・というのもいいなぁ~なんて考えていますが・・

武蔵村山から福生へ

2006年12月11日 | 喫茶店・茶房
日産村山工場跡地に出来たショッピングモール、ダイヤモンドシティ・ミューへ行ってみました。
店内は今あちこちのモールで見かける三層吹き抜けで通路から上下のフロアーが見渡せます。
  
左の写真はワーナーマイカルシネマズ、映画館のそばに行くと甘いキャラメルポップコーンの匂いですぐに気が付きます。
中の写真はファッションブランドを数十たちあげている(INDIVI、UNTITLEDなど)ワールドのアパレルストアー"FLAXUS"
右はアイスクリームショップのコールド・ストーン・クリーマリーも出店、やっぱり長い列が・・

武蔵村山三越店内の三階に聞きなれない喫茶店があるのを発見・・さっそく行ってみました丸福珈琲店
すごくレトロでまっとうな喫茶店という感じです、大阪中心にお店があり、都内には秋葉原にも店舗があるようです。
カウンター内にはコック帽の方が居たり、サーブしてくれる人もきちんとした制服で案内してくれます。中にはベレー帽を被った人も!
珈琲は色も濃い目でこくがあります、普段砂糖は使わないのですが、せっかく付けてきてくれたシンプルな角砂糖を一つ入れてみたくなる味でした。
  
珈琲と一緒にパウンドケーキとクロッカンなどが付いている"はいからさんセット"というのと、"焼き菓子セット"を頼んでみました。
         
思わず店内で食べて美味しかったお土産にパウンドケーキとラスクを買ってみました。ラスクはよつばバターを使って丁寧に作られた感じで気に入ってしまいました、パウンドケーキもピーカンナッツやレーズンが入り程よいブランデーの香りがいい感じです。
  
このあと天気もよかったので横田基地方面へ足を伸ばしてみました。
一時の勢いというものはないのかもしれませんが、まだまだおもしろそうな店が並んでいます。
アンティーク家具ショップにはベースで使われていた食器なども売られていました。

NICOLAという昔からある感じのピザ屋さんをちょっと覗いてみました。
店内はこの界隈の中では際立ってオーソドックスでレトロな雰囲気で、週末はクラシックコンサートも催されているようです。
定番のレギュラーサイズのミックスピザとトマトソースのパスタを頼んでみました、てらいのない味付けで美味しかった・・
  
福生というとやはり基地が近いのも在り、独特な雰囲気を醸し出しているところも多くあります。
福生インターネットテレビ(飛ぶのに少し時間かかる?)ここもちょっと見てみるとおもしろいです。

築地・喫茶マコから銀座へ

2006年12月01日 | 喫茶店・茶房
お昼どこに行ってもいいよ・・という優しい友人の言葉に、じゃ・・気になる所があるから築地に行ってもいい?とまた凝りもせず出掛けてしまいました。

喫茶マコで鶏のお雑煮が食べたくて・・
店内に入ると思ったとおり、ちょっと時を前に遡ったような懐かしい雰囲気が漂っていて、昭和36年からここでひとりでお店を守っているというおば(あ)さまがカウンターに立っていました。ブラウスの襟にブローチを付けてお洒落です。赤いコーヒーサイフォンがかわいらしい。
            
お餅が二つと鶏肉、筍、卵でとじた海老、絹さや、どんこ椎茸、しめじ、かまぼこが風味豊かな(ラウス昆布、いりこ、かつお節などを使った)だし汁に浮いていました。
とても美味しくて思わずおいしい、おいしいね・・と言いながら食べていました。
暑い時期の8-9月はお休みしているメニューだそうですが、これからがお雑煮の季節・・からだがとてもあたたまります。店内も出る時には満席になっていて入れずに帰っていく方も居るほどでした。

そのあとはぶらぶら銀座へ歩いていきました。
綺麗なツリーを見るとどうしても条件反射?のように撮りたくなってしまいます・・

そういえば年末ジャンボ売り出してました、友人はラッキーセブンの窓口へ、私は思いつきで3番窓口へ並んでみました^^; なぜか一番人気は1番窓口でこの日は30分待ちだそうで・・西銀座チャンスセンターはいつまでも人気が衰えません、人が人をいつも呼んでいる様相です。

あるタウンマガジンに有楽町西武の中に和のスイーツのお店が出来た・・という記事があったのを思い出しました。京都のお茶やさんで日本茶やスイーツが楽しめる林屋茶園です。
豆腐とほうじ茶アイスのパフェというのを頼んでみました。八橋や白玉もついていて満足感があるパフェでした。

一息入れるのはケーキ屋さんを予定していましたが、流れで和に行ってみました。
思いつきで買った宝くじも当たらないかな・・・もし当たったらと考えている時が楽しいです・・

昔からあったけど・・松崎煎餅

2005年11月11日 | 喫茶店・茶房
20年以上前からその存在は知っていたけれど、その頃はすぐそばを通っても寄ってみようか・・と考えたこともなかった銀座並木通りにある松崎煎餅、最近になって店舗の2階にある茶室に行ってみたり、お煎餅を買ってみたりしました。
なんでも創業から190年以上も時を経ているとのことで、国内でもかなり歴史あるお煎餅やさんなのではないかと思ってしまいます。
それなので、店の外観も中もきわめてオーソドックス、奇をてらうということもなくきっと何年も前からの定番もずっとつくり続けているのでは?と思えます。

店舗2階にある茶室は、とても落ち着いてきちんとした雰囲気の空間ですがくつろげる感じのところです。椅子席になっていますが真ん中には一枚板を使った大きなテーブル席もありました。
お客さんの年齢層はざっと見渡すと高めでしたので、結構な年の自分でも(笑)お客さんの中では若いほうになってしまいました^^;
接客してくださるお店の方も、それにあわせて落ち着いています。
お抹茶と和菓子にしようかとおもいましたが、あんみつにしちゃいました。黒蜜をかけて・・
ほうじ茶は頼めば何度でもお代わりを持ってきてくれる感じでした。
銀座の甘味処で落ち着く店は他にもいろいろあるかもしれませんが、ここは静かな雰囲気だし広めな空間で圧迫感もなく、ちょっとくたびれた時などにもお勧めです。
                 
1階の店舗では草加煎餅、あられ、かきもち、かわら煎餅、と沢山の種類のお煎餅が置いてあります。お土産で少し買って帰ってみました。
写真は「三味胴」(しゃみどう)という瓦せんべいで一枚一枚手描きで書かれたように見える絵が描かれています。名前の由来は三味線の胴部分の似せてつくった形だからそうです。
そのときの季節の絵柄になっていて川に落ちるもみじの絵、ランタン、絵の具が付いたパレットの絵に「AUTUMN」と書かれてたり、落葉する樹の様子の絵など・・秋らしい絵柄が楽しいです。
後ろのお煎餅は娘がざらめが好きなので、手焼きせんべい「梅ざらめ」を買ってみました、さくさくとした味わいでざらめなのに梅の風味もプラスされてて甘さも控えめで2枚位はいっぺんにいけてしまいそうなお煎餅でした(笑)
                 
下の写真は、この松崎煎餅のお店から余り離れていない晴海通りにある天賞堂のビルの脇に、矢を放とうとしている天使のぼうやがなぜか火災予防週間?のたすきを掛けて頑張って?いました。
おもしろいのでちょっと撮ってみました・・右の写真は別の角度から見るとなんだかおずおずとした感じで覗いているように見えるところがキュートです。
                   

吉祥寺・万亭&くせになりそな揚萬念・あまの

2005年10月31日 | 喫茶店・茶房
この前、なんだか和風なところでお茶したいな~って思って久々に万亭に行ってみました。

井の頭公園の入り口のすぐそばの住宅街の中にあります。
茶道教室を開いている方が、住居の一部を?茶房として開放しています。
万亭の看板が見えます。
              
階段を数段あがると左側に小ぶりなお庭とお茶処が・・
玄関も風情があります。
            
中はまた簡素な感じさえするような、渋い店内です。
窓の外には先程の庭が見えて気持ちいい。
庭を眺めながら、お抹茶を頂きました・・
皮がぱりぱり香ばしい、梅の形の最中も付いてきました。
                    
ここに行く途中に、ずっと気になっていた揚げ饅頭(揚萬念)のあまの(Kichijoji AMANO)の店を偶然見つけてたので、さっそくお土産にちょこっと買ってみたのでした。
            
小豆餡の他に季節によって餡の種類が変わります
右側のかわいい焼印が付いたのは落花生あんでした。
他に春には、ふきのとう・桜海老!
   夏   梅・新生姜
   秋   落花生・くるみ
   冬   みかん・ごぼう
などの餡を用意しているそうです、そんなのがあると知ると、食べたくなってしまうなぁ~・・
小ぶりで、一個から買うことが出来ます(一個84円~)

なんと表現していいのやらくせになる揚げ饅頭、皮がなんと言ってもさくっとしているし、しつこくないし何個でもいけそうな危険(笑)な和菓子です。

やっぱり気になるので書いておこ・・離山房

2005年09月29日 | 喫茶店・茶房
            
このまえ、長野県東御市のヴィラデストに行った際に、軽井沢にあちこち寄りながら帰りましたが、昨年行ったら閉店間際で、入るのは御免なさいされてしまったいきさつがあり、余計今年は行かなくちゃ?感に囚われていた離山房(りさんぼう)へやっと行けたのでちょっと?書いてみます。

離山房はジョン・レノンが軽井沢に避暑に来た折りには万平ホテルが定宿でしたが、ここにも何度か来ていた・・ということくらいしか知りませんでした。
店には東銀座の喫茶店樹の花で見かけたような、ジョンの絵とサインも掛けてありました。
1977年の8月31日と書いてあり、ジョンのメッセージは "Thank you love John Lennon " と書いてあり、ヨーコのは"夢をもとう"でした・・
絵はやはりレノンがさらさらとマジック?で書いたもので左側に自画像、右側に長い髪のヨーコ、そのヨーコの下に息子ショーンが横向きでジュースを飲んでいる絵が描いてありました。ほんと乞われるとサインの他にイラストも添えてる時が多かったんだなぁ~と・・シンプルだけどセンスがある絵・・

店の外側のテラスに三人で仲良く寄り添っている写真もあり、その後ろにここの女主人??の方も映っていましたが、行った日もその方が居て、時を経ても写真と変わらないきさくな笑顔を見せてくれていました。

写真のジュースはレノンが好きだったという特製ブルーベリージュース、一口飲ませてもらったらちょっと炭酸?が入っていたのかなぁ、シュワシュワっとしてたような気がしました。コーヒーもわりと時代を感じさせるデザインのカップに入ってきました。
やはりちょっと時が一瞬止まったような雰囲気がいいですね。
               
お店の全体の雰囲気は樹がふんだんに使われていて、店の中には大きな何の樹かなぁ、しっかりとみがかれてつやつやした何人も座れるようなテーブルも置いてありました。ジョンはどこによく座ってたんだろ~とずっと思ってました。

それと水上勉さんの書も掛けてあり、ここのお店と縁が深いことがわかりました。
離山房という店名は水上さんが名づけ親だそうです。

ジョン・レノンのすごいファンというわけではないのですが、レノンがよく行った店(ヨーコが好きな店ということでしょうか?)や場所って好きな雰囲気の所が多いです。
ビートルズは解散してしまってから、お決まりのように好きになって、友達と音源を貸し借りしたりフィルムコンサートに行ったりイベントに参加した思い出があります。それと現在週何回か乗り降りしている駅にはジョン・レノン・ミュージアムがあるので、いつか行こう行こうと思いながらなかなか行けないでいますが・・たま~にですが改札を出るときにレノンのBGMが流れていたりする時があり、そんな時はちょっと嬉しくなります。

それと離山房の隣には、色々な商品が出ていて一気に知名度が上がってしまったフレンチレストラン、エルミタージュ・ドゥ・タムラがあります。
ここは水上勉さんが別荘として使っていた所を改築して使っているそうです。外側から覗いてみましたがやはり窓が大きくて離山房と雰囲気がつながっているように思えました。
ここも一度は行ってみたいところ(というのがありすぎて・・実現しない所が多いなぁ~)の一つに勝手にしておくこととします。

イノダコーヒ本店へ

2005年08月27日 | 喫茶店・茶房
京都に行ったら、まず行きたい喫茶店がありました。
あれ、和菓子じゃないの?という感じですが、とりあえずなぜかこの店を押さえかったというわけで・・あと評判のケーキ屋さんやかわいらしい甘味処、食べ物系のお店を・・書けたらいいんだけどついついひとつが長くなってしまって^^;

イノダコーヒに、それも本店に行ってみたかった、今迄何度か行けそうで行けなかった所なんですが。
「イノダコーヒ」と言って、コーヒーと伸ばさない所が、1940年創業というのを感じさせます。
お店は堺町通りにあり、来てみたら入り口の部分がこじんまり思えて、えっ?ここが本店なの~?と一瞬拍子抜けしそうな間口に思えました。
でも中に入ってみたら結構な広さで、奥は天井が高く吹きぬけになっていて、一階の外には噴水もある池が見え、その脇にテラス席もあったり…(日中はさすがに暑いのでテラス席に座ってる方は居なかった)
さすがイノダコーヒの本店という落ち着いたサロン的雰囲気を醸し出してる喫茶店。

キャッチフレーズが「京都の朝はイノダコーヒの香りから」というのがあるらしく!京都には思いのほか喫茶店も多くモーニングとかも充実しているようです。
ここは七時からの営業というのもあり、このあたりの旦那、若旦那衆がゆったりと本館にある指定席(常連席?)に座ってコーヒーを飲みながら新聞を読む姿が見かけられるとのことで、地元の人に親しまれ支持され続けてるお店なんだぁ~というのが自然に納得出来る雰囲気が伝わってきます。

一階は満席だったので、案内され階段を回り込むようにして二階にあがり(上から下の眺めもグッド!大きな窓ガラスから外の庭が涼しげに見える)お茶してみることに。
コーヒーは「アラビアの真珠」というのに・・なんでも最初からミルクと砂糖は投入?されてくるとのこと。かなり濃厚な味のコーヒーなんでしょうか?
選択は自由で、自分の加減で混ぜたい人はミルクと砂糖は置いていってくれるとの事だったので、ストレートな「アラビアの真珠」の味を確かめてみたくなりミルク等は置いていってもらう事に。一口飲んでみたら、ストレートよりやはり何か投入したほうがかえってコーヒーの味が生きてくる感じがしました。

でも考えると、京都の方はこの最初からミルクと砂糖が入ったコーヒーをイノダコーヒとして好んでいるのだから、その割合で飲んでみたら良かった!と後悔してみたり・・旅行者はこういう所でまた悩んだりするわけで(自分だけ?かな)
コーヒーと一緒にラム酒が効いたチョココーティングされている「ラムロック」というケーキを一緒に頼んでみる。結構なボリューム感、うんうん、ここのコーヒーにはぴったり合うケーキでした。
写真は二つに割ってみたのを撮ったけど、かえってわかり辛くなっちゃったようですね。

                

昔ながらの喫茶店

2005年06月23日 | 喫茶店・茶房
きのう歌舞伎座そばの(残念ながら歌舞伎鑑賞はなしでしたが)喫茶店樹の花へ行きました。

もう25年くらいたっているこじんまりとした喫茶店です。古びた階段を昇っていき、扉に手をかけて中を覗くと、ちょうどお昼ちょっと過ぎの一時位とあって、サラリーマンやOLさん達とおぼしき人たちが見え賑わっていました。
食後のコーヒーを飲む人達で席はあらかた埋まっていて、常連さんやそうでない人達も受け入れてくれるような柔らかい雰囲気が伝わってきます。
今風のカフェや、ホテルのティールームも好きですが、たまに古びたレトロな喫茶店に入るとやっぱり嬉しくなります。

店が開店してから4日しかたっていない1979年8月4日にジョン・レノンとオノ・ヨーコがふらりと立ち寄ったとのことで、店内にはジョンがさらさらと書いた自画像(ジョンって自画像好きだし雰囲気のある絵ですね・・)とサイン、ヨーコの書いた文とサインがそれぞれ一枚の紙に書いてありました。
ファンは垂涎ものかと思います。絶対・・
さり気なく額縁に入れられていましたが、もしかして原画は別に保管?だって危ないですよね?
ヨーコのことばは"火の神は女神だった 夢を持とう"と書いてあるそうです・・
この喫茶店に来てふたりはどんなことを話し、どんな時間を過ごしていたんでしょうか?

 

左は店の名刺に印刷されていたもので、おぼろげな絵がレノンが書いた自画像・・
右は樹の花コーヒーと自家製チーズケーキ、他にケーキはシフォンケーキもあるようです。
チーズケーキは端の形つくっている部分がチョコレート味になっていて、チーズの味もこくがあるけれど甘すぎずいい味を出していました。

銀座ではあともう一軒、レノンがよく来ていたという喫茶店はカフェ・パウリスタがあるそうです。
軽井沢の万平ホテルや喫茶店離山房などにも好きで来ていたそうですが、皆レトロというかちょっと古びた良さを持ったところが多いようです。

ジョン・レノンが1980年12月に凶弾に倒れてからもう随分たってしまっています。
でも何年たって聞いても古びない歌ばかりのような気がします。