ひとり と さみしい は
ちがうのだと 気づいた
いのちの終わりも 始まりも
確かに たったひとり
でも そのあいだを つなぐのは
無数の いのちの リレー
となりで 揺れる 小さな草
その根っこは 大地と 握手をしている
窓辺に とまった 一羽の蝶
はばたきは 遠い風の ささやき
言葉など なくても いい
同じ星の 息吹を 吸って
共に 刻を 紡いでいる
わたし以外は すべて
師であり 仲間であり 友
孤独という レンズを はずせば
世界は 優しい つながりで
満ちていた
そっと 手のひらを ひらいて
風に ふれる
わたしは もう ひとりじゃない