毎年紫蘇が自然に我が家に生える。紫蘇は10月頃実がなる。それが紫蘇の実である。昔、紫蘇巻きという黒(赤)味噌を紫蘇の葉でくるんだ物をよく食べたものである。その中に実が入っていて食べるとその実がカリッと音がして口の中で割れる。紫蘇はその割れるときの感触がたまらなくいい。そこで、私はここ3,4年毎年この時期になると、紫蘇の実の佃煮のようなものを作っている。
『漬け物風紫蘇の実の佃煮』
<材料>
紫蘇の実 なす キューリ ショウガ 梅干し ちりめんじゃこ
<作り方>
①紫蘇の実を熱湯消毒する。(暑い湯を紫蘇の実にかける。)
②なす、ショウガ、キューリはさいの目に細かく切る。
③なすはよく手で圧縮して水気を絞っておく。
④紫蘇の実、なす、キューリ、ショウガ、梅干しの果肉、ちりめんじゃこを一緒に入れ、よくこねる。中に、鰹節等はお好みで入れる。
あたたかい御飯にかけて頂くと、とても食が進む。おかずがないときはこれだけでも私はいいぐらい。家族にも好評である。紫蘇の実の割れる感触が何とも言えない。私の創作レシピである。するめを入れてもおいしいかも知れない。