【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

木津川 秋の花散策:2014.9.13

2014-09-22 | やましろ里山の会
  京都府下で唯一の村として頑張っている南山城村から府下で最も人口の少ない笠置まで歩き、大切にされている自然を観察しましょう。
コース:JR大河原駅集合~恋路橋~東海自然歩道~笠置 約7km
っとのお知らせをいただきました。
過去に植物観察散策、コース的にはまったく同じ ⇒こちら

イワタバコ(岩煙草)イワタバコ科



イワタバコは以前とはちょっと離れた場所に群生してました

「イワタバコに再会したんですよ、前に出会ったところには、ちょろっと葉っぱしかなくって、全然違うところで、ちょっと湿った岩肌に結構根付いてました、うれしかったです」
「たくさんあった所を覚えておいて、冬越しの様子を見るとおもしろいですよ」っと。
「冬に?ですか?会いに行く価値アリ?なんですね」

コクラン(黒蘭)ラン科 京都府:準絶滅危惧種


コクランは、小型の地生ランのひとつ。細長い棒状の偽球茎の先から紫色の地味な花を咲かせる、っと・・・花の咲く時季ではありませんでした、タイヘンに珍しいモノやそうです。

ミズタマソウ (水玉草)アカバナ科


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花は白色で先は2裂、ガクより短い、果実はほぼ球形、4条の縦の溝がある中に2個種が入っている、外側にはかぎ形に曲がった毛を密生する、熟しても裂けず、動物の体について散布される。
和名のミズタマソウは、「水玉草」の意で、白い毛の生えた球形の子房を「霧がかかった水玉」に見立てたもの。果時には花弁等も落ち、この部分が白く目立って見える。⇒wikipediaより

ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科
  

ひっつき虫のひとつである。和名は、果実が泥棒の足跡に似ると言う。奇妙に聞こえるが、牧野富太郎さんによると、古来の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ている由。

クサノオウ(草の黄、瘡ノ王 ) ケシ科


「この黄色いお花はなんという名前ですか?」
「あっ それはクサノオウ、茎を傷つけると黄色い汁が出ますよ、それで草の黄っと書きますね、この黄色い汁が皮膚病のくさ(湿疹)に効くといわれてます、それで瘡ノ王っともよばれています」っとKさんがお話してくださいました。

オオバクサフジ(大葉草藤)マメ科 京都府カテゴリー絶滅寸前種.


「オオバクサフジと言えば去年の9月にわんちゃんにつきあってもらって恭仁大橋付近のオオバクサフジ観察しましたね。今年も 行ってみましょうか?そういえばこの春に部会したとき、わんちゃん『その地区行ってみましょうか?』っとおっしゃってくださったような気がしてきました。」っとイトウチャンからメールが・・・
「オオバクサフジは加茂御藪のそばと恭仁大橋を渡ってドンどこ歩いていったところにロープを張った杭があったんで、オオバクサフジかな?っと・・・観察会のときに噂してたんよ、オオバクサフジ観察に行きましょうね。」

アレチウリ(荒れ地瓜) ウリ科


ウリ科の大型のツル植物で1年生草本。英名(burr cucumber)は、トゲのあるキュウリの意。北米原産で日本では本州以南で帰化植物として知られ、特定外来生物に指定されている。また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。⇒wikipedia

キツネノマゴ                     ガンクビソウ
 
 
オトコエシ


キンミズヒキ     タカサブロウ
 

ヒヨドリバナ


ツユクサ          チヂミザサ
 

ヤブマオ


ヤブミョウガ
 

ボタンヅル
 

ミズギボウシ          ヒヨドリジョウゴ
 

ゲンノショウコ
 

オオケタデ
 

「オオケタデは茎に毛がたくさんあります。写真では毛の存在が確認できませんが、オオケタデでしょう。」っと、教えていただきました。
『花を撮る時、葉、茎、花、などもっと詳しく撮らないといけませんよ!!わんちゃん』っとの声が聞こえてきそう・・・

ヤマジノホトトギスは確認できませんでした。


「デジタル昆虫図鑑(蛾)を一枚づつ見て最後に行き着いた・・・
緑色の翅と黄土色の細い筋で、ミドリリンガかな?」
「たぶんそうでしょう」


関西本線のJR大河原駅 10:00集合です。



JR加茂駅から乗ったのは気動車で、ワンマンカーです。
降りた大河原駅も観察会終点の笠置駅もPiTaPaもICOCAも使えません。