≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫
シルバー健康ウォーキング
「明日のウォーキングでJR藍本集合なんやけど、福知山線に藍本ってどの辺?」
「宝塚をこえて三田のまだ向こうやわ、各停やなぁ」ナルホドそこは無人駅だった。
駅前歩いて200mばかり進むと、右側に酒滴神社(さかたれじんじゃ)という変わった名前の神社がある。
鳥居をくぐって石段を上がって行く
貞観2年(860年)疫病が大流行したとき「吾は素戔嗚尊【すさのおのみこと】なり」と名乗る童子が現れ、お告げ通りに山中に行くと、霊窟から滴り出る酒を発見、それを飲むとたちまち病気が治ったという。そこで村人は石山大明神として祀り始め、のちに酒滴神社と改め寄進したと言われる。
酒滴神社⇒こちら
みんなで山行の無事をお祈りしたあと、田んぼの中の道を歩く、真っ青な空、カンカン照り・・・
向うに見えるのが虚空蔵山かなぁ・・・
頭上で車の通行音が大きくなったのは舞鶴若狭自動車道の下をくぐったとき。
トンネルの向こうに「虚空蔵山登山道」の道標が立つ。
道標の矢印の方へ進む
近畿自然歩道の案内板
カンカン照りで汗びっしょりなのがちょっと和らいだかな雑木林の道。最初の舗装道はすぐに山道に変わる。
細い渓流に沿って登る。木の根っ子が現れ、少し傾斜がきつくなる。
やがてゴロ岩の道になるが、緑の苔に覆われた岩は油断大敵。水分を含んだ部分も多く、うっかり斜めに踏むとスリップするので一歩一歩確実に。
虚空蔵堂まで300mの道標が立っている。
石積みの階段をゆっくりと登ると、ぱぁっと広場が明るく足元見ると一面にヒメヤブランが生えていた、
一つ一つ可愛くついカメラを向けた。
風格ある虚空蔵堂。
推古天皇時代に、聖徳太子が夢のお告げによって建立し虚空蔵菩薩尊像を安置したのが起こりとされる。かつては本堂の外に毘沙門堂、薬師寺、仁王堂などの伽藍があったとされています。
この山名の由来もここにあるとされる
境内の一角に石仏と石塔
さらに別の場所には鯱瓦(しゃちほこがわら)
鯱瓦は、慶長年間に焼失した復興時にもちいられたとされており、最古と言われている姫路市の書写山圓教寺と国宝彦根城天守閣にも同形のものがある。
山頂まで残すは800m。
わんちゃんはここで、お弁当にして山頂まで行かはるメンバーを見送ることにした。ここまで来るのがやっとという。シンドかった。
17名参加の内4名がここで待機、別にしんどそうにも見えなかった方もいる「前に頂上まで行ったことあるし」との方もおられた。
虚空蔵山最高地点
丹波岩
頂上制覇のメンバーの方に戴いた写真です
山頂はちょっと見晴らしがよくなかったらしい、山頂手前の丹波岩が展望がよかったらしい、フツーここで御弁当になるんやけど、木陰が無くカンカン照りの元ではムリだったらしい、わんちゃんたちが居てた虚空蔵堂まで下りてきてお弁当となった。
くだりは元来た道を下りて行った。
登りの時には気づかなかった、お参りする前の手水舎(ちょうずしゃ)場があった。
手水舎(ちょうずしゃ)場⇒神社やお寺の参道に置かれた手洗い場のこと。
手を浸けると水は冷たく気持ちよかった。
そのまま、藍本駅まで徒歩で駅からは下狛駅までJRで一直線(途中乗り換えアリ)
【おまけ 道々撮ったお花たち】