「これ要りますか?」と妻から時々写メ付きでLINEが来ます。本格的に断捨離をやっているようで、私の物も一緒に片付けてもらっています。ただ捨てるのではなく、これを利用。「古着deワクチン」。
(ネットより拝借。)
不要になった衣類等を宅配便で送ると、選別・販売され、その収益でポリオワクチンを必要とする国に届ける仕組みのようです。運営会社は「日本リユースシステム株式会社」で、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを」日本委員会を通じて発展途上国の子どもたちにワクチンが届けられます。
それだけでなく、選別作業という仕事で現地雇用も創出。「ビジネスレザーファクトリー」のスキームとも共通するものがあります。
で、具体的な話です。ネットで申し込むと、専用回収キットが数日で送られてきて、何と30kgのキャパがある丈夫なクラフト紙袋に衣類等をどんどん詰めていきます。
(満杯になってテープで仮止めした、我が家の回収キット紙袋。これ1個で5人分のポリオワクチンを寄付できるそうです。)
説明パンフなどが同梱されていますが、「なるほど」と思う注意書き。
(30kg近くになるので、「玄関で詰めることをおすすめします。」とのこと。なるほど。(笑))
発送は佐川急便が取りに来てくれるので手間いらず。使ってみての感想ですが、「世の中のためになる」、「誰かが使ってくれるかもしれない」と思うと、断捨離=捨てることへの❝罪悪感❞が軽減されて、思い切ることができます。
「古着deワクチン」は「第3回ジャパンSDGsアワード特別賞」なども受賞しているそうです。なかなか自分事として行動できないサステナですが、ほんのちょっと貢献できたかもと思いました。
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