【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

世界の車窓から

2023-01-07 | デジカメ日記
1月:カナダ

バンクーバーからバンフまで、カナディアンロッキーを越えて走る豪華列車ロッキー・マウンテニア号、ドーム型の車窓からカナダ西部の雄大な風景を楽しめる。大自然の旅を心ゆくまで味わえる山越えの旅だ。

2月:スイス

アルプスの美しい風景に溶け込む駅。アルプ・グリュム駅(標高2091m)は世界遺産にも登録されたレーティッシュ鉄道ベルニナ線のほぼ中間地点にある。駅のテラスからは雄大なパリュ氷河と湖の美しい眺望が堪能できる。

3月:スウェーデン

ストックホルム西郊にある東セーデルマンランド鉄道は全長約10kmの保存鉄道。マリーフレッド駅からラゲスタ駅の間、スウェーデンの伝統建築である赤色の家の横を列車がゆっくり走り抜ける。春を待ちわびた花が咲き始める。

4月:タイ

中央に見えるのがタイ国鉄最大のフアランポーン駅(バンコク駅)。ドーム屋根が特徴の駅でタイ国内旅行の発着駅として多くの人々に親しまれてきた。1916年に竣工した歴史ある駅舎を背にGE型ディーゼル機関車が進んでいく。

5月:スペイン

バルセロナ郊外の自然公園。岩肌と新緑のコントラストが美しいモンセラット山(標高約1200m)を走る登山鉄道。モンセラットはカタルーニャ語で“ギザギザの山”という意味。山腹付近の終点駅前には黒いマリア像で有名な修道院がある。

6月:スイス

ベルニナ線ミララーゴ駅を発車するベルニナ急行。アルプスを越えてスイス南東部の絶景ルートを走る。駅周辺には、ライラックの花が一望できるテラス席もあり、ボスキアーヴォ湖周辺のハイキングの起点にもなっている。

7月:ポルトガル

穏やかな気候と美しい白壁の街並みが人気のリゾート地、ファロ。街の周囲には砂が堆積してできたラグーンと豊かな漁場が広がる。ファロ駅を出発した列車が夏の陽射しを浴びながらフォルモーザ潟沿いに進んでいく。

8月:チュニジア

首都チュニスから、サボテンの群生する乾燥地帯の涸れ川(ワジ)にかかる橋を渡り、南へ向かうチュニジア国鉄の長距離列車。この橋は二つの世界遺産、古都スースとローマ時代の円形闘技場で有名な街エル・ジェムの間にある。

9月:イギリス

古いゴシック様式の建物とモダンな内装が融合した歴史的保存建築のセント・パンクラス駅。構内に佇むユーロスターは、海底トンネルを通ってロンドンとパリ間およそ350kmを片道約2時間20分で走る。このため日帰り旅行も楽しめる。

10月:イタリア

プステリア渓谷鉄道の開通150周年を記念した特別列車。2重連の蒸気機関車が冬支度を始めるイタリア北部・南チロルを走り抜けていく。プステリア渓谷からは世界遺産ドロミーティの美しい山々を望む。

11月:イギリス

夕暮れ時のヨーク駅に停車するのはインターシティ(都市間急行列車)225用クラス91形。スコットランドのエディンバラから東海岸を走り抜けてきた。エディンバラからは列車で約2時間30分。中世の趣を残す古都ヨークへ到着した。

12月:ドイツ

雪降りしきる朝、魔女伝説のあるハルツ地方の小さな村シールケ。ハルツ狭軌鉄道の蒸気機関車がブロッケン山の急勾配に備えて蒸気を溜めている。神秘的な「Жブロッケン現象」でも有名な山。雪をかき分けその頂きを目指す。
Жブロッケン現象とは:ブロッケン現象は、霧の中に伸びた影と、周りにできる虹色の輪(ブロッケンの虹)の二現象をまとめて指している。両者とも霧の中のいたるところで起こっており、霧が見る人の間近にあるとき、奥行きと巨大さを感じる場合がある。こちら
カレンダーの写真を眺めながら
「この列車にホンマに乗って、この景色をホンマに見てみたいなあ」が、わんちゃんの家族の毎年の感想である。


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2 コメント

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里山の風さん こんばんわ~~ (わんちゃん)
2023-01-15 20:32:27
鉄オタの息子たち、特に長男は『西村京太郎トラベルミステリー』の大ファンで、時刻表を手元において視聴してます。時刻表の中のトリックが面白いそうで、列車ダイヤのトリックを見破ることを楽しんでますよ。
何年も前の再放送の場合はその年の時刻表を手元に置いて……。
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鉄旅めぐりは世界の窓を発見する(F3-18) (里山の風)
2023-01-11 17:21:47
テレビ朝日の番組に「世界の車窓から」というのがありますが、「鉄道をめぐる絶景の旅」を紹介しています。今回のブログではカレンダーの鉄道写真を紹介していて、現地を旅している気分になります。
このなかで私はユーロスターに乗った経験はあります。2008年10月中旬にパリの北駅からロンドン市内の駅まで乗りました。ドーバー海峡にある英仏の国境で(海底トンネル内)フランス語から英語のアナウンスとなり、車掌さんも交替するから、まさに「世界の窓」を実感しました。列車は日本の新幹線の方がやや大きく、優れていると感じました。
ところで、今年は鉄道150周年を迎えます。明治5年(1872年)10月14日に新橋~横浜間にイギリス製の蒸気機関車(レールもイギリス製)が最初に走りました。その後、日本の鉄道技術は国際標準のトップを走っているから、日本人は誇りとし、もっと世界に貢献・進出できると期待しています。私は鉄旅(てつたび)の写真家、中井精也さんや、呑み鉄(のみてつ)六角精児さんのテレビ番組をよく見ていますが、色々な切り口から日本の「窓」を紹介しているところが面白いと思いました。
鉄道の絶景写真のニュースですが、新潟市の鉄道写真家の亀山岳史さんが只見線(福島県会津若松駅から新潟県小出駅135km)の「冬の第一只見橋梁」の写真が国際写真コンテスト最優秀賞(IPA)を受賞されたと(昨年の10月ニュヨーク市)新聞報道がなされ、私もユーチューブなどで見たのですが、一度は現地を旅したいと思いました。
それと、日本の寝台・特急列車に乗って日本の車窓から絶景風景を発見してみたいと思いました!!!
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