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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

【医療の進歩と人間の本質】

2025年03月31日 | 健康
コロナ6年3月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 現代医療は確かに進歩しました。しかし、それは医療ケアの面での進歩であり、人間の身体そのものの本質を理解するという点では、必ずしも前進しているとは言えません。むしろ、昔の方が人間をトータルに見ていたのではないかと感じることがあります。

 特に東洋医学の考え方は、人間を全体として捉えるものです。しかし、現在の日本では、東洋医学は医師免許には含まれていません。それを考えると、私たちは改めて「人間はトータルな存在である」という視点を持つことが重要だと考えます。

 人間は自然界の一部であり、他の生物とも共存しています。この観点から見ても、人間を部分的に診るのではなく、全体を理解することが大切です。この点、中国や韓国では医師免許に含まれているようです。日本はなぜこの視点が落ちているのか?

【心と身体のつながり】

 人間には身体だけでなく、心の働きも大きく関わっています。心の在り方が全身の臓器に影響を及ぼすというのは、昔から言われてきました。西洋医学の視点では、自律神経の働きとして交感神経と副交感神経が関係していると説明されますが、もっと人の心は複雑ではないかと思います。心の持ちようが健康に大きく影響することは間違いありません。病気は病が半分、気が半分と言うんじゃないですか?

 近年の研究では、腸が脳に影響を与える「腸脳相関」という考え方も注目されています。つまり、脳だけでなく、腸の状態が私たちの思考や健康に深く関わっているということです。

【歳をとることと健康管理】

 歳をとると、すべての機能が衰えていきます。例えば、心臓に不整脈がある場合、それを循環器内科だけで診るのではなく、身体全体のバランスを考慮することが重要です。食生活や生活習慣が健康に与える影響も大きく、単に症状だけを見て対処するのではなく、根本的な原因を考えることが求められます。

 食べ物に関しては、特に現代の日本の状況に懸念を感じます。外国では禁止されている食品添加物が日本では許可されており、日本は「食品添加物大国」と言われることもあります。こうした問題も含めて、私たちは食生活を見直す必要があります。日本には医食同源という言葉もありますね。

【健康を守るために】

 健康を維持するためには、身体全体をバランスよく整える習慣が大切です。例えば、風邪をひいたとき、単にウイルスが原因と考えるのではなく、体の自然治癒力が低下しているからこそ発症したのだと捉えるべきです。

 特に血流の流れは全身の健康に関係します。血液が体の隅々までしっかり流れることで、栄養素が行き渡り、健康が保たれます。しかし、加齢とともに血流が悪くなり、必要な栄養が不足していきます。その結果、人間は最終的に寿命を迎えるわけですが、その過程でどのように健康を保つかが重要です。

 今回は気づいたことを述べましたが、結論として言いたいのは「人間は部分ではなく、全体として診るべきである」ということです。日々の生活の中で、自分の身体と心をトータルで考えながら健康を守っていきたいものです。

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庭の花でいけてみた

2025年03月31日 | 我が家の庭
庭で咲いているもので生けてみました菜の花とつるこ桜です。
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【複雑すぎる日本の税制】見えない税金と不透明な負担の実態

2025年03月30日 | エッセイ
コロナ6年3月30日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 最近日本では財務省デモが頻発しています。近年なかったことです。

 それには大きく日本の税制が影響しているのではないかと私は考えています。誰かがやらないと日本の税制はますます複雑になってしまっています。国民の目には税金がどのように使われているかわからないような状態です。税金と言う名のステルス納税がたくさんなされ、何がなんだかわからないけど、たくさん国にお金を取られるなと言う感覚だと思います。

 日本の税制は非常に複雑で、不透明な仕組みになっています。所得税や住民税といった直接税に加え、消費税などの間接税が重くのしかかるだけでなく、実質的に税金と変わらない「社会保険料」や「各種手数料」まで存在しています。

 その結果、多くの国民が「一体どれだけの税金を払っているのか」分からない状態に陥っているのです。この問題を整理すると、以下のようになります。

■ 日本の税制の問題点

① 直接税と間接税が重なる負担の大きさ
 所得税・住民税といった直接税に加え、消費税という間接税も上乗せされることで、家計の負担はますます増えています。

② 社会保険料という“隠れた税金”
 社会保険料は「保険」として扱われていますが、実質的には税金のようなものです。しかも、年々引き上げられ、可処分所得を大きく圧迫しています。

③ 省庁ごとに設定された手数料や負担金の多さ
 役所での手続きや公的サービスを利用する際、様々な名目の手数料や負担金が発生します。例えば、パスポート発行手数料や自動車関連の税金など、本来「税」とは呼ばれないものの、国民の負担になっているものが多いのです。

④ 申請しなければ適用されない控除制度
 本来、税負担を軽減するための控除制度があるにもかかわらず、多くの控除は「申請しなければ適用されない」という仕組みになっています。そのため、情報を知らない人は損をすることになります。

⑤ 家計への実質的な負担率が見えない
 所得税や住民税だけを見ても、本当の負担は分かりません。社会保険料や各種手数料を含めた「実質的な税負担率」を見える化しない限り、多くの国民は「どれだけ税金を払っているのか」を正しく認識できません。

■ 税制改革の理想形:「税の一元化」

 これらの問題を解決するためには、「税の一元化」が理想的な解決策となります。具体的には、以下のような改革が求められます。

① 一つの省庁で全ての税・負担を管理
 財務省や国税庁を拡充し、所得税・消費税・社会保険料・各種手数料を一元管理することで、透明性を高める。

② 「税」の名称で統一し、隠れた負担をなくす
 「税」として明示し、手数料や負担金という名目で徴収する隠れた課税を廃止する。

③ 控除は自動適用にする
 確定申告や手続きが不要で、すべての人に適切な控除が自動で適用されるようにする。

④ デジタル化で負担率を可視化
 個人ごとに「実質的な税負担率」を見える化し、自分がどの程度の負担をしているのか、納税者が簡単に把握できる仕組みをつくる。

■ 先進国の事例から学ぶ

 北欧諸国やエストニアなどのデジタル先進国では、税の徴収や還付が自動化され、多くの国民は確定申告すら不要です。さらに、税金の使い道が透明になっており、「自分の払った税金が何に使われているのか」を簡単に確認できるシステムが整っています。

 日本でもマイナンバー制度の導入により、こうした改革の土台はできつつあります。しかし、省庁間の縦割り行政や既得権益の壁が大きく、抜本的な改革には政治的な意思と国民の声が不可欠です。

■ 公平で透明な税制を求めるために

 税金は国を支える大切な財源ですが、不透明なままでは国民の信頼を失います。家計の負担を正しく把握し、公平で透明な税制を実現することこそ、健全な民主主義社会の基盤です。

 「どれだけ払っているのか、どこに使われているのか」を明確にするために、一人ひとりが問題意識を持ち、改革を求める声を上げていくことが大切ではないでしょうか。
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風花させてはならない、最大の薬害事件、サリドマイド

2025年03月28日 | 健康
コロナ6年3月28日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

1 はじめに
 
  サリドマイド事件は、20世紀最大の薬害事件の一つであり、多くの尊い命と未来を奪った悲劇的な出来事です。この記事では、この事件の全体像を振り返り、二度と同じ過ちを繰り返さないための教訓を共有します。

サリドマイドとは
  サリドマイドは、1950年代後半から1960年代初頭にかけて、主に妊婦の吐き気や不眠症を治療するために処方された睡眠薬・鎮静剤です。当時、画期的な薬として世界中で販売され、特に妊婦に対して安全だと広く宣伝されていました。

   しかし、この薬には恐ろしい副作用がありました。妊娠初期に服用した母親から生まれた子どもたちの多くが、重度の先天性障害に苦しむことになったのです。四肢の欠損や変形、聴覚・視覚障害など、子どもたちの人生を根本から変えてしまう結果をもたらしました。

2 事件の経緯
1. 起源と販売開始
1954年、ドイツの製薬会グリュ ネンタール社によって開発
1957年、ドイツで販売開始
1958年、日本でも販売が開始される
2. 被害の拡大
1960年代初頭、先天性障害との関連性が徐々に明らかに
1961年11月、ようやくグリュネンタール社が販売中止を発表
日本では1962年に販売中止

3 情報伝達の遅れと根本的な問題(ここが大切)

 悲劇の教訓:サリドマイド事件が私たちに伝えるもの当時の薬事行政と医薬品開発には、致命的な欠陥がありました:
厳格な臨床試験の不足
副作用情報の隠蔽
製薬会社の利益優先主義
規制当局の無責任な対応
 製薬会社は長期間にわたり、薬の危険性を隠し続け、被害の拡大を招きました。医学界や行政機関も、迅速かつ適切な対応に失敗したのです。 

4 事件がもたらした教訓

  この悲劇は、医薬品安全性に関する法規制を根本から見直すきっかけとなりました:
新薬承認プロセスの厳格化
副作用モニタリングシステムの強 化
製薬会社の透明性と説明責任の重視
被害者救済制度の確立

5 被害者の現状

  サリドマイド被害者とその家族は、今なお多くの困難に直面しています:
身体的障害による日常生活の制限
精神的トラウマ
社会的偏見との闘い
高齢化に伴う新たな健康課題 

6 おわりに

   サリドマイド事件は、科学技術の進歩と人間の倫理が常に慎重に balanceを保つ必要があることを私たちに教えてくれます。絶対風化させてはならない事です。

 私たちは過去の過ちから学び、より安全で人間中心の医療システムを構築する責任があるのです。

  一人一人が、この悲劇を風化させることなく、教訓として心に刻み続けることが大切です。
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2025/03/27

2025年03月27日 | 家庭菜園
 菜園で見たベッコウバチの砂蹴り、何のためにやっているのか不思議だな。しばらく見とれていました。長押ししてリンクを開くをタップしてください。YouTubeが見られます。
https://youtu.be/0mPTHTbzRpk?si=drfAzeta0BKaIH_J
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