沖縄本島に出張、移動を兼ねていろいろなところを見て回りましたが、知っているつもりでその奥深さを分かっていなかった沖縄、まさに再発見です。
今回訪れた土地はこんな感じ。
(点線楕円で囲んだエリア。)
一泊目は恩納村。
翌朝は、ブッフェと和食の2択でしたが、この看板に吸い込まれました。
(「沖縄の朝ごはん」。)
リゾートホテルとは思えない落ち着いたお店。
団体さんは階違いの別会場のようで、とても静かに朝食をいただけました。
朝食ですが、お品書きあり。
沖縄料理のワードを何となく聞き流していましたが、この際きちんと書いてみます。
ミヌダル : 黒ゴマで豚肉を包む宮廷料理
イリチー : 炒め煮のこと
ジーマーミ: 落花生のこと=「地(ジー)豆(マーミ)」
ミーバイマース焼き : ハタ科の高級魚の塩焼き(マース=塩)
フーチバー : よもぎ
ミミガー : 豚の耳の細切り
グルクン : たかさご(沖縄の県魚)
イナムルチ: 郷土料理で白味噌の味噌汁(イナ(いのしし)ムルチ(もどき))
くふぁーじゅーしー : くふぁー=硬い、沖縄の炊き込みご飯
何一つ残さず完食、とても美味しかったです。
部屋に戻ってテラスからの景色を。
目の前のビーチは、バブルの時代によく耳にした、万座ビーチとかムーンビーチとかと並ぶ、タイガービーチ。
一晩泊まるだけではもったいない素晴らしいホテルでした。
お世話になりました。
現地オフィスの方と合流して仕事へ。
その後ランチは、かつて米軍関係者でにぎわったという、「PLAZA HOUSE SHOPPING CENTER」にある「月苑飯店」。
これまた落ち着いた中華料理のお店でゆったりと海鮮系のランチをいただきました。
「道の駅かでな」へ。
手前には、天に昇る白龍とサツマイモのキャラがいます。
サツマイモキャラの掌のボタンを押すと「騒音」を測定できるようで、目の前の米軍「嘉手納空軍基地」の軍用機の轟音を見える化するのだと思います。
さっそく「屋上展望場」から基地を望みます。
(広い!)
ズームしてみると、輸送機でしょうか、はっきりと見えます。
天候不良や視界不良などで那覇空港に民間旅客機が着陸できない場合、この嘉手納基地の滑走路に緊急着陸するそうです。
実際現地オフィスの方で何人か経験者がいましたが、緊急着陸した場合、窓のシェードを下して外を見てはいけない、もちろん外に出ることはできないそうで、再び離陸したらシェードを上げていいそうです。
道の駅ですが、基地関係の「学習展示室」があります。
ここでは、極東最大規模である嘉手納空軍基地に常駐する戦闘機や飛来する戦闘機などのことを勉強できます。
展示の立ち位置としては、個人的感想ですが❝ニュートラル❞。
「反対」でも「賛成」でもなく、事実を淡々と展示・解説している印象でした。
続いて、沖縄市、現地ではほとんどの方が「コザ」と言いますし、街中の各種標識も「コザ」、のコザ中心地のオフィスに立ち寄った後、うるま市へ。
「勝連城跡」。
写真では伝わりづらいですが、かなり立派な城郭です。
勝連城跡は、昭和47年(1972)に国指定史跡に指定され、平成12年(2000)に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして首里城跡などとともに世界遺産に登録されたとのこと。
まだまだ整備途上という感じで、ゲートを建設中でしたので、次に来た時には有料になっているかも。(笑)
小ぢんまりとした資料室兼お土産店がありますが、この「勝連城跡」の歴史を勉強するとざっとこんな感じです。
勝連城は、沖縄の城の中でも最も古く、12世紀頃に始まり、現在の規模になったのは14世紀頃と伝えられています。勝連城の最後の城主、阿麻和利(あまわり)は、❝天下統一❞=琉球統一をめざし、護佐丸を倒し、国王の居城である首里城を攻めるも、王府軍によって滅亡させられたそうです。
ドラマチックな歴史は現地のミュージカル舞台として演じられています。
(ネットより拝借。観てみたい舞台です。)
うるま市は、歴史、自然、食など、魅力あふれる観光資源が豊富なエリアという印象で、もし沖縄に個人旅行することがあれば、行程に組み込みたいと思いました。
浦添のオフィスへ移動中、ファミマに面白いポスターを発見。
こちらのコンビニでは刺身を普通に売っているようです。
仕事の後の懇親会。
沖縄のボスが珍しい焼酎を出してくれました。
ご存知福岡の銘酒「繁桝」(日本酒)の焼酎。
「獺祭」の焼酎は飲んだことがありますが、「繁桝」は初めて。
日本酒蔵の焼酎の特徴でしょうか、とてもまろやかで芳醇な美味しさでした。
小ぢんまりと二次会は「PIZZA HOUSE」。
事前に店名は聞いていたのですが、語感からは想像できないゴージャスなお店でびっくり。(笑)
「ピザハウス」なのに現地の同僚はピザを食べたことがないとのことで、注文してみました。
本格的な美味しいピザに感激。
「揚げピザ」という珍しいものもあり、これが絶品。
当店の真骨頂は肉料理だそうで、鎌倉も真っ青な本格的ローストビーフをいただきました。
楽しい時間はあっという間で、22時前でしょうか、お開きとなりました。
沖縄はモノレール以外に鉄道は走っていませんが、JR九州のホテルに泊まってみました。
朝食はブッフェスタイルで、沖縄の食材、料理がたくさんありましたので、いろいろ取ってみました。
朝食も美味しかったですし、快適なホテルでした。
国際通り至近なので、朝食後ちょっと通りに行ってみました。
(朝なので何てことはないですね。)
部屋は角部屋で、コーナーはガラス張り。
日の出がきれいでした。
11月になりましたが、沖縄はまだまだかりゆしでちょうどいい気候。
沖縄に来る前の天気予報では雨が降ると言っていましたが、幸いにもずっと晴れていました。
「技能五輪・アビリンピック」が開催中。
(那覇空港にて。)
2つの仕事がちょうど重なって、今回は沖縄に2泊。
沖縄本島、宮古、八重山、4泊ぐらいの計画でじっくりと周遊してみたいなぁと思う、沖縄rediscoveryの旅でした。
福岡に戻ってきました。
今日は福岡もそんなに肌寒くないですが、スーツでちょうどいいという感じ。
琉球ガラスの美しいペアグラスをいただきました。
妻が来福した際にデビューしてもらおうと思います。
ありがとうございました!
さぁ、土日は佐賀で念願の一大イベントを観に行きます。
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