職場の同僚の方に、「たけうちうどん店」を上回るおススメのうどん屋さんを教えてもらいました。地下鉄四つ橋線肥後橋駅から徒歩5分くらい、土佐堀通りをちょっと入った所にある「江戸堀 木田 讃岐うどん」。
(窓際のカウンター席に座ると、外の寒さとうどんをゆでる湯気で窓や壁が結構結露していました。古民家風ではなく、本物の昔からの民家のようです。)
職場の同僚の方曰く、「注文から出て来るまで1時間待つので、『今日はうどんを食べる以外やることがない』日に行ってください。でも、ここのうどんが一番美味しいと思います!」とのこと。
うどんを食べる以外にもちょっと行きたい所がある日でしたが(笑)、妻にも美味しいうどんを食べてもらおうと、平日の金曜日に来店。メニューです。
(平日・雨(寒い)・13時台ということで、店内は空いていました。それにしても物価高騰の折なのに良心的な価格です。)
注文は、私は❝おすすめ❞の「生じょうゆ」(冷たいうどん)、妻は「釜たま」(温かいうどん)。これに、❝おすすめ❞の「半熟玉子とちくわの天ぷら」、「十品目のかやくごはん」を追加。
注文の時のやり取りです。
お店:25分ほどかかりますが、大丈夫ですか?
私 :大丈夫です!(1時間を覚悟していたのでラッキー。(笑))
お店:天ぷらとかやくごはんは2つに分けましょうか。
私 :お願いします。(妻とシェアできるのは嬉しい!)
お店の方の細やかな気遣いと、この時間帯のせいか、常連さんっぽい方がカウンターで大将らと話していますが、その会話を背中で聞いていると、お店の方々の温かい人柄が伝わってきて、すっかり「いいお店だなぁ。」とファンになりました。(まだうどんも食べていないのに。(笑))
待つ間の❝つまみ❞として、うどんを揚げたものが出てきます。
(そば屋の「そじ坊」の揚げそばを思い出します。塩味で美味しい。)
25分ほどで出てきました。「生じょうゆ(うどん)」。
(天ぷらもかやくごはんも2つにシェアされていて、妻の「釜たま」のトレーにも同じ感じでのっています。)
美しいうどんのアップを。
(際立つ白さ。やや細め。)
天ぷらもいい景色です。(笑)
(揚げ具合、最高でした。)
盛りも美しい「十品目のかやくごはん」。
(このかやくごはんだけでも名物になるレベル。来店したら❝注文すべし❞の一品です。)
私の「生じょうゆ」も、妻の「釜たま」も、大将が最後の仕上げを目の前でやってくれます。ポイントは、薬味の置き方、醤油の量のようです。
(「生じょうゆ」は薬味を一文字に。醤油はその上を2往復半。混ぜずにそのまま、うどん2本ずつ食べるのが❝美味しい食べ方❞とのことです。)
ちなみに、(写メを撮り忘れましたが)「釜たま」は、玉子をうどん中央に落とし、薬味を円形に配し、醤油はその円を3周。しっかり混ぜていただきます。
この間の大将との会話。
大将:初めてのご来店ですか。今日はどこから?
私 :〇〇の方からです。
大将:あのあたりも美味しいうどん屋があるのに、わざわざありがとうございます!
私 :職場の同僚が「出て来るのに1時間待つけど、ここのうどんが一番美味しい!」と教えてくれたので是非来てみようと思いまして。
大将:そうですかっ、ありがとうございます! 今日は空いているので30分くらいでした。(笑)
うどん、天ぷら、かやくごはん、全部美味しかったです。大阪のうどんのレベル、すごいです。食べ終わって❝昇天❞していると、お店の方が「お出汁をお持ちしますね。」といって、温かいうどんに使うであろう出汁を出してくれました。「温まりますよぉ。」と、これまた嬉しい気遣い。ごちそうさまでした。
お会計をしてお店を出る時、大将が「ありがとうございました! 職場の方によろしく!」(笑) 名店を教えていただき、ありがとうございました。