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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

2022夏休み 岐阜→賢島2泊旅行②〔「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島」編〕

2022年08月18日 | 旅行記

楽しみにしていた「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島」に到着です。

(「この先はどうなっているのだろう。」と期待させる門構え。左の道を進んで行くとフロント棟に着きます。)

「HIRAMATSU」には、2017年の「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海」に泊まって以来2度目です。熱海での滞在が素晴らしかったことと、ここ賢島では、「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」とともに一度泊まってみたかったことが、今回の旅の目的にもなりました。

ウエルカムドリンクは、熱海でも出てきた❝高級❞ジュース。5、6種類から選ぶことができます。

(左:ぶどう、右:マンゴーにしました。)

キンキンに冷やされたおしぼりとウエルカムドリンクですっかりクールダウンした頃、部屋に案内してもらいます。

(フロント棟から温泉風呂付部屋のある別棟へ続く通路。雰囲気はバリ島風です。)

今回の部屋のタイプは「別棟 温泉風呂付き エグゼクティブダブル 」。

(ベッドルーム兼リビングと温泉風呂、テラスが一直線に並ぶ部屋は熱海と同じタイプ。)

温泉風呂側から見た部屋の景色はこんな感じ。

(浸かってみて実感する温泉の良さ。前日の「すぎ山」の部屋風呂が温泉ではなかったので、その違いが際立ちます。やっぱり温泉っていいですね。)

ダブルベットはこんな感じ。ツインタイプを押さえたかったのですが、人気のせいか、ダブルタイプしか空いていませんでした。

(手前にほんの一部見えているのは、左:革張りのソファ、右:ちょっとしたテーブルセットの革張りの椅子。この革張りのソファと椅子の座り心地が最高でした。)

洗面台は温泉風呂を挟んで一対。これも熱海と同じ作り。

(アメニティセットは熱海と違うブランドでした。伊勢志摩だけにMIKIMOTOだったかな。)

部屋の調度品は海をイメージしたもので統一されているように思います。

(砂浜の貝殻を思わせるランプシェードが素敵です。その他、カティーサークの置物があったりと、海のリゾートに旅している雰囲気が演出されています。)

熱海でその美味しさに感動した例のジュースが入っているかと冷蔵庫を開けてみると、残念ながら中身は違うものでした。(笑)

(熱海と何もかも一緒というわけではなく、HIRAMATSU賢島では以前からこのタイプのジュースのようです。)

恒例の部屋の探検もひと段落したところで、先程届けてもらったウエルカムスイーツをいただきます。

(飲み物はHIRAMATSUオリジナルのハーブティー、グラスには涼しげなゼリータイプの菓子、手前の2種類のチョコもHIRAMATSUオリジナル。このチョコが2種類ともすごく美味しかった。)

すっかり落ち着いた頃、チェックインの時に勧めてもらった貸切風呂の予約時刻となりました。別棟にある、こちらが貸切風呂です。

(両サイドが滝のようになっていて、何だかバブリーな印象です。(笑) 英虞湾への眺望がクリアに抜けているわけではないので、そんなに長くはいませんでした。)

部屋に戻ってくつろぎます。本当はテラスの籐の椅子に座って海風にでも当たりたいところですが、外はとにかく蒸し暑い。冷房の効いた部屋の温泉風呂に浸かったりして過ごします。そうこうしているうちに食事の時刻に。

(フロント棟の奥にレストランがあります。フロント棟の扉の前にブタさんが整列していました。)

熱海の時は広いレストランで他のお客さんと一緒でしたが、今回は個室。

(乾杯はHIRAMATSUオリジナルのシャンパンで。)

本日の献立「Terre et Mer『伊勢志摩 海と大地の恵み』」。

(フランス語は全く分かりませんが、Google翻訳によると「Terre et Mer」は「大地と海」。)

まず出されたのは、献立には書かれていない「(ミニ)チュロス」。

(チュロスよりも目立つ枝豆は飾りです。説明してもらわないと食べてしまいそうです。説明されても「食べられないか」チェックしましたが。(笑))

チュロスとシャンパンで、これから始まるコースへの期待が盛り上がる中、「本日の食材です。」とこちらが登場。

(小ぶりなテーブルくらいはあるワゴンを埋め尽くす食材。実際見ると強烈なインパクトです。ワゴンを押して来た若い料理人さんに食材のことをあれこれ聞いたりして話が盛り上がります。)

木箱の中のトリュフはフランス産の最高級品とのこと。

(香りをかがせてくれます。どう例えていいか分かりませんが、「これがトリュフの香りかぁ。」と実感できるほど強い香りがします。)

トリュフよりも私がびっくりしたのは、この巨大な金目鯛。魚料理の素材です。

(金目鯛と言えば相模湾だと思っていましたが、伊勢志摩でもいい金目鯛が上がるそうです。それにしても大きい! 思わず笑ってしまう大きさです。)

肉料理のメインは松阪牛。肉は持って来れないので、こちらの牛さんが代わりに乗っています。(笑)

(鮑の殻に納まるかわいさですが、ちゃんと部位名が彫られています。本日のメインでは2箇所の部位を食べ比べるそうです。)

料理人さんの明るい笑顔と楽しいやり取りで、コースが始まる❝準備❞は完璧に整いました。(笑) コースのスタートです。

■Amuse:フランス産オマール海老 Caviar カッペリーニ

(冷製。伊勢海老の漁期は10月からで、漁期外のこの時期は鮑がメインになるそうですが、伊勢海老にも負けないクオリティのオマール海老も使うそうです。最高です。)

飲み物はワインを。最高の料理が続きますので、ワインの方も色々と楽しみたいと思って相談したら、3種類のワイン(ロゼ→白→赤)を料理に合わせて出してくれるプランがありましたのでお任せしました。

(ロゼ。淡いピンクとスッキリした味わいは白に近いような感じです。)

■Entree:Ris de Veau 茄子コンポート バルサミコ

(この料理の❝正面❞はこちら、、、ですが、茄子のチップスで何も見えません。(笑))

❝裏側❞からも写メしておきます。こんな感じ。

(ほのかに感じる甘さ。茄子だけでなく、色々な素材が相性良くまとまっていて、とにかく美味しい。)

ここでパンが出てきました。パンは2種類で、左:フランス産、右:日本産。

(バターも2種類で、左:無塩、右:有塩。フランス産のパンは「ブリドール」というパンメーカーのもので、冷凍状態で空輸して、こちらで最後の焼き(仕上げ)をしているそうです。)

ワインは白に移ります。

(フランス産。地名は覚えられず。(笑) スッキリした中にもきちんと主張のあるドライタイプ。私は好きですが、妻はもう少し甘みがある方がいいそうです。)

■Poisson:金目鯛 麹 Beurre Blanc

(金目鯛は下ごしらえとして一晩麹に浸けておくそうです。バターベースのソースのコクに引けを取らない、美味しい金目鯛の旨味が更に増している感じで、相性抜群です。添えられている万願寺唐辛子の詰め物も美味しい。)

■Speciaalite du pays:志摩・鮑 グリーンアスパラガス 烏賊

(魚料理のメイン。伊勢海老の漁期外のこの時期のメインは伊勢志摩産の鮑。肝のソースで。トッピングの❝網❞はイカ墨。鮑、イカ、グリーンアスパラ、全てが美味しいです。美味しい以外の感想が出ないですね。(笑))

次は肉料理ですが、その前にコンソメスープが出てきます。肉料理の前に味覚と気持ちのリセットというところでしょうか。

(ワインは赤に移りました。重いというところまではいかないけど、しっかりしたタイプかと。赤も地名は覚えられませんでしたが、フランス産。)

■Viande:松阪牛 Vin Rouge

(メインの肉料理は、松阪牛の2箇所の部位。トッピングの大きなトリュフが料理と相俟って複雑な香りを立たせています。添えられている水茄子はフレッシュなままで、部位の食べ比べの間にいただくとスッキリして味わいの違いをより楽しめます。名脇役ですね。どこの部位かは忘れましたが、美味しい! とにかく美味しい。(笑))

肉料理の美味しさに放心気味になっていると、献立には載っていませんが、地元のもずくを使ったご飯ものが出てきました。

(メニュー外で時々出されるとか。トッピングのイクラの塩味がとてもいい具合で、ご飯もの全体を美味しくまとめています。そして、器が素敵です。)

今回の宿泊プランは「アニバーサリープラン」。このタイミングで、事前にお願いしておいたメッセージを添えてケーキが登場します。

(モザイクをかけましたが、妻への日頃の感謝を込めてという趣旨のメッセージです。(笑))

特にサプライズではなく事前に妻にも知らせしておきましたが、喜んでくれました。このケーキは切り分けて(?)後程部屋に届けてもらいます。

■Dessert:桃

2品出ますが、まず1品目。

(綿菓子のようになっている砂糖細工を崩していただきます。)

2品目。

(桃を使ったいくつかのデザートが渾然一体となっていますが、それぞれでも、混ぜても美味しい不思議な一皿です。黒い器は凍るのではないかというくらい冷やされていて、結露する様も演出に思えます。)

最後の飲み物が出て来てコースは終了です。

(コーヒーというよりは❝大盛りエスプレッソ❞というくらいの濃厚さ。)

演出から料理そのもの、ワインとの相性など、全てに満足しました。そして、私たちの年齢になると、「適量」というのも満足感のひとつ要素になりますが、まさに適量で、コースを終えた後の余韻も楽しめました。熱海の時もそうでしたが、「さすがHIRAMATSU」です。ごちそうさまでした。

 

さて、部屋に戻ると、テラスのファイヤープレイスに炎が灯されていました。

(青く揺らめく炎を見ていると、GWに行った「星のや富士」を思い出します。今日は富士山は見えているだろうか。)

ほどなく先程のケーキが届きました。

(プロとはいえケーキをこんなにきれいに二等分できるだろうかと思ったら、先程登場したのは手前のケーキで、これで1人分(よって2個になった)ということのようです。)

適量の食事でしたので、このケーキをいただく余裕がありました。さっそく食べてみると、甘さ控えめでかつ品のいい甘さ、ふわふわで軽い感じで、とても美味しかったです。

飲み物は冷蔵庫の「伊勢茶」にしましたが、冷蔵庫が納まっている家具の棚に置かれていたこの海老煎餅が明日の観光プランに貢献することになります。

(「ゑび天煎餅」。伊勢神宮前の「おかげ横丁」の「ゑびや」の名物です。)

相変わらず外は蒸し暑いのでテラスでくつろぐとはいきませんが、部屋の温泉風呂に何度が浸かった後に就寝となりました。

 

翌朝。テラスから眺望が抜けていないのでこんな感じですが、木々の間から見える朝の英虞湾の青さが印象的です。

(朝もやっぱり蒸し暑いですが、緑と青に気分的には爽快感をもらいます。)

朝食もレストランの個室でした。(多分昨晩とは違う部屋。)

(自家製パン。4種類か5種類くらいあったような。)

オレンジとトマトのフレッシュジュースで体も目覚めさせて、スープからスタート。私はトウモロコシの冷製スープ。

(濃厚さよりもコーンの甘さを引き出す、少しさらっとした感じ。うまい!)

妻は海老のビスク(温製)。

(器の広い縁に散らされているのは、多分、海老の殻を焼いて粉砕したものかと。海老の旨味が凝縮されていました。ビスクの方も濃厚一辺倒ではなく朝にふさわしい仕上げになっています。)

サラダ。

(見づらいですが、葉物の下、左に少し見えているハムは自家製。葉物のフレッシュさやトマトの甘みも素晴らしいですが、オクラの美味しさに驚きました。)

卵料理はエッグベネディクト。

(一番下のパンケーキはちょっと甘めになっています。)

エッグベネディクト、どうやって食べるのが正解か分かりませんが、切ってみました。

(断面ショーの破壊力、すごいですね。素人では絶対に真似できない完璧なエッグベネディクト。敷かれている輪切りのトマトも美味しいですが、こちらは九州の「耳納」の素晴らしいトマトで舌が肥えていますので、大丈夫?です。(笑))

最後はヨーグルトと飲み物で。

(プレーンタイプ。ハチミツを落としたり、自家製ジャムを入れたりして、好みの味でいただきました。)

チェックインの時にロビーからの景色がいいなと思っていましたが、今日は前日よりも晴れていて、よりきれいに見えます。

(実際はこの写メよりも美しい景色です。ロビー全体の設えと外の景色の調和でしょうか、ソファに座っているだけで感動できます。)

チェックアウトは12時。それまでは部屋でゆっくりします。

(キーケースはフロントロビーのショップで販売中。(笑) キーケースは要らないのですが、部屋着上下はその着心地の良さにそそられるも、お値段折り合わずやめておきました。)

部屋に置かれていた、各HIRAMATSUの冊子。

(手前から、賢島、宜野座、熱海、京都、仙石原。冊子タイプではなくパンフなら、軽井沢もありました。)

冊子をめくりながら、また別のロケーションのHIRAMATSUを訪れてみたい気持ちになりました。京都はともかく、仙石原(箱根)や宜野座(沖縄)には興味津々です。

 

「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島」、期待通りの(料理は期待以上の)大満足の滞在でした。さて、最終日は、妻が初めてという伊勢神宮(外宮・内宮)にお参りして名古屋へ戻りたいと思います。

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