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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

台湾旅行 / 二日目

2016年08月23日 | 旅行記

二日目。

今日も台北は快晴です。

今日は、午前中に台北の市内観光、昼食後、台湾新幹線で高雄に移動して観光の予定です。

 

まずは朝食。

圧倒的な吹き抜けのメインダイナー。

ビュッフェスタイル、少々取り過ぎました。

 

朝食後、バスで「故宮博物院」へ。

故宮博物院もどんどん改装されバージョンアップしているようです。

もちろん、館内は撮影禁止。

1時間半ぐらいのあまりにも短い滞在時間でしたが、見応え十分。

記念にガイドブックを購入しました。

表紙を飾る、あまりにも有名な、白菜とキリギリスの翡翠は今は東京だったか海外出張中。

この象牙の超絶技巧の彫刻はじっくり鑑賞しました。

親子三代を要して完成したそうです。

一番上の球は何と21重になっているそうで、現代科学をもってしてもどうやって彫刻できたのか解明されていないとか。

とにかく凄い。

で、ある意味、一番驚いたのがこれ。

日本酒のぐい呑みぐらいの大きさの景徳鎮。

この時代のものが世界に11個しかないとかで、昨年のセリ値、この1個が40億!

ほんとかなぁ。

その他にも王族の宝飾品、古代の青銅器など、1日いても飽きることのない博物館です。

ちなみに、世界三大博物館は、エルミタージュ、メトロポリタン、故宮、とのこと。

 

次のスポットに移動。

ガイドさんが車窓の景色の説明をしてくれましたが、このあたりには軍関係の施設が多いみたい。

いわゆる防衛省の「国防部」。

国防部の空軍本部。

国防部の海軍本部。

いずれも後方の山の中にも軍事施設などが格納され、トンネルで通路も確保されているとか。

こちらは台北の最高級ホテル、「圓山大飯店」。

(バスの中から望遠で。)

元は蒋介石が建てた迎賓館だったそうです。

 

そうこうしているうちに「忠烈祠」に到着。

戦火に没した御霊を祀っています。

見所は「衛兵交代式」。

炎天下の完璧な行進は美しいの一言。

ちなみに、軍服の色が決まっているそうで、緑=陸軍、白=海軍、青=空軍。

今日は陸軍ということですかね。

門番は1時間交代、その間微動だにしてはいけないばかりか、瞬きも2回(?)までしか許されないとか。

滴る汗を拭いたり、わずかな衣服の乱れを正すのは同じ軍の軍人がやります。

行進は本殿まで続きます。

本殿。

この衛兵交代を担当することができる軍人は、軍での成績がトップクラス、身長は180cm以上と厳しいハードルがあるそうです。

行進を監督していた先輩(?)軍人の帽子。

台湾では兵役がありますが、昔は複数年だったところ、現在は1年の兵役となっているそうです。

 

行進を見ているだけで汗だくです。

強烈な日差しが肌を焼くのが分かるぐらい。

涼しいバスに乗って昼食会場、「アンバサダーホテル」の「川菜廰」(せんさいちょう)へ。

(ホテルのロビー。)

四川料理です。

エビの唐辛子炒め、豚肉の甘酢あんかけ、麻婆豆腐などなど。

少しずつなのですが、結構満腹になります。

麻婆豆腐は山椒が効いていて、私が耐えられる辛さギリギリというところでした。

 

さて、昼食後、台北駅へ移動し、新幹線で高雄へ。

(切符。)

台湾新幹線はこんな感じ。

(パンフより。)

ちょっと前の「のぞみ」のイメージですかね。

正式名称は、台湾高速鉄道、略して「高鐡」(こうてつ)。

車内は、、、

日本の新幹線と同じ。

それもそのはず、車両は日本と同じく、川崎重工製なり。

1時間半で高雄駅に到着。

鉄道の駅というよりは、空港という印象の、開放的で気持ちのいい駅でした。

ですが、外に出ると、、、雨!

バスに乗って観光に出発しましたが、雨はどんどん強くなってきます。

まずは「蓮池潭」へ。

高雄のシンボル的スポット、「龍虎塔」。

「龍の口から入って虎の口から出ると幸せになる」。

中は武将や神々でしょうか、結構な造作で見応えがあります。

池の名前の由来は、熱帯の高雄らしく、一年中咲き続ける蓮です。

(今はちょうど枯れている時期みたい。)

池の雰囲気を日本で例えるなら、博多の「大濠公園」を更に大きくした感じです。

ただ異なるのは、池の周りや張り出しにこんなオブジェが多数あること。

派手。

何かの廟ですかね。

とにかく雨がすごくて丁寧にチェックしていこうという気合いが折れます。

こちらでは熊がキャラになるみたいですね。

(またしても微妙にくまもん似か。)

 

「蓮池潭」の次は、高雄を一望する「寿山(じゅざん)公園」なのですが、この雨で中止かと思ったら、行くのかぁ。

で、到着。

ここにも「忠烈祠」があります。

その反対側、港を眺望する方には、なぜか「LOVE」。

どうやらデートスポットのようです。

煙雨の中、港がぼやけます。

晴れていたらどんなに素晴らしい眺望でしょうねぇ。

かろうじて港に黄色い一画を発見。

名産、台湾バナナの90%がここから輸出される、通称「バナナ港」だそうです。

恨めしい雨です。

 

次は「駅」2つ。

美しいステンドグラスで有名な「美麗島駅」。

地下鉄の駅なのですが、この近代的なゲートを降りると、、、

こんな美しいステンドグラスがコンコースとなっています。

実際に見ると本当にきれいです。

この美麗島駅から地下鉄に一駅乗って高雄駅から地上に出ます。

高速道路を挟んでひっそり佇むのは、日本統治時代の高雄駅。

今は非現用ですが、高雄のみなさんの間で建築物として評価する声が高まり、今の高雄駅まで移動させエントランスに設置する計画が進行中とのこと。

現在、中は、その計画の紹介とこの駅の歴史を説明する施設になっています。

往時の観光バスの写真でしょうか。

 

高雄の日中の観光は以上なのですが、もっと見所があると思います。

台湾に来てみて実感しましたが、台北なしでも、台中、台南、高雄でも十分旅行として成立すると思います。

 

今日は高雄で一泊。

夕食は「紅毛港」という海鮮のレストランです。

特産品はいろいろあるようですが、落花生も名産みたい。

(レストランの入口で販売しています。)

料理はこんな感じです。

全て海鮮、素材を活かしたあっさり味なのでハズレがないですね。

面白かったのは、落花生が入ったチャーハン。

落花生チャーハン、結構“あり”です、美味しい!

 

テンポよく料理が出されて1時間もかからず夕食終了。

ホテルに戻る前に、本日最後のスケジュール、「夜市」散策へ。

(夜市の名前。)

雨のせいか、人出はイマイチなのかも。

ガイドさんによると、エビが人気だとか。こんな感じで生きたエビをその場で焼く。

果物のお店もある。

閉口したのはこれ、「臭豆腐」。

とにかく臭い。

ポテトフライみたいに素揚げしている感じですが、とても近寄って食べてみようという気持ちにはなれない強烈さ。

この店にはちょっとそそられましたね。

台湾名物、カラスミ。

雨と夕食後の満腹感でツアー参加者一同、ホテルに帰りたいモードとなり、ちょっと早めに切り上げて本日のホテルへ。

「グランド・ハイライ・ホテル」。

カードキーがゴージャスな快適なホテルでした。

部屋からの夜景。

雨は降り続く、、、。

 

「明日は晴れますように」と祈りながら、二日目は終わりました。

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