去年ご紹介したアマリリス 夢みたい 今年もきれいに咲いてくれました |
※ カテゴリー名として使っている『花盗人』という言葉に因んだ、ちょっといい話が載っていました
倒伏の痛々しさは一目瞭然ですが、老巨木の自ら再生しようとする生命力のすごさが伝わってきます |
今年3月10日に倒伏した鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏、この ブログ でも少々触れましたが 残った根から出た新芽がその後どうなったのかと、見て来ました 5/8 撮影と少々古い写真ですが、この陽気で新芽ももっと力強く成長していることでしょう |
Kamakura |
大池と呼ばれる池越しからの薬師寺伽藍を、最初にとらえたのは入江泰吉氏の 『宵月薬師寺伽藍』 以来30年近く、この構図はすっかり西の京の定番の風景となってしまいました しかし、この度 薬師寺は平成31年(2019)まで東塔の解体修理が予定されてはおり 昨秋訪れた際には、東塔は既にすっぽりと覆いで囲われていました それがまた平城遷都1300年祭の期間中、足場や覆いは外されて外観が見えるようになりました 黄砂の影響で伽藍が霞んでいても、この機会を逃すと次に写せるのは10年後ですから たとえ どんな状態でも記念に写しておこうとシャッターを切りました 入江さんのように、もっとひいて写したかったのですが、長い年月の間には街の灯りも増え それらを避けて撮ろうとすると、ここまで寄らざるを得ませんでした |
10.05奈良旅行・NIGHT BIRD |
室生口大野駅から宇陀川沿いに7,8分、小糸枝垂れ桜で知られる大野寺の先にある萱葺き家のやまが ご主人の本業は漆塗・金箔うるし押しですが、子供の頃におばあさんが作ってくれた本当の葛きりの味を 皆さんにも知って欲しいと このお店を始めたそうです 最近では国産の本葛は少なくて中国製だったり、じゃが芋やさつま芋の澱粉を混ぜて葛きりと称するものも 売られていますが、やまがではご主人が厳選した宇陀の葛を使用しています 本葛の葛きりは出来たてが一番美味しいので注文を受けてから作るため時間は少々かかりますが 葛そのものの味を損ねないよう黒蜜ではなく和三盆の蜜でいただく、その葛きりはむっちりとして味わい深く 待っただけの甲斐は充分にある美味しさです 奈良に行くと必ず足を運ぶ 『やまが』 ここの葛きりを知って以来10年余、他の葛きりはもう食べられません |
(マウスオンあります) |
材料(2人分) | |
本葛粉 | 80g |
水 | 240cc |
蜜 | |
和三盆 | 300g |
35~40度の湯 | 500cc |
作り方 | |
① | 鍋に蜜の材料(和三盆と湯)を入れ、よく撹拌して10秒程度中火にかける 粗熱をとって冷蔵庫で冷やす |
② | ボールに本葛粉を入れ、塊を砕きながら水を加え、よく溶かしたら半量を流し缶(バットなど)に入れる |
③ | 大きめの鍋に湯を沸かし、②の流し缶を浮かべる 生地が固まりかけ表面が乾いたら流し缶ごと湯の中に沈め、全体が透き通るまで茹でる |
④ | 流し缶を引き上げ水に浸けた後、生地を剥がす |
⑤ | 生地を1cm幅に切る |
⑥ | 器に盛って水を張る 別の器に入れた蜜を添える |
10.05奈良旅行・うまいもん |
我が家では雑草として抜いてしまうトキワハゼも、こんなに密集して生えているときれいです |
庭園が非公開の頃は鹿も自由に出入りでき、母子鹿が草を食んだり、池に入ったり・・ それはそれでまた、いつまでも見ていたい、とても和やかで楽しい光景でした |
我が家のトキワハゼに比べ花が大きい・・? 後日、気になっていろいろ検索したところ どうやらトキワハゼによく似た ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)のようでした 間違った情報を掲載したことをお詫び申し上げますと共に訂正いたします |
10.05奈良旅行 |
大仏殿に向かう道すがら、フランス国旗が目にとまるフレンチカフェ ムッシュ・ペペ 前庭にはオープンカフェ(クリック)、店の奥にはサンルーム(ダブルクリック)があり 小ジャレていて・・ かと言って気取りすぎず、古都奈良の景色に馴染んでいます りんごを使ったケーキが好きな私が注文したのは、焼きリンゴのタルト りんごはもう少しシャキ感が残っている方が好きだけど、タルトが美味しかったですよ |
10.05奈良旅行・うまいもん |
昼間の喧騒は嘘のように静まり返る平城宮跡、朱雀門より先へは行かれません 会場内にいるのはガードマンばかり それでも、石井 幹子(いしいもとこ)さんが手掛けた大極殿のライトアップを撮りたくて 大極殿脇の狭い みやと通りに車を走らせると、絶好のポイントがありました 地元の皆さんはよくご存じの場所のようで自転車で乗りつけてはフェンスの隙間から 身を乗り出して写して行ってました ライトアップはもっとずっと明るいのですが、敢えてマイナス補正でぐっと暗めにしました |
10.05奈良旅行・NIGHT BIRD |
ジョギング、犬の散歩、凧上げ・・ と市民の憩いの場だった 平城宮跡 も 今年は平城遷都1300年祭メイン会場として大勢の人で賑わっています |
メイン会場マップ |
10.05奈良旅行 |
平城京守護の為に創建された 春日大社 は藤原氏の氏神としても知られています そのため藤は大切に取り扱われてきたそうです 春日大社の直会殿(なおらいでん)前には花穂が1m以上垂れ下がり地面の砂を擦るほど のびることから「砂ずりの藤」と呼ばれる藤があります この藤は樹齢約800年と古く、鎌倉時代後期に書かれた絵巻 春日権現験記 にも記されて いるそうです 藤棚の脇に毎年の穂の長さを記録した掲示板がありますが、残念ながら 最近は砂を擦るほど長く伸びてはいないようです また奈良公園周辺には野生の藤も多く、日光を求めて上へ上へと伸びているのでしょうか 頭上を見上げるとたくさんの花穂がたわわにぶら下がっています ただ、藤はマメ科なので花つきも隔年のようで私の目指した飛火野の藤は今年不作でした |
10.05奈良旅行 |