想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

思いこみ

2011年09月30日 | インポート

 思いこみというものは恐ろしいなと、つくずく感じたことがあった。それは、私の玄関前のくもと、カマキリの写真である。
 最初私はこれを見て、カマキリが蜘蛛を捕獲して食べているかと思い、自然界の掟は弱肉強食の社会だなと感じていたが、今、こうして、この写真と先日あったカマキリだけが放置され死んでいたことを思い出すと、これは、カマキリが蜘蛛に襲われていた話だと改めて考え直し、思いこみは誰でも人間あるものだと恐ろしく思いました。原発の絶対こわれないという思いこみでここまで大きな惨事を産んだのだと思う。さけられない、思いこみ、これが起こらないような仕組みをいくつも作っておかないと、いけないとつくずく思いました。思いこみの誤謬とでもいっておこうか、安全は幾重に確保しておくことの大切さをカマキリと蜘蛛との事件で思い知らされました。
 災害や事故は想定外で起こるものです。

 

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万里一空

2011年09月29日 | インポート
 日本人の大関は久しぶりとのこと、「万里一空」と、いう言葉があったのは知らなかった。どこまでいっても空は一つと言うことらしいが、相撲界にはこのような口上を出世するときに述べている習慣があるようだ。私も同じような感覚だが、北海道でもここでも同じ夜空の星を見ているなかな。と、いう思いをもったことはあった。たしか、貴の花の時には「不借身命」と言っていたな。
 昔の言葉だが、効率や技術に偏っている今日において、このような普遍的な言葉が出てくると何か、ほっとするのは私だけではないだろう。もともと、人間にはこのような畏敬の念や深い情緒的なものが、生来備わっているような気がしてならない。古き時代の今の時代にあっては新しきものなのかも知れない。
 琴将菊の大関昇任は久しぶりの明るいニュースのようだ。
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からまった糸から見えてくるもの

2011年09月27日 | インポート

 糸は使っているとよくからまることがある。それを面倒だからとほっておいたり、それを放り投げたりしていないか。人生の中でも同じようなことがよくある。
  しかしである。よくよく冷静に考えてみれば、もとは1本のまっすぐな糸だったのである。少しずつ原因を考え解きほぐしていく努力を惜しまなければ、必ずもとの1本にたどり着く。最初はそれが分からないかも知れない。私はいつもそのことを思う。着実に重ねていけば、必ずやそのまっすぐな一本が見えてくる。
  困難に出会ったときはいつもこの事を思い出しては反省をすることにしている。その方向の向かって進んでいる限り、1本のまっすぐな糸はやがて見えてくる。いわゆる解決の糸口が見つかるのである。
 今すぐできること、1月で出来ること、1年、10年、1世代、世代を超えて…解決のスパンは色々あるだろう。問題は解決先のベクトルの向きである。その間、周囲の状況が変わって行く場合もあるだろう。微妙に修正しなければいけない場合もあるだろう。現在の日本や世界の進むべき道も同じような考えていくべきだろう。
 現在の日本の状況下でもそのベクトルを変えて行かなくてはならないことがたくさんある。
 ・気象の変化である。温暖化になり、ゲリラ豪雨がおおくなり、春夏が確実に   
  少なくなって来ている。
 ・原発の安全神話が完全に崩れたこと。エネルギーの生み出し方が大きく変
  変わった。
 ・日本の中流家庭が減り、日本でも貧富の差が広がった。
 ・より、高齢化、少子化により社会保障費が増え、高齢化問題がよりクローズ 
  アップされてきた。いわゆる生産人口が絶対的に不足してきた。
 ・益々、教育費が増大してきている。教育も親の財源次第である。教育費は 
  国費でまかなえるようにならないか。親の財力で子どもの将来が決まるの
  もおかしな話だ。
 ・世界は益々グローバル化し、外国人雇用が増え、国内問題も日本人だけ 
  の発想では難しくなりつつある。現にヨーロッパではその問題が大きくなっ
  ている。やがて、日本もその問題との関わりが避けて通れなくなるだろう。
 ・より、英語などの語学力が必要とされる。小学校からの英語教育の重要性
  が益々大切になる。
 ・国債発行が益々進み、国債の価値が下がり、どの国も借金大国となり、支
  払い不能に陥りつつある。現在はその方向に進行形である。やがて、政府
  はこのままだと破綻する。
 ・生まれながらにして、財を持つものと持たないものとの不合理性に国民が       
  気づき、やがて、相続税がよりアップされ、親の財産は全て国に没収され、 
  人は生まれたときには誰もが財産的には平等な土俵に立つときがやがて
  来る社会になるかも
 ・勉強ができるだけの人と、人格が陶冶された人とのギャップに気づき、教育
  とは何ぞやという課題が改めてクロースアップされる時代がやがて来る。現
  在の教育はある程度親の財力に影響されている。効率、能率、便利の世
  界で世の中が動いているので、そのことの大切さに気づいていない。やが
  て、資源有限、消費が美徳の社会が変わって行けば、時間の大切さや時  
  間をかけなければできないことの大切さに気づいて行くだろう。そうなれ
  ば、もっと、心を陶冶する問題が教育の中心になってもいい。 

  今後は以上に絞られ世界は動いていくてあろう。     

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台風被害

2011年09月26日 | インポート

 今回の台風はすごかった。私のうちでは、物置が吹っ飛んで塀を破り、隣の田んぼに落ちていた。5時に仕事が終わりうちに帰ってみてびっくり塀が物置のとばっちりで折れ曲がり、物置が田んぼに転げて落ちているではないか。こんな時は隣人の近くにいた人が協力してくれて、4人がかりで、田んぼから運び出し、家まで持ち帰った。早速それを、もう一度使おうかどうしようかと、一瞬考えたが、結局「見切り千両」と、言う言葉もある通り廃品回収の業者に引き取ってもらった。2日後に来てくれたので助かった。それから、フェンスは近くの人の紹介で信用できる業者に依頼してある。また、直径20CM位の大きな木も植えてあったが、倒木したときにお隣さんに迷惑をかけるといけないので、伐採し処分することにした。
 とんだ台風の被害だった。だけど、台風にしてみれば、被害を与えようとしてしたことではない。自然と折り合いをつけるのが私流の生き方だ。もっと、自然のことをよく知って事前に対処しなかった自分に情けない感じでいっぱいだ。自然災害に対してどう、折り合いをつけて行くかを今後考えていかなくてはならない。これを他山の石としたい。
 畑の野菜も潮風を受け、葉っぱが殆どやられた。いつも、この時期台風が来るので、この時期をさけて秋植え野菜を植えようと思う。一昨年に大根が大きな被害をうけたことを思い出した。
 私たちはいつもこの自然と一緒に生活をしているのだと、いう自覚を持たねばならないと思った。この世界人間だけ単独で生きているのではない。他の森羅万象のものと、いつも共生して生きているだ。

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映画 ライフ 地球の生態系

2011年09月12日 | インポート

 先日、映画 ライフを見ました。前々から気になっていた映画でした。やはり、みてよかったと思いました。
 地球には人間以外にすごく沢山の動物が生活しています。映画を見るといつも、感銘することがあります。為になることが、たくさんあります。
 ライフから感じたことを書いて見ます。

・命は繋いで行く必要があると言うことです。最近は基本的人権とか何とか、とかく、個人さえよければ、と、言うことがおおいのですが、人類とか子孫とかやはり自分のことばかりでなく周りとの関係も考えておかないといけないと言うことです。自分は一人ではないし、何かと繋がって生きています。そのことを強く感じました。

・力の強いものは弱いものをいたわることの大切さ。そうです。思いやりです。そのことを強く感じました。

・地球は人間だけが生きているのではありません。諸々の生物で成り立っているのです。人間だけ生き延びようたって、どっこいそうは行きません。色々な生物とのつながりの中で人間も生きているのです。生きるためには時として、他の命を奪うと言うことが自然界ではあります。鯨は小エビを食べて生きています。小エビはまた、もっと、小さい生物を食べて生きています。全ては繋がっているのです。人間もまた、魚や家畜などを肉として食べて生活しています。生きるために他人の命を奪うと言うことをやっているのですが、思ったことは、それはある意味自然界として許されるとしても、必要以上に他の命を奪ってはいけないと思いました。そのためには私たちは食べ物を粗末に扱ってはいけないし、無駄に消費してはいけないと思います。一時消費は美徳なって言葉がはやりましたが、とんでもないことです。エネルギーにしてもしかりです。今、地球上ではどうも人間が中心に動いているようですが、これもどこかで限界が来ます。今、進行形で進んでいます。どうにかしないと、自分が住んでる地球を壊すために生活しているようなものです。こんなことをしていると、自分たちの住んでいる地球が危なくなるのです。地球のことを思いやって生きていかないと、地球上の命は種として繋がっていかないという時期に来ています。エネルギーや食料を自然生態系の中で慎ましく使って行くと言うことをしないと、いずれ人類は地球と共に滅びて言ってしまいます。考えさせられる映画でした。

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