震災6年6月30日
花菖蒲が終わり始めると、あじさいの花がきれいに咲き、その後ヤブカンゾの花が咲き始めます。朱色の花で、ずいぶんと日本的な色だなと毎年想います。神社の朱色に似ているからです。
調べてみますと、朱色は生命の躍動を現すとともに、古来災厄を防ぐ色としても重視されてきたようです。お正月の橙みかんも近い色ですね。伏見稲荷も同じような色が使われていました。
じっくりと 、この色を鑑賞してみましょう。なぜか、日本人のルーツを感じませんか。
素朴でいて華やかで奥が深い花です。名前も地味ですね。
つぼみもいっぱいついていました。これから次々咲くでしょうね。若葉も食べられるようです。来年はぬたにして食してみたいと思います。