goo blog サービス終了のお知らせ 

想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

一人じゃない 詩

2025年08月26日 | 
ひとり と さみしい は
ちがうのだと 気づいた
いのちの終わりも 始まりも
確かに たったひとり
でも そのあいだを つなぐのは
無数の いのちの リレー

となりで 揺れる 小さな草
その根っこは 大地と 握手をしている
窓辺に とまった 一羽の蝶
はばたきは 遠い風の ささやき

言葉など なくても いい
同じ星の 息吹を 吸って
共に 刻を 紡いでいる
わたし以外は すべて
師であり 仲間であり 友

孤独という レンズを はずせば
世界は 優しい つながりで
満ちていた
そっと 手のひらを ひらいて
風に ふれる
わたしは もう ひとりじゃない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い月 詩

2025年08月20日 | 
空にぽつんと浮かぶ昼の月
夏の熱を忘れたかのように
涼しげに淋しげにただそこにいる
遠い日の記憶が蘇る

ああ貴方を見たのはきっと二度目
あの時も私は一人空を見上げていた
貴方もまた遠くから私を見ているのだろうか

視線が結び合うこの不思議な一瞬
言葉はいらない
ただ互いに見つめ合う
貴方は私私は貴方
空と私一つになる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空席のむこう 詩

2025年08月17日 | 
空席の向こう

空の椅子が 浜名湖を映す
さっきまでこの席にいた私が
遠くなる

風は涼し 水面きらめく
過ぎた時は 容赦なく流れ
セミの声

78年の重さを
湖面に浮かべ ただ見つめ
残る残暑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天空の半月 詩

2025年08月15日 | 
天空に半月浮かぶ
夏の日の朝

空を 静かに渡り
風の音も 遠くなる

私の瞳に
澄み入りて
心ひとひら 涼しくなる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同じ10グラムでも違う  詩

2025年08月11日 | 

同じ豆
同じ重さ
同じ皿の上でも
体はそれぞれ
違う物語を描く

数字だけでは
測れない命の力
それは腸の声
それは体の記憶
そして生き方の色

78年の旅路で
ようやく知った
栄養は
人と人の間に
ひそやかに違いを宿すということ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする