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大トリアノン・小トリアノン

2014-12-22 | フランス


李禹煥の「ヴェルサイユのアーチ」をくぐった先は、果てしなく続く庭園
これが前方だけでなく両サイドにも広がるのですから
宮殿を含む敷地面積が、「TDLとTDSを合わせた10倍」にも納得です

上の景色の手前にも、大きな「ラトナの泉水」がありますが、現在このように修復工事中です


【アポロンの泉水】

これから「アポロンの泉水」の先を右に曲がって、大トリアノン・小トリアノンへと歩いていきます

【大トリアノン】
「薔薇色の大理石と斑岩でできた小さな宮殿と快適な庭園」
ルイ14世時代には義妹の パラティーヌ王女、娘婿のシャルトル公爵、娘のブルボン公爵夫人が居住
ルイ15世の妃 マリー・レクザンスカもこの宮殿を好み、気候が良い時期に滞在していました
家具調度品は革命時に散逸してしまい、現在の調度品は、いくつかの例外を除いて第一帝政期のもので
フランス皇帝ナポレオン1世は家具調度品を入れ替え、皇后マリー・ルイーズと共にしばしば訪れました

2つの翼棟からなる城館の片側の見学を終えて、翼棟を繋ぐ回廊に出ると・・
菊の大作りと、その周辺に新宿御苑の法被を着た人や和服をまとった女性等々
次に向かう翼棟では日仏入り混じってのパーティーで、立ち入り禁止・・ 
何が何だか事態が呑み込めなかったので、帰国後 調べた結果は、こちらを クリック
環境省報道発表資料 によると、ちょうど開会式典が執り行われた日だったようです

大トリアノン(門と翼棟と回廊)

午後1時過ぎ・・

昼食はサンドイッチ

【小トリアノン】
ルイ15世の公妾、ポンパドゥール夫人のために建てられた小トリアノンですが、
宮殿が完成した時には、ポンパドゥール夫人はすでに亡くなっており
その後、ルイ16世から王妃マリー・アントワネットに贈られました
王妃にとっては宮廷の礼儀作法から逃れる親密な隠れ家であり
招待されていない人は、誰もこの場所に足を踏み入れることはできませんでした
そのわりにはそっけない写真で 、心はすでに次の場所へと飛んでおりました

【イギリス式庭園】
当時の流行は、「自然」の風景のイギリス式庭園で、マリー・アントワネットはフランス式庭園のような
花壇に閉じ込められた庭園ではなく、生きた自然を夢見ていました
左はイギリス式庭園にある「愛の殿堂」、ここでマリー・アントワネットは恋人と会っていたとか
パリでは、飾りつけもほとんど無かったハロウィンですが、こんなところで仮装集団と出会いました



マリー・アントワネットじゃないけれど、私も自然の風景の方が好きッ

次回のパリ旅行記では、ヴェルサイユ宮殿の中で一番興味があった「王妃の村里」をご案内します

※ 今回は庭園入園料なし! 前回、庭園入園料を徴収された理由は ここ をクリックしてご覧ください


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