想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

時は浮き雲ににて 詩

2017年03月30日 | 

震災7年3月30日

 庭先には色々な植物があります。一つ一つは、一時たりとも、同じ状態ではありません。時々刻々その様相は変化していってます。時とは実に不思議なものです。見る主体の私の心も時と共に変わって来ています。1秒たりとも同じ時はないのです。

 この、いつも変わっている自分を知ることが般若心経の教えかもしれないと最近思うことがよくあります。すべては変化しているのです。苦楽といえども同じなのです。静は動にもなるし無は明にもなるのです。生は死と裏腹です。生きるとは死を自覚することです。実に不思議といえば不思議です。強情だという人も時の流れと共に変わっているのです。

 こんなことを想いながら、我が家の庭を見ながら詩にしてみました。

 

 顔もたげ
  おおいと声出す
                金魚草

 

 紅い花
   大地を照らす
       灯りかな

 ぽっかぽか
   浮かれて花は
        日光浴

 色がない
   思えど白は
     カラーなり

柔らかき
  水菜のつぼみ
      春を呼ぶ

山椒の
  香り秘めたる
      若芽かな

杏の花です。今年は初めて実をつけるかな? 

今年こそ               実をつけるかな            杏花

ゆきのしたの
  上で咲く花
     やぶこうじ

シンビジュームつぼみがつきました。

小物盆栽

芍薬

赤子の手
 紅葉の若葉が
     美しい

庭梅の花

桃の花
 早く咲いてと
    声かける

挿し木して、その後、鉢に移植しました。

白菜の花

つつじの花

 

 

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郵政業界、魑魅魍魎の世界とは

2017年03月23日 | エッセイ

震災7年3月23日

 切手やはがきなど、発行の権限は日本では日本郵政が持っています。この郵便を見ていて、不思議に思うことがたくさんありましたので、述べてみたいと思います。

 なぜ、ポストはタイムリーに便利な所におかないのでしょうか?ポストはコンビニなどが増えるとそこに設置されることはあっても、それ以外ではほとんど、新しく設置されているのを見たことがありません。しかも、時代の流れが変わっても、昔から同じ場所においてあります。近くにポストがいくつもあるところもありますが、ないところは全然ありません。しかも、新興住宅ができれば、その近辺にできても良さそうですが、それも、まれです。民間なら、クロネコヤマトのように、便利な所に次々、取り置き所等が設置されることを考えると益々不思議で魑魅魍魎の世界だと思わずにいられません。

 先日、郵便料金の改定がありました。競争相手がない業界ですので、赤字になりそうになればいつでも値上げができます。葉書は52円が62円に6月1日から値上げです。民間では考えれない世界だと思います。こんな簡単に値上げができてしまうのですから、益々、魑魅魍魎の世界だと言わざるをえません。これでは益々日本郵政という会社の自助努力に水を差してしまいかねません。私はそれを憂えているのです。所得低下が言われている庶民感覚から大いにずれているとしかおもえません。

 

 先日ある郵便局に行ったときの事です。ポストがおいてありましたので、そのポストの入り口は何センチ迄の物が入りますか?とお尋ねしたのですが、返ってきた言葉が「それは、他の部署でつけたので分かりません。」でした。あきれてものが、いえませんでした。自分の局に設置されたポストぐらいどれくらいの荷物が入るか関心を持つなり事前に調べておくのが普通だと思いますが、全然それすら気がつかないのです。お客さんの為に今分からないなら、定規を持って調べて回答するのがサービスだと思うのですが、それすら、気がつかないで、「それは他の部署の物がつけたので分かりません。」という回答でした。「調べて後日ご回答致します。」と、言って欲しかった。

 郵政民営化といわれて久しい訳ですが、民活のエネルギーはどこへ?という感じで郵政も組織が変わったとはいえ、相変わらずです。

 その点、ソフトバンクやAUの競争会社のあるドコモの通信業界は様変わりしています。やはり、民活は競争の原理が働かないと変わらないのだと思います。JALも同じような運命をたどりましたね。最後は京セラの稲森和夫さんが再建を果たしました。JALは復活しました。

 

 郵便の窓口に行きますと、郵便の種類も今は色々あります。私もネット通販を少しばかり、やりましたので、お世話になっているのですが、気にかかる事がありました。郵便の種類も色々あります。通常郵便の定形、定形外始めゆうパック
nextゴルフゆうパック
nextスキーゆうパック
next空港ゆうパック
nextゆうメール
nextスマートレター
nextレターパック
nextゆうパケット
next心身障害者用ゆうメール
next聴覚障害者用ゆうパック
next点字ゆうパック

など、用途によって多々種類があります。せめて、定形外、ゆうパックなど、基本的な事ぐらいどちらが経済的か、何を利用したら利用者の為になるか位のアドバイスぐらいは誰でもしてくれてもいいなと思うのです。聞いても即答ができない人がほとんどで、これぐらいの利用方法は頭の中に詰め込んでいて欲しいと思います。私たちはそれが分からないばかりに随分損をしている気がします。そん辺のサービスに努めて欲しいです。

 クリックポストという164円で送れる安くて便利なサービスがあります。このことを聞いて何にも知らないし関心がない局員が多く、びっくりしてしまいます。郵政の研修体制はどうなっているのかと、首をかしげてしまいます。黙々と仕事をしているのはいいのですが、どうすればお客さんが喜んでいただけるのか、どこでお客さんが困っているのかの気づきが全然ないのです。これでは、民間では早晩倒産してしまいます。特殊会社として、国に守られているのであぐらをかいているとしか言いようがありません。局員誰もが、もっと、市民サービスに目覚めて欲しいです。何の為に誰の為に仕事をしているのかと言うことを…。

 以上色々書きましたが、親方日の丸でいると、誰でも、自ら気づき考える力がなくなるのだなと思います。でも、中にも立派な人もいました。それを付け加えておきます。このままでは日本郵政も危ないなと思っています。やはり、解決策としては、法律を改正して通信民営化のように既得権をすて競争原理を取り入れていかないといけないなと思いました。

 

 参考までに郵便法を掲げておきましたが、この辺がネックになっているようです。どうしようもありませんね。現行では、もっと、国民が賢くなってこれを抜本的に改正する新法を樹立するしかないようです。

 通信の世界は電気通信事業法、日本電信電話株式会社等に関する法律等がありますが、どこが違うのかこちらは随分サービスがよくなっています。通信料も下がりました。

郵便法
(昭和二十二年十二月十二日法律第百六十五号)


最終改正:平成二七年六月一二日法律第三八号

 第一章 総則

 

第一条 (この法律の目的)  この法律は、郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。
 
※どの程度が安い料金というのが、分かりにくいですね。

 

第二条 (郵便の実施)  郵便の業務は、この法律の定めるところにより、日本郵便株式会社(以下「会社」という。)が行う。

 

第三条 (郵便に関する料金)  郵便に関する料金は、郵便事業の能率的な経営の下における適正な原価を償い、かつ、適正な利潤を含むものでなければならない。

 

第四条 (事業の独占)  会社以外の者は、何人も、郵便の業務を業とし、また、会社の行う郵便の業務に従事する場合を除いて、郵便の業務に従事してはならない。ただし、会社が、契約により会社のため郵便の業務の一部を委託することを妨げない。
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春の兆し

2017年03月21日 | 我が家の庭

震災7年3月21日

庭から春を探してみました。春のサインがあちこちに出ていました。

I looked for spring from a garden. A spring signature was given to many places.

I can't wait for spring to come...
Come spring.

Spring is coming soon.

春よ来い
早く来い

つぼみ


ピンク

ほとばし出る
春の香気

春はもうすぐ
そこまで
来ている

はち切れんばかりの
エネルギーを
その先端に秘めて

次々と
開花する

カラーです。知らぬ間に庭に生えていました。今では数株に増えて来ています。

桃です。花と実の両方が楽しめます。

雪柳 ひょっこり咲いて 春が来る

さくらんぼ 真っ赤なお顔 ルビーかな

梅一輪 一輪咲きが 何ともいいな

 

庭桜 つつじと競演 あと何日

くれないに 緑と染まる つつじかな

馬酔木花 路傍の石の 上で咲く

足下で けなげに咲く花 庭桜かな

先端に エネルギー集めて 水菜かな

皐花 雑草見ては 春の声

土を破り この世に誕生 藪甘草

藪椿 咲き定まりて 花の位置

芍薬は 土より出でて 天に咲く

雪柳 ひょっこり顔で お早うさん

芝桜 そんな顔して 見つめない
      恥ずかしくなるよ 今の僕

 

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気づきの連続、野菜作り

2017年03月13日 | 家庭菜園

震災7年3月13日

 三寒四温の候となりましたが、この所、気圧配置は西高東低の寒い日が続いています。日中は温かいのですが、朝晩の冷え込みは相変わらずです。車もスタッドレスの冬用をそろそろ通常タイヤに変える時期にもなりました。ただ、実際はまだ、スタッドレスが威力を発揮する場面にはなかなかお目にかかれませんでしたが、1月に本栖湖に行ったときには、心強い味方となりました。昔はチェーンをまいたのが、懐かしく思い出されます。

 さて、菜園をやっていて数年になるのですが、大根を育ててこの時期、とうが立ち始める時期です。花のつぼみもだんだん目立つようになってきています。大根は花のつぼみができると共に、根の中に、繊維質の輪が外側にできて参ります。これが食感を著しく悪くし、とうがたった大根が敬遠される理由になります。その解消策として、気づいたのが、上の葉の部分を茎からカットして葉が出ないようにすることです。そうすることで、繊維質の成長が止まるようです。本当は3月では遅いようなので、つぼみにできない2月初旬頃から葉の部分をカットするのが、よい方法だと思うようになりました。

 そんな事を思いながら他農家の畑を見て見ますと、やっぱり先端をカットしている畑がたくさん目につきました。菜園作りはちょっとした気づきの連続だなとつくづく感じた次第です。

 何事も、対象物をよく観察することがなにより大切です。そこから、何かを得るのです。しかも、農作業は体験から得ることが大切です。なす事により学ぶというデューイの考え方の大切さが分かります。まさに気づきの連続を通して体験しながら学ぶという経験主義の本質です。他の言葉を借りれば、生活科や総合的な学習の方法と同じです。日々体験しています。

 この写真はよその畑ですが、大事なことは光合成をさせないように、葉っぱの部分をしっかり取り除く事です。私の場合はとうがたってしまった大根もその部分だけ取り除いて切り干しなどにして使っています。たかが、大根されど大根です。庶民的な大根です。ありがたい食材だと思います。葉っぱも食べられますし、根っこも食べられるのですから…。

 

 

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歳月不待人 

2017年03月13日 | 

歳月不待人  諸行無常

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

以上鴨長明の書いた方丈記より

 



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