庭エリアに打設したコンクリートを完全に乾かすために、工事の方は現在小休止中。この間、いつもの施工チームはどうやら別の現場に行っているようで、玄関周りの床面やアプローチの階段にタイルを貼る左官職人さんだけ静かに仕事をしています。
午後からのリモートワークで帰宅すると、玄関前ポーチにタイルを貼るための下地作業が終わっていました。
(板の上をそろりと歩いて家の中に入ります。(笑))
翌日、下地も乾いて、板を踏んでの玄関の出入りも慣れてきました。下地にはタイルを貼る下書きらしき❝線❞が引かれていました。
(これは「芋目地」ですね。)
確かデザイナーさんが「タイルは馬目地中心で貼ります。」という趣旨のことを言っていたことを思い出したので、作業の手戻り防止のために一応連絡しておくことにします。(芋目地・馬目地で連絡を取り合うくらい詳しくなりました。(笑))
数日ぶりに施工チームが短時間ですが、コンクリートの乾燥確認も兼ねて作業をしました。メインテラスの排水溝のための木枠の撤去。
(雨や、水を流す掃除の時の排水口となります。)
上から見るとこんな感じです。
(絶対にあった方がいい設備ですが、落葉樹の葉の掃除は欠かせませんね。(笑))
メインテラスの柱に設けた水栓のシンクの木枠も撤去され、モルタルで仕上げられていました。
(これは翌朝の状態。夜に指で表面に触れてみるとまだ湿っていましたので、ここの水栓はいましばらく使用禁止です。この水栓が使えるようになれば樹々への水やりが楽になります。)
打設したコンクリートの乾燥もOKとのことで、立入禁止も解除されました。水やりで芝生面に立ち入った後のスリッパの足跡が付くことに若干の抵抗感もありつつ(笑)、歩き回っていろいろと細部を確認してみます。メインテラスからセカンドテラスへ下りる階段。
(左官職人さんが側面も丁寧に仕上げている作業の様子を見ましたが、ほんとプロの仕事はすごいですね。)
こちらは植栽の時に一緒に設置された照明類。照明は10ヶ所くらいは付けたでしょうか、照らす樹の場所や高さによって、照明光の到達距離や拡散範囲を考慮して器具を(デザイナーさんが)選びました。
(これは一番高く広く照らすタイプ。)
メインテラスのパーゴラの支柱には可動式の器具を設置。
(必要によりメインかセカンドかどちらのテラスも照らすことができるようにしました。)
照明類はセンサー式で、暗くなると自動点灯。消灯はコントローラーでざっくりと時間帯設定ができますが、デザイナーさんのアドバイスで、照明類の設置エリアを、道路に面しているエリアと庭エリアの2ゾーンに分けて、消灯時間帯を設定し分けることができるようにしました。メインテラスの照明2ヶ所については使い勝手のいいスイッチタイプに。照明類ひとつをとっても、経験値の高いデザイナーさんの「なるほどなぁ。」と思うアドバイスでした。
工事は残すところ、タイル貼りのみ。最後の最後にメインテラスのパーゴラのシェードが取り付けられて全ての工程が終了と思われます。ということで今月中には竣工の見込みとなりました。