♪♪ 最終列車は始発列車さ ♪♪
「カゴメ野菜ジュース」のCMソングを思い浮かべながらの作業。
梅の挿し木です。
曽我梅林の農家直営店で梅干しなどを買った時にいただいた梅の切り枝。
随分と早春の情緒を楽しませてくれましたが、花も散りましたので、そろそろ処分しようかと考えていたところ、、、
新葉が元気に出てきました。
こうなると、挿し木して育ててみたくなるのが人情ってもんです。
曽我梅林のお姉さん曰く、「挿し木は無理ですよぉ」。
ネットでも、「梅の挿し木はかなり難しい。」というアドバイス(?)が大半。
それでも、少数派ですが、「10本挿せば1本ぐらいは発根することもある。」という体験談も。
---可能性はゼロではない。---
ならばトライを。
まず、切り枝から、葉が出ている小枝を切り離します。これが挿し穂になります。
挿し穂の元は、「剪定ばさみではなく、カッターなど鋭いものでカットすること」。切れ味が良くないと「形成層」なるものを押しつぶしてしまって、挿し穂に水が上がらないそうな。
買ったばかりのカッターでカットした挿し穂を一晩水につけて、しっかり水を吸わせます。
そして、今回の“当たり”の確率を揚げる秘薬。
ホームセンターで買って来たこれ。「発毛剤」ならぬ「発根剤」、その名も「ルートン」。
一晩明けて、今朝。
さっそく挿します。
土は、バーミキュライトと赤玉土を適当に混ぜて、水はけがよく雑菌の少ない状態に。
発根剤を準備。
箸で穴を作って、そこに、発根剤を付けた挿し穂をそっと入れます。
(グサッと挿すと、発根剤が取れてしまうので注意(とのこと)。)
「数打ちゃ当たるの発想で」と体験者の笑えるアドバイスを踏まえて、十本少々を挿してみました。
根が出るものなら約1ヶ月で出るとか。
イチゴゾーンに間借りしてその日を待つことにします。
根が出るかどうか、ちょっとしたギャンブルみたいで楽しみです。
この挿し木作業に要した費用。
発根剤、バーミキュライト、素焼きの鉢、カッターナイフ、〆て¥1200也。
元手のないギャンブルなんてないですからね。
それでは、明日のプチ遠出の予習でもしようかな。
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