【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

折々の花~坐禅草を訪ねて~

2008-03-14 | 折々の花

ふと、思い出したんですよ、
10年ぐらい前やったわ、おじいちゃんとOさんとそのお友達とで坐禅草見に行ったなぁ・・・
「もう坐禅草は咲いてます??」「そうやね、今年は雪が少なかったので早く咲くかと思ったら遅くに雪が降って、今が丁度見ごろやないかしら・・・」
すぐ、Oさんにメール「坐禅草見に行かへん?明日か明々後日」すぐ返事「明日行きましょう」

バス停が「坐禅草前」と新設されていました。
バスを降りると角ごとに「坐禅草、群生地→ 」と立て看板が・・・・

バス停から5~6分歩いてちょろちょろと水が流れる湿地帯へ、
陰になるところでは雪が残ってます。

10年前に来た時とは大分と様子が違ってました。坐禅草が可愛くポコポコと顔をだしています。
遊歩道や木道も完備されてました。「坐禅草保護のためこの柵から入らないで下さい」の看板はあっちこっちに・・・

じっくり写真を撮ったり、またおしゃべりしながらそこでゆっくり過ごしました
Oさんの手作りサンドイッチをベンチでいただき、又、ジンジャーティも手作りで・・・

そうそう、この坐禅草情報をお聞きしたのがKさんです
Kさんは舅、主人つながりのお友達で、お宅の真裏が坐禅草群生地なんです・・・・
帰るときちょこっとKさんに会いまして、坐禅草情報のお礼を言いました。
「県(滋賀県)から委託されてこの地域が坐禅草の保護活動をしてるのよ」

【おまけ】
坐禅草を撮るワンポイントアドバイス
『1』
ザゼンソウのような特殊な色のものを大写しにする場合は、ホワイトバランスを自動にしないで、撮影モードをPにして、MENUボタンからホワイトバランスを、その日の天候(晴/日陰/曇)にセットするといいと思います。
それから目線。
ザゼンソウと同じ気持ちになって、ザゼンソウから仲間のザゼンソウたちを見る、またはザゼンソウの花を訪れる虫になったつもりで花を撮る、つまりフリーアングルを利用して空が入るくらいにカメラを下げて撮ってはどうでしょうか。
とにかく、いろんな設定で、いろんな構図で撮ってみてください
『2』
いちばん広角側で、群落全体の様子 空も入るように。
 ただしその場合も、主役となるザゼンソウ株をはっきり意識して全体の構図を考える


『3』
花の接写・仏炎苞と肉穂花序(にくすいかじょ)の対比
肉穂花序はたくさんの花が集まっていますが、それぞれの花は先に①メシベが伸び、次に②オシベが花粉を出し始めます。
この様子の違いはぜひ記録しておいてください。
もし温度が測れるなら、①と②で温度が違うはずで、①の方が高温になっているはずです。
『4』
主役を引き立たせるために、望遠で撮って、背景をボケさせる。
この場合も地面スレスレからのアングルが有効になります。
生け花の主、副、添えなどを参考に構図をしっかり考えて。
花を顔に例えて、前の方の空間を広く取ると、落ち着いて見えます。
主役は中央に置かず、画面を2:1位に分ける位置に置くほうが安定感のある写真になります。
『5』
雪がまだ残っているのなら、ぐっと露出を抑えて雪面の凸凹も写るようにして、その中に生えているザゼンソウもおもしろい絵になると思います。

坐禅草は花を咲かせる際に発熱する珍しい植物です。
発熱は、肉穂花序(にくすいかじょ)という部分で起こり、その温度は30度近くまで達します。そのため外気温がマイナスにまで下がっても坐禅草の肉穂花序は、発熱により25度近くに保たれています。
雪の中で頭をのぞかせているのはそのためかもしれません(ざぜん草パンフレットより)




清流に咲く「座禅草」に、「町の鳥(ひばり)」を中央に 組み合わせデザインしたものです。