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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「博多名代 吉塚うなぎ屋」

2021年05月18日 | お酒と美味しいもの

転勤が決まりました。来月中旬には九州・福岡を離れなければなりません。

ここ一年はコロナで何かと制約のある生活が続きますが、語り尽くせないほどの思い出を作ることができた4年間でした。

博多を離れるに当たって、「やっておきたいこと」がいくつかあります。そのひとつが、中洲の「吉塚うなぎ屋」でお腹いっぱい鰻を食べること。(笑)

4年前、「明日から新しい職場」という前日に当店で鰻をお腹いっぱい食べましたので、❝最後❞もそれで〆ようということです。

4年前は小一時間並んだ記憶がありますが、今回は予約して来店。予約専用フロアの3階はこのとおり、感染予防対策でゆったりと配席されています。(2階も例年のような待ち行列はなかったです。)

(床の間には「無事」。時節柄の軸の選択でしょうか。)

せっかくなので、お昼の「うなぎの会席」で一番高い「松」を注文。肝焼き以外は全ての一品料理がコースになっています。

ここで、当店のサイトを引用して、ご紹介しておきます。(鰻好きの方、是非ご来店ください。(笑))

「創業明治六年(1873年)、今も昔も蒲焼ひとすじ
 鰻の味を最大に引き出すため、焼きの段階で『こなし』という当店独自の技を加える事で、表面はかりっと香ばしく・中はふっくら柔らかな蒲焼に仕上がります。
 また、創業以来、継ぎ足し継ぎ足し伝わってきた、ほんのり甘めのタレは、さらに鰻の旨みを引き立ててくれます。(中略)
 腹割り・串打ちなどは関西風ですが、鰻を焼きながら、もみ・たたく『こなし』を行うことで、鰻からにじみ出た脂で表面がムラなく焼き上がり、鰻そのものもふっくらといたします。」

会席のスタートです。

(箸置きが鰻。)

■季節の前菜

(左上:トマト餅、右上:ゴーヤ、中段左:シャコ真丈、中:ローストビーフ(飾り切りはカボチャ)、右:キュウリ(立派!)、手前:レンコン(季節柄、五月人形の矢羽根を模していると思われます)。)

■鯉の洗い(筑紫野産)

(薄造りになっていて、実は6、7切れあります。)

■肝焼き

(会席に含まれていないので、別注。これで全ての一品料理をいただくことになります。)

■きも吸い

(上品な御出汁。お椀の蓋にピントが合ってしまった。(笑))

■素焼き

(4年前と同じ感動。うまい!)

■うまき

(ふわっふわっの玉子焼き。鰻は蒲焼と同じように焼かれていて激ウマです。)

■うざく

(こちらも蒲焼と同じ技で焼かれていて、優しい酢とワカメ・キュウリの爽やかさと相性抜群。)

■替り鉢

(ちょっとここでお口直しという感じでしょうか。見事なオクラに夏を感じます。)

■うなぎ梅しぐれ

(梅と山椒で〆られた鰻。アツアツのご飯に乗せて食べたい一品。食べた後もほのかに山椒の香りが残ります。)

■蒲焼き

先程ご紹介したとおり、素人でも分かる焼きの技術。パリパリの皮(表面)とふわふわの身。「吉塚うなぎ屋」か小倉の「田舎庵」かという頂点の技術。

ご飯、床漬け盛り合わせ、赤だしも出してもらいました。

■季節のフルーツ

(素敵な器にマスクメロン。いいメロンでした。)

以上が「うなぎの会席 松」(+肝焼き)の全品。ゆっくり1時間半かけて、「吉塚うなぎ屋」の鰻を堪能しました。

先日振り返ってみた、私の、九州に赴任して以来の❝うなぎ歴史❞、最後は「吉塚うなぎ屋」で大満足の〆となりました、、、ちょっと寂しいです。

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