昨日は日本在宅医学会の幹事会があり、上京しました。
一般社団法人になるお祝いを7月23日にしたので、すっかりその気になって、もう幹事会でなく、理事会だろうと思って参加したら、届け出は来年3月のような話でした。あんなに苦労して書類そろえたのに。まったく誰の考えで動いているのかな?
いろいろ議論がありましたが、一番盛り上がった話題は柏市の生涯教育プログラム。
地域医療再生基金から4000万円使ったとか。
医師が6名集まったのは大成功だった、とか。不思議でしたが、計算式がぼくには理解できてませんでした。
医師一人で在宅患者は平均50名受け持つので、6名が在宅を担当するようになると300名の在宅患者が増えるのだそうです。これがすごいことらしいです。
でもでも、この6名は在宅専門になるのでしょうか? ふつうに外来をやりながら在宅医療もするとなると単純な掛け算ではないような気がします。
都市部の在宅医療は進むのでしょうが、北海道はどうでしょう。札幌、函館あたりは少しましですが、他の地域はまだまだ壁が厚いように思えます。
柏の在宅生涯教育を全国展開させるには、格段の工夫が必要でしょう。