旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

介護支援専門員研修改善事業の評価

2011-10-13 23:47:54 | 地域協働

本日は午後4時から7時まで表記研修向上委員会が開かれました。

知識だけであるならペーパーテストをすればOKかも知れませんが、技術や態度の評価はそうもいきません。頭の良い人が適切なケアマネジメント業務ができるとは限りません。

きょうの議論もポイントは、「専門研修において個々の課目研修に良い点が取れることが目的ではない」ということになるでしょう。

しかるべき研修を全部受けて、さあ日常業務が進歩したかという全体としての評価が大事だということです。

となると、日頃から業務のプロセスを自己評価することと、だれか先輩に客観的に評価してもらうという段階が必要になります。

介護支援専門員が実際の業務に就くときには、実務記録(たとえばケアプランのサマリー)をつくること、また研修ノートのようなものをつくっていくこと、それを職場の先輩あるいは少し広い地域での指導者とのやりとりで点検しながら成長していくことが必要でしょう。

専門員の成長のプロセスを支援する仕組みを提案していかなければならないなあ、と感じた委員会でした。