先週「父親たちの星条旗」を観た。
「硫黄島からの手紙」も観たので、硫黄島の戦線を日米両国側から知ったことになる。
これらの映画の監督はクリント・イーストウッドです。
私的には、あのマカロニ・ウエスタンのヒーロー、そして「マディソン郡の橋」でおなじみといった方がわかりやすい。
「父親たちの星条旗」で、あの硫黄島の擂鉢山のてっぺんに4人の米兵が立てる星条旗のカラクリが分かった。
米兵が硫黄島に上陸して5日目に擂鉢山は陥落したが、その後30日間、日米の激闘がつづきました。米兵の死傷者は増え続けます。
あの星条旗を掲げた4人の米兵は奮戦の末、決死の一番乗りで旗を立てた英雄というわけではなく、ぞろぞろ登っていった兵士の中から適当に選ばれてあの役をやらせられ、記念の写真に撮った。
実際にあの役にふさわしい兵士はあの中におらず、その辺にいた者が、おまえやれ、と言われてそうした。
そしてその「英雄」たちが命令で帰還し、アメリカ各地を巡回して、国債の売り出しに一役担うことになるのである。
戦争に勝つためにはお金が要るんです・・・・
美辞麗句を並べて演説をさせられる彼らの背後のポスターには国債の売り出しに「WAR LAON」との文字が目に付いた、
「英雄というものは必要がない。英雄は国家の必要から作られるものである」
と、いうのがテーマであろう。
戦争というものがいかに英雄、奮戦、愛国とかいうものと関係がないということについて私にも思い当たることがある。
父も兵隊さんとして戦地に赴いた一人であるが、軍服姿の写真は見せてもらった記憶があるけれど、どんな戦いだったとかは一切聞いていない。絶対話そうとはしなかった。
勝手にイラついてるだけで「別にぃ」って言われそう。そんな小さなことから大きな戦争に発展するかも???ヤバイ×2
隠れ巨人ファンって今でもいるかも?
得意先で 政治の話をするな
得意先で 野球の話をするな
得意先で 宗教の話は禁物
するなら 故郷の話
するなら 高校野球
するなら 酒の話
これらは今でも通用するのかな
きな臭い話は出来る限り避けて通れ 人間の信条は合っていようが間違っていようが変えられるものではない。
「相手の部長が巨人ファンとは露知らずぼろ糞にこき下ろしてしまいました。ニコニコ笑って聞いていはったんやけど、話が終る頃に、もう次から来んでもいいよ」って言われました。夫婦間の紛争だってまかり間違えば国家間の戦争になりかねない 戦争はそれほど遠い話ではなく ほん身近にあるもの。わんちゃん、こんな映画作ってくれない?
コメントありがとうございます。
小林よしのり著 「戦争論」
テーマが大きすぎて私には理解出来ないかも?
ごくごく身近なお話を中心に戦争のこと考えてみたいです
ここが考えるスタートだと思う。
先の戦がバカだったと、そして少しでも気がつけば・・・
それにしても、ようこれだけ飽きないで世界中、戦争やってられますね。
ごくごく一部の利害のために、たくさんの人々が傷ついて・・・
まず、知ることから始めましょう・・・・
もう泣くのが嫌だから逃げていました。
でも私達戦争を知っているものが口を閉ざしたら、太平洋戦争の悲惨な状況は忘れられてしまうのですよね。
戦争の無い平和な国を守るのは国民の責務だと思います。
平和を訴えてこられた長崎の市長さんの死はショックでした。
何よりも国民の命を大切に思う政治をして欲しいと願わずにはいられません。
洋画の戦争モンはちょっとセンスあるような気がします。
クリント・イーストウッドで一番ビックリは「マディソン郡・・」の時
ラストで雨にうたれるシーンがあって、彼の髪の毛がペッチャンコになってたのにはビックリしました。
老けた!!
でも、カッコ良く老けてる!!
特に、美化したような表現は嫌いです。
「愛する人のために戦う」とかね。
でもこの二つは違うような感じやね?
クリント・イーストウッドは多才ですよね~
すいぶん老けてしまったけど・・・。
「ダーティーハリー」のイメージが強いわ~