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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

外構・庭のリフォーム〔総合編(その7)〕

2023年10月14日 | リフォーム

庭エリアに打設したコンクリートを完全に乾かすために、工事の方は現在小休止中。この間、いつもの施工チームはどうやら別の現場に行っているようで、玄関周りの床面やアプローチの階段にタイルを貼る左官職人さんだけ静かに仕事をしています。

午後からのリモートワークで帰宅すると、玄関前ポーチにタイルを貼るための下地作業が終わっていました。

(板の上をそろりと歩いて家の中に入ります。(笑))

翌日、下地も乾いて、板を踏んでの玄関の出入りも慣れてきました。下地にはタイルを貼る下書きらしき❝線❞が引かれていました。

(これは「芋目地」ですね。)

確かデザイナーさんが「タイルは馬目地中心で貼ります。」という趣旨のことを言っていたことを思い出したので、作業の手戻り防止のために一応連絡しておくことにします。(芋目地・馬目地で連絡を取り合うくらい詳しくなりました。(笑))

数日ぶりに施工チームが短時間ですが、コンクリートの乾燥確認も兼ねて作業をしました。メインテラスの排水溝のための木枠の撤去。

(雨や、水を流す掃除の時の排水口となります。)

上から見るとこんな感じです。

(絶対にあった方がいい設備ですが、落葉樹の葉の掃除は欠かせませんね。(笑))

メインテラスの柱に設けた水栓のシンクの木枠も撤去され、モルタルで仕上げられていました。

(これは翌朝の状態。夜に指で表面に触れてみるとまだ湿っていましたので、ここの水栓はいましばらく使用禁止です。この水栓が使えるようになれば樹々への水やりが楽になります。)

打設したコンクリートの乾燥もOKとのことで、立入禁止も解除されました。水やりで芝生面に立ち入った後のスリッパの足跡が付くことに若干の抵抗感もありつつ(笑)、歩き回っていろいろと細部を確認してみます。メインテラスからセカンドテラスへ下りる階段。

(左官職人さんが側面も丁寧に仕上げている作業の様子を見ましたが、ほんとプロの仕事はすごいですね。)

こちらは植栽の時に一緒に設置された照明類。照明は10ヶ所くらいは付けたでしょうか、照らす樹の場所や高さによって、照明光の到達距離や拡散範囲を考慮して器具を(デザイナーさんが)選びました。

(これは一番高く広く照らすタイプ。)

メインテラスのパーゴラの支柱には可動式の器具を設置。

(必要によりメインかセカンドかどちらのテラスも照らすことができるようにしました。)

照明類はセンサー式で、暗くなると自動点灯。消灯はコントローラーでざっくりと時間帯設定ができますが、デザイナーさんのアドバイスで、照明類の設置エリアを、道路に面しているエリアと庭エリアの2ゾーンに分けて、消灯時間帯を設定し分けることができるようにしました。メインテラスの照明2ヶ所については使い勝手のいいスイッチタイプに。照明類ひとつをとっても、経験値の高いデザイナーさんの「なるほどなぁ。」と思うアドバイスでした。

工事は残すところ、タイル貼りのみ。最後の最後にメインテラスのパーゴラのシェードが取り付けられて全ての工程が終了と思われます。ということで今月中には竣工の見込みとなりました。


外構・庭のリフォーム〔番外編〕

2023年10月13日 | リフォーム

植栽した樹々も見た目には馴染んできました。すっきりかつ繊細な印象の高木・中木の主役は「山採り」(山に自生している自然木)のアオダモとセイヨウニンジンボク。アオダモという名は聞いたことはありますが、セイヨウニンジンボクは初めて。

(耐寒性・耐暑性ともに強し。樹高は3mまで、開花期は7~9月。)

スリムな樹形と葉が風にそよぐ姿はなかなかいいものです。と、ボーッと見ていると、まだ残っている花に蜜を吸いに来たのか、何かが飛んでいます。そのホバリングする姿に、「ハチドリだ!」と驚き。

(ハチドリ。ネットより拝借。)

写メを撮ろうとしましたが、小さくて捉えられません。妻にその話をすると、スマホでササッと調べて、「ハチドリは日本には生息していないらしいよ。」とのこと。妻が上手に写メした飛行物体がこちら。

(んっ?何か触角のようなものが、、、。)

日本だけでなく、ハチドリが生息するアメリカ大陸でも見間違えるという、「ホウジャク」という蛾の一種だそうです。漢字では「蜂雀」と書くそうで、ハチに擬態しているとか。漢字をひっくり返すとスズメバチになりますが、サイズこそ同じような大きさですが、攻撃性はなく毒もなくおとなしい蛾だそうです。

この件をネットで調べていると、日本で「ハチドリを見た」という目撃例が多発しているそうで、❝あるある❞に私もハマってしまいました。(笑) とはいえ、今まで知らなかったホウジャクのことを知ることができました。

セイヨウニンジンボクは花の時期が終わり、徐々に実を付け始めています。

(そろそろ花も終わり。)

こちらは実が付いています。

(胡椒の実にそっくり。と思ったら、胡椒の実の代用品として使われていたこともあるそうです。もちろん、怖くて食べることはしませんが。)

植栽のプロでもあるデザイナーさん曰く、「一年を通して季節ごとにいろいろな花が咲くように植えました。」とのこと。しっかりとお世話をして楽しませてもらおうと思います。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その6)〕

2023年10月09日 | リフォーム

いよいよ庭エリアの最終工程です。メインテラスなどにコンクリートを打ちます。真っ平に整地されたメインテラスに鉄網が運び込まれました。

(整地済みの床面に敷いていくのだろうと思います。)

この日は明るいうちに工事が終わったので、施工チームが引き上げた後に見に行ってみると、きれいに鉄網が敷かれていました。

(縁や隅も丁寧に、文字通り隅々まで敷き詰められていました。)

よく見ると、縁は特殊な処理がされています。

(鉄網の規則正しい敷き詰めが気持ちい。縁には金属のレールのような資材が隙間なく付けられています。強度アップと仕上がりの美しさのためでしょうか。)

スツールの一辺に木枠が施されていますが、これは、メインテラスの排水用の溝を切るための仕切り。排水口も既に設けられています。職人さんの腕の見せ所は、メインテラスにいる時の体感はあくまでも水平、でも水は低きに流れるように微妙な傾きを排水溝と排水口に向かって付ける、という仕上がりを実現することです。

翌日。夜帰宅するときれいに仕上がっていました。現場責任者から「予定通りコンクリートを打設しました。数日間養生する必要があるので、立ち入らないようにお願いします。」というメールが入っていました。

(メールを見ていなかったらリビングからメインテラスに踏み込んでいたかも。セーフです。(笑))

裏から回って仕上がりを確認してみます。

(いい感じです。タイルを貼ると一気にコストアップしますので、デザイナーさんもおススメのモルタル仕上げにしました。)

ズームで見ても美しく仕上がっています。

(縁の金属のレールのおかげか、ピシッとエッジが立っています。側面も見事な仕上がりです。)

メインテラスの柱に設けた水道に蛇口が付きました。

(ちょっとオシャレにゴールドで。(笑))

立入禁止のコーンの所からモルタル仕上げの表面を観察。

(納得の仕上がりです。さすが腕利きの左官職人さん。あとは水がどう流れるか、一雨降った時にでもチェックしてみたいと思います。)

左官職人さんの次の仕事はガレージ周りで一部左官仕事が必要な部分の塗り。それが終われば最後に全体チェックと手直しをして左官仕事は全て完了とのこと。ちょっと早いですがお世話になりました。

ガレージにはパーゴラのシェードが搬入されていました。

(真っ白でなくて良かったです。これなら太陽の下なら白っぽく見えるでしょうし、汚れも目立たないと思います。)

全ての工事の完了が見えてきました。最終工程はタイル貼りです。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その5)〕

2023年10月06日 | リフォーム

家の❝裏手❞の犬走の整備が終わりました。予算があればコンクリートを打ちたかったのですが、防草シートを敷くという節約プランにしました。結果的に期待以上の仕上がりで大満足です。

予想していたのは、普通に防草シートを敷いて軽石系の砂利で仕上げる、よくあるパターン。ところが実際は、まず念入りに地面を叩き固めて整地し、数日後、作業にかかるという予想外のしっかりした工程でした。

(写メでは分かりづらいですが、地面はカチカチになっています。叩き固めることでその後のメンテナンスの手間が圧倒的に楽になりそうな気がします。)

お昼時にちょっと覗きに行ってみると、ガレージにあった「白竜砕石」が敷き詰められる途中。

(この黒いシートが防草シートですが、昔私がホームセンターで買って自分でやった時のシートとは厚みが全然違います。そして、室外機の下にも丁寧に隙間なく敷き詰められています。)

工事が終わった後、まだ明るかったので見に行ってみると、まぁ美しい。(笑)

(すごくいいです。それもそのはず、白竜砕石は美しい景観を重視した高品質な造園資材。)

もう一筋の方の犬走も整備済み。

(素晴らしい。家を建てた時、防草シートと防犯砂利を敷いてもらいましたが、工程の丁寧さも仕上がりの美しさも全然違います。これぞプロの仕事。この美しさを維持するならやる気も出るというものです。)

サービスヤードの方もやってもらいました。

(まずはマツの下に防草シートが敷かれました。)

仕上がりがこちら。芝生と白竜砕石のコンビネーションがGood。

(何だかマツが高級に見えてきました。(笑) カシワバアジサイ、シャクナゲを脇役に残しましたので、ちょっとした和風庭園。)

犬走とサービスヤードの整備は(地面を叩き固める工程を除いて)半日ちょっとで完了。犬走もサービスヤードも十分見応えのある仕上がりになって良かったです。このあたりは緑の多い地域で、どこからともなく飛んでくる植物の種たち。この鉄壁の防草シート、どのくらいのディフェンス力があるのか、数年後が楽しみです。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その4)〕

2023年10月05日 | リフォーム

庭のリフォーム工事はいよいよ最終工程。ついにメインテラスなどの床のかさ上げが始まりました。粉砕した瓦礫と網目状に組んだ鉄筋を何層か積み上げていきます。最後はモルタル仕上げとなる予定ですが、翌日が雨の予報のためか、今日の工事はその手前まで。

(まだ未舗装ですが、見事に真っ平な床です。リフォーム前の元の床面を思い出せないくらいです。)

奥の方から見てみるとこんな感じになります。

(柱よりも手前がメインテラスを拡張した部分。スツールのジョリパット仕上げも終わっていますので、妻と座ってみましたが、広くていい感じです。)

施工チームが庭に置いていた工事用の各種機械や資材たちも引き上げられ、工事が最終工程を迎えていることを語っています。それと同時に、土埃や泥はねする工程が終わったのか、プチプチで覆われていた門扉がその姿を現しました。

(最高部190cm超。完全オーダーのアイアン門扉の存在感はさすがの一言。)

と、見惚れている場合ではなく、日課の樹々への水やり&メネデール散布です。7年ぶりのガーデニング再開で、散水ホースのノズルが壊れていることが発覚、急きょAmazonで購入した「タカギ」のノズル。

(右が壊れたノズル、左がタカギのノズル。タカギさんは北九州市の会社。九州勤務時代には仕事関係で、タカギのコールセンターの❝応対のレジェンド❞と呼ばれていた方と何度かお話した思い出もあり、タカギのノズルを選びました。)

さっそくノズルを取り替えて水まき。

(これはいい。水まきがめちゃ楽になりました。さすがタカギさん。)

植栽したての樹々を枯らすわけにはいきませんので、水まきの後はメネデールをジョウロで散布します。一気に消費したので、ノズルと一緒に新しい5リットルタイプも購入。

(右:2リットル(残りわずかとなりました)、左:5リットル。5リットルタイプは意外と高くて6000円超。)

水まき&メネデール散布で、本日もリモートワークにもかかわらず、6000歩超え。(笑) 庭の床面がかさ上げ・整地されたので、作業としては楽になりましたが、いい運動になります。

ガレージに置かれていた資材がいつの間にかスッキリ減っています。

(残すはタイルという感じ。)

新しい資材としては、こんなのがありました。「白竜砕石」なるもの。

(造園に使う白い石。粒状からげんこつサイズのものまで、大きさに幅はありますが、これはかなり小粒のようです。)

資材から想像するに、残す工程はタイル貼りと犬走の防草シート仕上げってところでしょうか。施工チーム、左官チーム、造園チーム、本当にいい職人さんたちに恵まれました。さて、そろそろ完成後のこともいろいろと考え始めたいと思います。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その3)〕

2023年10月04日 | リフォーム

隣家との境界、庭とサービスヤードとの境界にフェンスを張ります。メインテラスのジョリパット仕上げの色とフェンスの色の相性を最終確認。

(造園作業中のデザイナーさんも手を止めます。同系色でいい感じですので、フェンス工事のGOサインが出ました。)

2時間もしない間に美しくフェンスが張り終えられました。

(水平を取って、水糸でガイドを張ってからフェンスを固定していきます。こちらのフェンスは庭とサービスヤードの境界。)

造園作業は3日間で90%以上終了。あとは犬走(家の裏面)に防草シートを敷いて砂利で仕上げれば完了です。余った芝生をサービスヤードに張ってもらいました。

(土面を歩くとスリッパに付いた泥でテラスがあっという間に汚れますので、芝生を使い切ってもらいました。残りの土面は防草シート+砂利でカバーしてもらうことに。)

ジョリパット仕上げの左官仕事も進んでいます。こちら塗装前。

(モルタルを塗ったそのまま。ここに下地塗りをしてジョリパット仕上げをします。)

メインテラスのスツール回りのジョリパット仕上げが終わりました。

(写真では分かりませんが、表面は骨材を入れて塗り面にいい感じの変化を付けています。スツールの座面はその仕上げ塗りだとちょっとトゲトゲして座り心地が良くないので、凹凸を極力少なくした塗りにしてもらいました。)

工事はいよいよ最後の工程でしょうか、床面をかさ上げする準備が始まったようです。

(この瓦礫は埋め立てに使われる資材かと。)

植栽が終わり、私の日課が増えました。植木への水やりです。

(水やりだけでなく、植え付けた直後の樹々は弱っていますので、水やりの後の活性剤「メネデール」の散布も、数ヶ月は毎日のミッションです。)

まだ工事中で足元の悪い中での水やりはたいへんですし、ジョウロでメネデール希釈液をまくための水栓との往復(10往復はします)もボディブローのように腕と脚にきます。もっともこの日課だけで3000歩にはなりますので、リモートワークの運動不足の解消とポジティブにとらえて続けることにします。何より、樹々に元気に育ってほしいですし。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その2)〕

2023年10月01日 | リフォーム

植栽が始まりました。植える木は、高さの順に、高木、中木、低木、下草(葉物)、グランドカバー、芝生、といったところ。まだ絶賛工事中という状態で、「植栽できるの?」と思いましたが、植栽のプロでもあるデザイナーさん曰く、施工チームと日々連絡を取り合っているので大丈夫とのこと。リフォーム後の庭を飾る一点物の木(特に高木や中木)を探し回って買い付けますが、掘り起こしてキープできる日数には限度があるそうで、工事の進捗と植栽の買い付け(掘り起こし)のタイミングを合わせるのが結構難しいらしいです。

道路に面した❝家の顔❞ともなるシンボルツリーを植える場所の工事が進んでいました。

(翌日にはブロックの上面の処理、ジョリパット仕上げのための下地塗りが終わり、そのタイミングでここに植えられる高木が登場。)

デザイナーさん曰く、「ここにはアオダモを植えたいと思っていましたが、最近アオダモのいいのがめったに出てこないし、価格も上がる一方。」とのこと。そんな中、なかなか出会わないくらい立派な(かつお買い得な)アオダモがあったとのことで、すごいのが来ました。(笑)

(高級温泉宿の中庭に植わっているような風情と存在感のあるアオダモ。高さは5mってところでしょうか。)

それにしても、運び込まれる木の量がすごいです。

(妻もびっくり。高木、中木の順に植える場所をデザイナーさんが植木屋さんと相談しながら決めていきます。アプローチを上がってくると、セイヨウニンジンボクという中木が斜めに張り出す枝ぶりで出迎えるというイメージだそうです。)

丸一日、デザイナーさんと植木屋さんチーム5人くらいで植栽の作業。夕刻には高木と中木は植栽完了。

(木が入ると庭が様変わりします。いい感じです。)

翌日もデザイナーさんと植木屋さんチームで丸一日植栽作業。低木の植栽が終わり、下草と芝生も一部植えられました。そして、施工チームの方は照明の設置とセッティングを完了。

(思わず「ほぉ~。」と心の中で言ってしまいました。好みはあると思いますが、私たちのイメージ通り。照明はセットした時刻で消灯します。)

メインテラスの壁=スツールの背もたれの花壇にも植栽されました。

(下草の組み合わせなどは全てデザイナーさんにお任せ。なるべくメンテナンスが楽で、かつ、四季折々に花が咲くように組み合わせてあるそうです。)

植栽の進捗は80%とのこと。作業は連日続き、下草とグランドカバー、芝生を土面全面に植栽していきます。植栽が終われば土で汚れまくる工程はひと段落となりますので、タイル貼り、メインテラス等の床面を上げてモルタル仕上げ、パーゴラのシェードの取り付けなど仕上げの工程に入っていきます。


外構・庭のリフォーム〔総合編(その1)〕

2023年09月30日 | リフォーム

外構・庭のリフォームの工事も終盤戦。これまでパーツごとにアップしてきましたが、各所で並行して工事が急ピッチで進んでいるので、「総合編」として統一し、時系列でアップしていきたいと思います。

現在の庭の様子。ほぼ全容を見せつつあります。

(メインテラスから階段が設けられ、1日強で完成した「セカンドテラス」への動線ができました。)

ここに至るまでの約一週間のスナップです。キッチンから庭に出ることができるドア(勝手口)を開けると、拡張したメインテラスに出ることができます。

(床面はもっと上がってきます。)

ここから左側を見ると、今よりも床面を上げる通路の基礎工事も進んでいました。

(メインテラスから一段低い床面となりますので、メインテラスから1ステップ階段が設けられます。)

門扉から庭に向かって直進してきた所でメインテラスに上がる階段もできました。

(蹴上(段差)・踏面(広さ)ともにバッチリです。)

その直進してきた所はメインテラスの壁と道路側のフェンスの端の壁で向こう側への視界が遮られます。ここに植栽される庭木と構造物が作り出す景色に集中する狙いです。

(今は味気ないですが、ここにデザイナーさんが厳選した庭木が植栽されます。ライティングも仕込みます。)

メインテラスは細部の工事が進んでいます。スツールの上面のモルタル仕上げのために細い鉄筋が編まれています。

(翌日、更に鉄筋が足され網目が細かくなっていました。見えない所にしっかり手をかけるのを見て安心感が増します。)

メインテラスの壁のブロックには上面の角辺に金属のレールのような物が取り付けられました。

(役割は良く分かりませんが、表面をモルタル仕上げするために必要な部材なのか。)

門扉から庭への動線となる通路ができました。

(モルタル仕上げ。)

「セカンドテラス」は1日ちょっとで出現しました。

(メインテラスを拡張しましたのでセカンドテラスがその分小さくなりましたが、全然OKです。)

お隣との目隠しのためのフェンスを支える支柱の基礎工事のための大きな角穴が掘られました。

(想像以上に大きく深いです。色と貼り方は打ち合わせしましたが、実際にどんなフェンスが登場するのか。)

マツや洗濯物の物干しコーナーもフェンスで区画して、庭とは切り分けて「サービスヤード」にします。

(サービスヤードは隠したいもののエリアです。マツを庭側で生かすことも検討しましたが、どうしても❝和❞すぎて合わないので、サービスヤードでがんばってもらうことになりました。)

この穴が掘られた翌日には基礎となるコンクリートが打たれ、その翌日にはフェンスの支柱が建ちました。

(想像以上に太くてガッチリした支柱です。)

この他にも日に日に様々な箇所で工事が進捗しました。そして、現在、完成をイメージできる冒頭の姿となっています。

(ここから完成までの伸びしろが楽しみです。)

先日までは暑過ぎて全然いなかった蚊が、ちょっと暑さがマシになってきたためか飛び始めました。施工チームも蚊取り線香を焚いて工事をしています。最後まで安全第一でよろしくお願いします。


外構・庭のリフォーム〔オーダーアイアン編〕

2023年09月29日 | リフォーム

9月の三連休に私たちが尾道・鞆の浦に旅行に行っている間も工事は急ピッチで進んでいます。これまで施工チームは3人体制で、タイル工事がある時はタイル屋さんが2~3人来ることはありましたが、いよいよ施工チームだけで5人体制という日もあります。

リフォームも終盤戦ということを実感し、一気に完成の予感がする日がありました。今回のリフォームの目玉のひとつ、完全オーダーのアイアン製品の施工の日です。今回アイアンでフルオーダーしたのは4箇所です。

 ・フェンス
 ・門扉
 ・アプローチのアーチ
 ・アプローチの階段の手すり

アイアンの施工日は、搬入即施工で、数日前にデザイナーさんから連絡がありました。

■フェンス

搬入・施工日の数日前にはフェンスの基礎工事が完了していました。

(以前はシルバープリペットの生垣でしたが、リフォームでアイアンのフェンスにします。)

このコンクリートブロック状のものにフェンスの支柱が建ちますが、数倍の広さを掘ってモルタルでガッチリ固められています。深さも地上に見えているのは半分以下でかなり深く埋め込まれます。

(これが埋め固められています。)

施工の途中の写メ。

(この後モルタルで埋めてガッチリ固めます。)

フェンスはシンプルなデザインにしました。直線部分は「ハンマー仕上げ」という凹凸を付けたデザイン。

(外からの視認性が高い方が防犯効果があることも意識しました。プライバシーはメインテラスの構造などで担保します。)

■門扉

一番こだわった門扉。その施工完了後の姿。

(高さは中央部の一番高い部分は私の背丈よりも高いです。重厚感と高級感に大満足です。)

これも数日前に基礎となる部分が深く掘られ、鉄筋の入ったモルタル基礎が準備完了していました。搬入・施工当日、支柱が固定されたところ。

(基礎部分に支柱のアンカーを打ち込みます。)

モルタルで埋めきって支柱をガッチリ固定。

(支柱の施工が終わったら門扉本体を取り付け。支柱だけでも相当の重量だったようです。関西から製造メーカーの方が搬入も兼ねて来ていましたが、いつもの施工チームと共同で作業していました。)

■アプローチのアーチ

日々上り下りするアプローチ。通るたびにワクワクするようなアイデアを様々な施工事例を見せてもらってデザイナーさんと打ち合わせをしてきましたが、最終的にアーチにしました。

(3連アーチ。固定箇所には植栽もする予定ですので、ツルバラを植えればアーチに這わせることもできます。手入れがたいへんそうなのでやらないかもしれませんが。(笑))

こちらも基礎工事がたいへんそうでした。

(施工のノウハウに感心しきりです。)

■アプローチの階段の手すり

手すりに関しては、アルミ製のメーカー既製品も選択肢として検討しましたが、フェンス・門扉・アーチとセットでいこうということに。更に年齢を重ねた時のことを考えて、階段の一番上から一番下までフルで手すりを付けました。

(まだプチプチでカバーされているので手触りは隙間からちょっと触っただけですが、全てのアイアン統一でやってもらった「ハンマー仕上げ」がいい感じです。)

デザイナーさん曰く、完全オーダーのアイアン製品の施工はかなり難易度が高いらしく、搬入していざ施工しようとすると基礎部分とずれていたりするトラブルも結構あるそうです。施工チームの腕次第ということですが、うちに来てもらっているリーダーは凄腕職人さんなので、一発オッケーで施工完了となりました。

完全オーダーのアイアン製品、清水の舞台から飛び降りて良かったです。(笑)


外構・庭のリフォーム〔アプローチ階段編(その1)〕

2023年09月23日 | リフォーム

新シリーズ、「アプローチ階段編」です。カテゴリーを細分化し過ぎて破綻しそうな気もしますが。(笑)

門扉前のスペースを最大化するために、アプローチの今の階段の最後の段(一番上の段)を埋め立てます。ここで問題になるのが、段差(1段の高さ)を変えないこと。つまりは段数を変えないように、途中で1段生み出す必要があります。メインテラスの工事がヤマ場を越えた頃、その工事が始まりました。

(階段と階段前の地面が下地として何となく整えられたような気がします。)

連休明け初日に、その1段が生み出されていました。アプローチの途中の踊り場に新しい1段が出現。

(ちょっと見づらいですが、正方形だった踊り場の対角線上に1段作られました。)

❝新階段❞を上りきって、完成後の門扉前のスペースとなる所に立って見てみました。

(モルタル乾燥中のため踏み板が渡されています。)

翌日、踏み板も取り払われ、❝新階段❞がお披露目されました。

(道路から上ってきても何の違和感もなくバッチリです。)

本日の工事終了後、階段脇に規則正しくブロックが並べられていました。

(このブロックは何になる?)

この踊り場を使って1段生み出すアイデア、着工前立会で施工チームのリーダーの職人さんがその場で提案してくれたもの。改めて感謝です。

(アプローチの階段の1段の高さを変えないことで、歳をとって階段の上り下りに気を付けないといけないようになった時の安全性も担保されました。)

ここに貼るタイルは既にガレージに搬入済みです。さすがに毎日工事で上り下りするので、ここのタイル貼りは最後の最後でしょうね。