オオシロカラカサタケ(大白唐傘茸) ハラタケ科 かな?
質問:このキノコはすぐ近くの煤谷川河川敷斜面に生えてました。
スマホで撮って検索したらオオシロカラカサタケっと出てきました。
キノコ図鑑で見ると毒キノコ⇔こちらやそうです。どっちのキノコもそうなんでしょうか?
回答(そよかぜさん):草地だし鱗片が反り返っているので、たぶんそうだと思いますが、
きのこは上からでは似たものが多いので、 ひだの様子や色など 、裏を見ることが大切です。
オオシロカラカサタケなら、若い時は白い色をしていますが、次第に緑色を帯びてきます。
きのこの多くは同じような形をしていますから、他にもつばの有無や変色性があるかどうかなど、
いろいろ調べてみることが必要です。
毒キノコでも触れて危険なのはカエンタケくらいで、食べなければ大丈夫ですから、いろいろ調べてみてください。
散歩道のそばなんで、もういっぺん観察してきます。
いつもありがとーございます。
オオシロカラカサタケかな?の傘の内側
かなり古くなっていて傘の裏の色も本来の色がわからなくなっていますね。
柄が傘にどのようについているかや、柄の基部の様子を見ると分かるかもしれませんが、
ハラタケの仲間としておく方が良さそうですね。
すると、毒性はどうなんかなぁっと検索してみたら
★ハラタケの仲間はいわゆるマッシュルームの仲間だが、食用菌と紛らわしい毒菌や食毒不明菌もあるため同定に不安がある野外採集品をむやみに食べるのは避けたほうがよい。
っということなので、見た目、とても美味しそうなんやけど、食するのはやめときました。
ケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔 )ナス科
ケチョウセンアサガオは、他のチョウセンアサガオの種と同様、非常に有毒な アルカロイド である アトロピン 、 スコポラミン (ヒヨスチン)、および ヒヨスチアミン が含まれている。 アステカ 人はplant toloatzinと呼び、スペインによる征服以前の長い間、それらの成分の鎮痛剤としての作用を見出し、傷の 湿布 など多くの治療目的のために使用した。 多くのアメリカ原住民は、幻覚や 通過儀礼 のための幻覚剤としてこの植物を使用している。 古代において効果的な疼痛緩和のためにアルカロイドを使用する点においては、高度な有毒植物である マンドレイク 、 ベラドンナ 、 ヒヨス に非常に類似している
ケチョウセンアサガオもっと詳しくはこちら
ヨウシュヤマゴボウ (洋種山牛蒡 ) ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
【中毒症状】
果実と根に有毒成分を含み、食べると 腹痛・ 嘔吐・下痢を起こし、ついで延髄に作用し、けいれんを起こして死亡する。 皮膚に対しても刺激作用がある
【毒性成分】
フィトラッカトキシン phytolaccatoxin :フィトラッカゲニン phytolaccagenin をアグリコンとする数種の配糖体(サポニン)の混合物。主成分はフィトラッカサポニン E phytolaccasaponin E 。
有毒成分は煮沸により分解される。
【発生事例】
患者はヨウシュヤマゴボウの根を採取し、味噌漬け加工を行い、後日それを 7 名で喫食した。その後、約 2 時間経過して嘔吐症状、診察を受ける。採取した患者はキク科「ヤマボゴウ(モリアザミ)」の詳細な知識は無く、類似した名前であるヨウシュヤマゴボウが、市販されている「ヤマゴボウ」材料と誤認、食中毒に至った。
別名は アメリカヤマゴボウ 。 別名の通り 北アメリカ 原産で 明治時代 初期以降に各地で繁殖している 帰化植物 である。 高さは2m前後に達する。 熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。 この果汁は強い 染料 で、衣服や皮膚に付くとなかなか落ちない。
ブタクサ(豚草)キク科
原産地 アメリカ大陸
ブタクサは一度畑に侵入すると、その繁殖力の高さから駆除が難しい雑草です。しかし、ブタクサは作物への影響以上に人に対しての被害が問題です。群生したブタクサは大量の花粉を風にまき散らすことで、スギ花粉症に似たくしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花言葉 幸せな恋、よりを戻す
ブタクサはアレルギー性の花粉をまき散らす植物のため、不適切な花言葉と感じられるかもしれません。よく似た植物であるヨモギの花言葉が「幸福」と「夫婦の愛情」となっていることに関連していると考えられます。
へぇ~~っというようなブタクサとはブタクサ - 植物図鑑 (botanica-media.jp)⇔こちら
アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)ナス科 アメリカ原産
葉腋(茎と葉の付け根)から★穂状花序(すいじょうかじょ)を伸ばし、同じ場所から1~4個の白または薄紫色の小花を束にして咲かせます。小花は漏斗形で、先端が基部まで切れた5深裂です。花後に光沢のある球形の果実を成らせます。全草に毒があります。
★穂のような状態や形を意味する言葉
毎日の散歩道で見かけたお花たちです。要注意ばっかりを集めてみました。
可愛いお花も撮ってます、お楽しみに・・・
少し時間が経つと私たちは簡単に「時代の空気」を忘れてしまう。歴史に残るような大きな事件や転換点になったような出来事のことはときどきメディアが懐古的に報じるので「ああ、そういうこともあったな」とぼんやり思い出すこともあるが、それはしばしばメディアが共同的に作った一種の「模造記憶」だ。
「1965年、日本の若者たちはビートルズに熱狂していた」というナレーションが変な法被を着て日航機のタラップを降りて来るビートルズの画像に必ずかぶせられるが、これは端的に嘘である。私はその年15歳だったから中高生がどんな音楽を聴いていたのか覚えている。クラスの女の子たちはジャニーズや西郷輝彦を聴いていた。ビートルズの新譜を持っている生徒を探して同学年の教室を訊ねて回ってビートルズのを聴いている中学生がどれほど少ないか私は思い知った。でも、ひとたび「あの時代、人々はみな・・・であった」というような定型文が採用されると、私たちはそうやって共同化された模造記憶に倣って自分自身の実際の記憶を改変し、場合によっては消去さえする。
「時代の空気」はそのような「共同化された模造記憶」によっては簡単には濾過されない。それは「匂い」た「手触り」のようなもので、もっとプリミティブな感覚に刻み込まれているからである。視覚像や聴覚記憶はかなり簡単に改変できるけれども、鼻腔を衝いた臭気や、皮膚が触れたものについての記憶は自己都合によって改変できない。とりわけ、自分が受動的な、弱い立場で「時代の空気」を吸った(というより「吸わされた」)場合には。
ここに収録された作品の多くに共通するのは、「弱い立場」において経験された断片的な「時代の空気」が記録されているということである。ここに「弱い人間」はひとりも出てこない。物語の語り手たちは全員が幼いか、あるいは社会的弱者である。彼らは自分の生活を変えることもできないし、自分の運命を切り拓くこともできないし、まして社会のかたちを変えることなど思いもよらない。けれども、弱ければ弱いほど「時代の空気」はひりひりと忘れがたいしかたで身にしみる。弱くやわらかい皮膚の上に「時代の空気」はいとも簡単に傷を残す。それはかすり傷の場合もあるし、いつまでも傷口から血膿がにじみだす不治の傷の場合もある。収録された作品の多くはその「傷」を描いている。
マンガが特権的なメディアだった時代がかつてあった(今はもう違う)。マンガがメディアとして「特権的」だったのは、それがときには禁圧され、ときには軽んじられた「弱いジャンル」だったからである。マンガ家は彼がその職業を選んだことで自動的に「社会的弱者」に格付けされた。弱者が経験する痛みは同じことを「ふつうの人たち」が経験したときとは深さが違い、痛み方が違う。だから、マンガ家たちはふつうの人たちが「なにごともなかった」とそのままわすれてしまうような出来事をいつまでも記憶し、ふつうの人たちが「何の意味もないもの」と無視する細部をていねいに観察した。けだし弱さの特権と言うべきか。
思想家 内田 樹
猫に関してですね
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=4137
ウチに猫ちゃんがいてた時は「玉ねぎはアカンでぇ」と、教えてもらったことがありました。
ヒガンバナは根茎をつぶして粉にして水で晒して晒して晒して毒抜きして、そしてデンプンだけ採ってソレを団子にして食用にした・・・というても、飢饉や戦後の食糧難の時のことらしいです。いまはどうでしょう?
キノコにしても知らないのはどんなにおいしく見えても食さないっと言うことですね。
いつもありがとーございます。
毒キノコについてですが、これからのキノコ狩りで新聞沙汰になるのは「ツキヨタケ」です。「カキシメジ」、「クサウラベニタケ」の3っは、キノコ中毒「御三家」よばれ、食用のシイタケ、シメジ類によく似ています。タマゴテングタケ、シロタマゴテングタケは森林性の白いキノコですが、猛毒です。もちろん、赤い「カエンタケ」もそうです。
ところで、花粉症由来の植物ですが、沢山あります。ブタクサ、カモガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギなどイネ科植物が多いようです。勿論、スギ、ヒノキ、ハンノキ、オオヤシャブシなどです。
私は何十年もスギ、ヒノキの森林に出入れ、していますが、これまで一度もスギなどの花粉症になったことはありません。スギなどが悪者に報道されていますが、これは、人間個人のアレルギー体質かどうかの問題です。
ケチョウセンアサガオは江戸時代に「麻酔薬」として、使用されたそうです。
なぜ、きれいな草花に「毒」があるかについては、虫などに食べられない、新芽をだすため、受粉のためなど生存戦略として進化したとされている。
ここで、面白い話を紹介します。
(1)ヒガンバナはなぜ田んぼのあぜ道や墓地の周りに植えるか?? それは、モグラ、ネズミから農作物被害を守る、先祖の厄除け、リコリン(アルカロイド成分)の毒物効果といわれる、
(2)タマネギの水溶液/料理(硫化アリル成分)が犬、猫に中毒を起こす。チョコレートも。意外なことに「オニユリ」の生け花の水を飲ますと、中毒症状を起こすという・・・本当ですか、試す勇気がありますか!!!
おまけ→人類にとって最大の「毒物」はなんですか??
こたえ→ 私の個人的な意見ですが、「原発の核廃棄物」(プルトニユム239,ウラン235)です。これらは、原子爆弾の材料であり、最終処理の手段・方法などが今のところ見いだせないからです。