一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

土地・建物契約時の注意

2013年06月17日 20時07分23秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
 


ミタス一級建築士事務所で設計を依頼する予定の方には、

土地探しの段階から、相談を受けて、

その土地を建築士としての視線で確認に行くだけでなく

不動産屋との重要実行説明書、契約書の確認もしています。


土地だけでなく、建売購入の場合でもそうですが、

重要事項説明書および契約書で、

融資特約の確認とその年月日の確認は、非常に重要です。



これは、その日までに、融資の承認が降りなければ

契約を白紙に戻すことができる特約です。


融資を受けられるかどうか不明のまま

高額な契約をするのは、リスクが大き過ぎます。



そのため、融資が受けられなければ

手付金も全額返済して、この契約は無かったことに

しましょう、という特約事項です。


注意すべきは、それが付いているだけでなく

その月日を頭に入れておいて下さい。



万が一、その日までに融資承認が降りなければ、

期間を延長してもらうか、解約するか

ハッキリ意思表示しなければなりません。



期間延長の申し込みは、比較的OKがもらいやすいです。

この期間が過ぎた後に、融資が降りず、契約を実行できなかったら

手付金放棄だけでは済まず、相手方が契約を履行するために

既に着手していた事項があれば、その費用の負担も必要になります。



融資特約は、もっと細かく指定することも可能で、

その必要がある場合は、重要事項説明書をもらったときに交渉するのです。



詳しくなり過ぎるので、この点の細部には触れませんが、

この期日は必ず頭に入れて、

期限を守るか

延長するか、

解約するか

を決めて意思表示することです。



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ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

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