想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

人間の性(さが)

2016年06月07日 | エッセイ

震災6年6月7日


 人間誰しも、持って生まれての性で生きているなと感じるときがある。それと、取り巻く枠組みの中で動いているなと…。今、越山会の女王といわれた佐藤 昭子さんと田中角栄の本を読んでいる最中だ。題名は「昭」著者は認知されずに生きた彼らの間にできた娘の敦子さんだ。あれだけの権勢を誇っていた彼らだったが、崩れるときも早かった。今太閤、越山会の女王と言われた時代は短く、平家でなければひとでなし、と言われた時代と似ているなとも思った。表にたった彼らの狭間で苦悩に満ちた彼女、敦子さんの翻弄された人生が浮かんで来るのだ。敦子さんのことももっと大事にできなかったのかと同情も浮かんで来る。


 やはり、人はお金では変えないものがあるなと、思わずにはいられなかた。反面、彼らにしてみれば、エネルギーを権力に向けざるを得なかった人間の性みたいなものがあったのだろう。どうしようもないものを感ずる。敦子さんに同情するが、どうしようもない。


 めげずに、どうか、前向きのとらえて強く生きていってもらうしかない。悔やんでも一日笑っても一日なら笑ってどうか生きていってほしい。酷な言葉であるが…。


 ところで、彼にとって総理になるのも必然なら、栄枯必衰も必然だっただろう。時代こそ違え、角栄も清盛も人間の生き方は根底では同じような運命なのだろう。


 平家物語は今なお、人間の機微を末永くつたえている。平家物語には今回の話とは違い、膨大な逸話が残っている。琵琶法師の語る平家物語は今なお、日本人の心のルーツにもなっている。


 さて、晩年のもと総理の凋落ぶりも、寂しいものであった。権力や金はなくなれば、そこで、おしまいなのだ。愛情や情操などとは縁遠いものだ。


 一人の命が地球と同じなら、首相も佐藤昭子さんの命もおなじである。しかし、その狭間で生きざるをえなかった娘敦子さんの命も同じだろう。


 これは、彼女の目から述べられた小説であり、彼女の目には映ったものは両親とは全然違ったものだろう。やはり政治家である前に親である視点がもっと、欲しかった。


 彼女にしてみれば、彼らに翻弄された人生のようだった。そんな権力はなくてもいい。平凡な両親に育てられていれば、もっと、愛情溢れた人生が彼女にあったかもしれない。


 大変ではあろうが、最終的には彼女自身の人生は彼女自身で切り開いてゆくしかない。紆余曲折はあったが、自分でそれを乗り越えて生きていってほしい。


 過去は消せないが、前を向いて生きるしか方法はないのだ。酷なきもするが、そうするしか解決策はない。まだ、半分しか、読んでんでないが、人生色々な人がいる。色々な生き方がある。でも、人それぞれは生まれ持った性で生きている。色々なことに翻弄されながらも前向きに生きていきたい。強い心で少しでも明るい光を見つけて前に進むしかない。二歩後退しても三歩前に進めばいい。


 また、沢山の女性に子供を産ませたもと首相の罪も、子供たちから見えれば大きなものだと思う。認知されたこと、そうでない子がいたり、可哀想である。


 しかし、人間は持って生まれた性でしか、生きてこられなかった気もしないではない。かれには、そういう生き方しかできなかったようである。


 この年になると、つくずく思う。自分の人生も過去や未来につながっているのだと言うことを…。自分だけのことでなく広くみんなの幸せも考えて行かなくては…。そのためには、まず、自分の健康が一番である。


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桃にも実が!

2016年06月06日 | 我が家の庭

震災6年6月6日



 4,5年前に植えていた桃が、最近は毎年実がつくようになりました。今年も10個前後なっています。あまり大きな実ではないのですが、どうにか、食べることができます。花もきれいですが、その上、実がなってくれるので楽しみが増えました。ただ、市販されているような味と大きさを比べると見劣りしてしまいます。でも、どうにか食べれますので、ありがたいです。


 


鈴なりになっています。



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初生り 杏(あんず)

2016年06月05日 | 我が家の庭

震災6年6月5日



 


 杏の実が初めてなりました。杏は花もきれいだし、実もおいしいので楽しみにしていましたが、今年初めて実がつきました。サクランボも今年初めて実がつき始めたし、来年は楽しみです。


 オレンジ色がかわいくておいしそうです。数年前に植えてありましたが、その根元が園芸の土置き場になっている関係上、肥料分が濃くなり過ぎて葉ばかりしげり窒素過多を心配していました。


 また、機会を見て、土置き場の移動も考えたいと思います。何せ、土地が狭いので困っています。庭にいろいろな植物を植えたいのですが、もう、いっぱいになってしまいました。


 Apricot, it was to bear fruit for the first time only one.  Cherries also It was the first time began to bear fruit and become luck fruit this year, I am looking forward to next year.


 


 


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あじさいが咲き始める!

2016年06月02日 | 我が家の庭

震災6年6月2日



 


 あじさいが咲き始めました。我が家には数種類のあじさいがあります。玄関通路の庭には大きなあじさいが3種類植わっています。また、山あじさいは小さいので、鉢植えにしてあります。これからは、梅雨を控え、出番が多くなってきます。


 合わせて、うちには65種類ぐらいのあじさいが植わっています。あじさいの葉には毒があるそうです。ようかんの下に敷いてあるあじさいの葉を食べて中毒になった人もいるようです。ご注意を!


 白いあじさいの上に広がるのが、山桜です。だんだん青くなります。



山桜です。鉢に植えていたら随分おおきくなりました。 



山あじさいがピンクに咲いています。かわいい一品です。



遠くにインパチェンスが見えます。インパチェンスは強い日差しは苦手です。



ピンクがかわいい種類です。随分前に、知り合いの人に苗をもらいました。毎年、この時期楽しんでいます。



違う種類の花菖蒲のつぼみです。



 先日咲いていた、花は二日でしおれ、今、咲いているのは二房めの花です。花菖蒲は一つの茎に二つの花が咲きます。下草にやぶこうじが見えます。秋にはかわいい赤い実をつけます。



 


 


 


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