コロナ2年4月25日
きのう、サクランボの第1回目収穫をしました。ちょっと、ほっておくと、すぐ、野鳥に食べられてしまいますので、妻と外食に行っていても気が気でありませんでした。
折角、大事に育てていたその実が帰ってみたらすべて取りに食べられたらと、気が気でなかったので、そそくさと食事をして、我が家に戻り収穫をしました。
そしたら、案の定、そこでは、ヒヨドリがやはり実をついばんでいました。でも、まだまだ沢山の実が残っていましたので、よかったです。
それはそれで、いいのですが、心配なことは、昨年は5月7日にサクランボを収穫しましたが、今年は、ほぼ半月ほど収穫が早まっています。それだけ、温暖化が進んできた証拠です。温暖化の速度がここにきて加速度的に進んでいるのが気にかかります。
特に今年は全国的にも桜の開花も早く、気をもんでいたのですが、私たちを取り巻く基盤となる環境が急速に変化してきているのです。コロナ禍の脅威をもしのぐ勢いです。
諸行無常は社会の常とし、変化こそすべての本質と考えていましたが、こんな流ちょうなこともいっておれない現状です。このままでは、来年はもっと、温暖化が進み桜の開花も早まるのではないかと想われます。
温暖化は海水をより多く大気に蒸発させ、降雨をも爆発的に増加させます。台風もより大型化になり、早くから発達し本土を襲うようにもなります。もう、南の海上では台風2号が発生し本土を狙っています。今年の洪水の心配も半端でなくなってきました。ますます現実味を帯びるようになってきました。
私たちの住んでいるところも、そばに川があります。1級河川ですが、日本で一番川の長さが短いようです。あとは神に祈るしかありません。
幸いに私がここに引っ越して来てから30年弱になりますが、堤防が決壊したことはないので今の所、助かっていますが、いつ、大変なことが起こるかもしれません。
毎年、どこかで、洪水のニュースを聞いています。ああ、自分の所でなくてよかったと胸をなでおろしている国民が沢山いることでしょう。
日本全国どこにいても、低地や平野に住んでいる限り、このような心配が絶えないのではないかと想います。
国交省がスーパー堤防の国土強靭計画を随所で進めているのは有難いですが、予算も時間も限りがあり災害に追いついていかないのが現状です。
解決策は高台に逃れるしかありません。今後、このような住宅地は益々地価も上昇し庶民には手も届きません。国の施策にすがるしかない状態です。